書評☆3「スマホで波乗り株投資法: 分析不要 1日3分のトレード 7年連続プラスの驚異のメソッド」:信用売買によるリスクヘッジを併用した投資法

概要

信用売りと信用買いを併用することで,利益の固定・損失の固定を行い,リスクヘッジをかけながら,より確実に利益を出す方法を解説しています。

あまりテクニカルやファンダメンタルな分析には頼らず,取引を重ねることで利益を目指しており,手軽な印象を受けました。

参考箇所

取引を重ねて利益を目指す都合,以下の条件を満たす銘柄に絞って取引することを勧めています(p. 108-109)

  1. 倒産しにくい
  2. 出来高が大きい
  3. 信用買い・信用売りの両方が可能
  4. 値動きが大きい

例えば,著者はブリジストンの銘柄に絞って取引をしており,この他にもトヨタなど国際的な大企業であれば,これらの4の条件を満たしており,向いているとのことです。

一番印象に残っているのは,投資の練習方法です(第6章)。

過去トレードとバーチャルトレードの2通りの方法が書いてありました。手順は以下のとおりです。

  1. 投資予定の銘柄の過去5年分の終値データを用意。
  2. 終値以外のデータを削除して日付と終値が並んだ状態にする。
  3. 日付と終値以外に株数と確定利益という列を追加。
  4. 終値の列を塗りつぶす。
  5. 塗りつぶしをずらしながら,取引の判断をしたら株数欄に記入,決済したら確定利益を記入。
  6. これを10回繰り返す。2回目以降は取引の傾向を変えてやってみる。
  7. 過去トレードが終わったら,バーチャルトレードもやってみる。

過去5年分を10回も繰り返すなら,けっこう手間だと感じましたが,実際にお金が動くことを考えればこれくらいの練習は必要なのだろうと感じました。

また,株価に影響を与える指標として以下の指標についても解説していました。

  • 決算発表
  • 米国雇用統計
  • 日米金融政策
  • FOMC
  • NYダウ

まとめ

全体としては,以前読んだ「株は技術だ! 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業 (相場師朗)」(https://book.senooken.jp/post/2017/12/22/)と似ている内容でした。波乗り投資法はテクニカルな面がそこまで強くなく,取り組みやすいと感じました。

ただし,相場氏の本では,よりテクニカルな内容(キリの良い株価での圧力など)が書かれており,個人的にはこちらのほうが勉強になった気がして参考になりました。

信用売りと信用買いを併用してリスクヘッジをかけるという点では共通しており,いろんな投資法で採用されている方法は有効なのだろうと考えを深めることができてよかったです。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/02/13/

書評:50万円の元手を月収50万円に変える不動産投資法

☆3:ボロ屋リノベーション+チーム戦

築古物件を50-200万円の安値で購入し,DIYによるリノベーションで高利回りの賃貸物件を実現する不動産投資術について書かれている。

この方法は人を選ぶ方法だと感じた。まず,著者がかなり行動力のある人であり,特殊な経歴の持ち主。他の人にも実現できるような内容ではないと感じた。

仕事がきついなか,限られた余暇を使って物件を仕入れて自分でDIYを行うのは,相当な労力がかかる。これを実行するのは相当の覚悟が必要だなと感じた。

参考箇所

この本の方法では以下の手順で物件購入を進めていく(p. 99-101)。

  1. 現金150万円で1棟目の物件を購入してリフォーム
  2. ローンで2棟目の物件を購入
  3. 物件を一つ売却して手持ち資金を用意
  4. こぶり(4戸程度)のアパートを購入
  5. 大き目(12戸程度)のアパートを購入

個数を増やすことで不動産事業として確定申告できるようになり,税制上の優遇を狙っていく。

不動産投資の参考になった書籍として以下の本を挙げていた(p. 112)。気になったので読んでみたいと思った。

  • <不動産営業マンが教える>はじめての家の買い方
  • ボロ物件でも高利回り激安アパート経営 入居率95 %を誇る非常識なノウハウ
  • 知識ゼロでも大丈夫!基礎から応用までを体系的に学べる!不動産投資の学校[入門編]「お金持ち大家さんになりたい!」と思ったら必ず読む本
  • 学生でもできた!逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家

物件探しに使えるサイトとして以下を挙げていた(p. 120)。

  • 建美家
  • 楽待
  • HOME'S
  • アットホーム
  • Yahoo!不動産
  • ニフティ不動産
  • 三井のリハウス

まとめ

物件選びとしては,価格を重視して,後はリフォーム後に借り手がつくかどうかを念頭において物件を選ぶとのことだ。
ボロ屋をリフォームすれば少ない元手で不動産投資を始めることができ,高い利回りを実現できるのは確かなこと。一つの方法論として参考になった。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/02/08/

書評:エンジニアのためのWordPress開発入門

☆3:WordPressの人気プラグインと全体像がわかりやすい

CMSのWordPressの開発に必要な情報を解説している。
書名にあるとおり,エンジニア向けの本だ。PHPができて,かつWordPressをある程度触ったことがある人に向けた内容になっている。

どちらもこれから始めようかと考えているくらいで経験はほぼないので,現時点では込み入った内容(主に第5章以降)はあまり理解できなかった。しかし,それでもいくつか有益な情報を得られた。

有益だったのは大きく2点。

1 人気のプラグイン

WordPressでの開発ではプラグインを活用することが,手短に目的を実現する上で重要と説明しており,第4章でプラグインについて解説してある。その中で,WordPressにおいて人気なプラグインをいくつも紹介していた。具体的には以下のプラグインが特に自分にとって便利そうだと感じた。

  • Contact Form 7
  • Super Socializer
  • WP Total Hacks

2 WordPressの全体像

WordPressがどういう構成でどういう順番で動作しているのかは今後カスタマイズしていくうえでは重要な情報だ。
p. 135 (http://warna.info/archives/279)でWordPressの実行シーケンス図があり,わかりやすかった。また,p. 155にはテンプレート階層図があった。

その他,以下の事柄について記載されていて参考になった。

まとめ

エンジニア向けにWordPressの仕組みや有益なプラグインについて解説してあった。
ある程度できる人向けの内容になっているので,PHPとWordPressを触り始めて2年目くらいから手に取ると調度良いと感じた。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/01/16/

書評:会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業

☆3:朝晩30分でも運営できる体制意識が大事

同じ著者の「働きながらリスクゼロで小さく稼ぐ 朝晩30分好きなことで起業する」と基本的に内容は同じだった。しかし,こちらより具体的な内容があった。

一番印象に残ったのは,朝晩30分でも運営できるような体制の業務を行うということ。これができないと,副業として継続するのが難しいから。

朝晩30分でできるような内容だと,メールのチェックや在庫確認,問い合わせの対応など。また,全て自分一人でやるのではなく,場合によってはアウトソーシングを活用することも視野に入れる必要があるとのこと。

始める内容としては,自分が困ってたけれど,それを解決できたことがやりやすいとのこと。

まとめ

まずは自分のホームページやブログを用意して,こうした情報発信から初めて見るのが手軽で良さそう。

ただ,前著と同じで具体的な内容は欠けているので,起業のやり方の一つの方法論として参考にするのが良いと感じた。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/01/13/

書評:働きながらリスクゼロで小さく稼ぐ 朝晩30分好きなことで起業する

☆2:この本自体が情報商材みたいなものかも

漠然と将来に不安を抱えて生きる人々に対して,身近にできるスモールビジネスを通して起業を勧めている。

大きく3段構成になっていると感じた。

  1. 起業をするということ
  2. 自分の好きを見つけること
  3. 起業してやっていくコツ

起業するというと,かなりすごい人のような印象を持つかもしれない。しかし,実はそうではなく,会社などで身につけた他の人よりちょっとできることを活かした身の回りの小さなことから始めることができるとのこと。

そのためには,自分が好きなこと向いていることを振り返ることが大事だと書いてあある。今まで過ごしてきたことを振り返り,何が好きで何が嫌いか,どういうことに夢中になっていたかを把握することが必要だそう。

そして,起業してやっていくには,自分が好きなことではなく相手が何を求めるのかということを意識する必要がある。たとえば,ブログで日々の活動を記すにしても,自分本位ではなく,他の人にとって有益になるように心がけることが大事だ。

最初のほうで,起業をしていくうえでのスタイルの分類をいくつか紹介していた。その中で,情報商材を扱うものは自分の知識を活かせて,リスクなないのでオススメとあったのが印象的だった。まさにこの本がその情報商材なのではないかと感じた。

まとめ

なんというか,比較的一般的な内容が多くて,あまり具体的な内容はない。読みやすくて1日の通勤時間の往復でさらっと読み終わった。あまり読んでためになった感じはしなかった。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/01/12/

書評:一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 大学教授が考えた 本気で「株」で1億円!

☆4:過去の株価推移に基づいた成功のセオリー

会計学博士でもある著者が会計学の理論を応用して編み出した株式投資方法について簡単に説明してあある。
一般の人が読むことを想定しているのか,基本的な指標についても丁寧に説明していて分かりやすかった。

大きく以下の3構成となっている。

  1. 株式投資の基本
  2. Prof.サカキ式投資法
  3. 投資法の検証・応用

決算書の見方や株式投資において重要な各種指標がどういう意味なのか?どこが大事なのかなど,丁寧にわかりやすく解説されており,初心者に優しいと感じた。

中盤から後半にかけて,この本のメインとなる「Prof.サカキ式投資法」について解説されている。この投資法は,財務体制の良好な大企業をターゲットに,株価の浮き沈みを睨みながら,買い時になったら買い占めるという方法だ。

まとめ

具体的な買いのタイミングや売りのタイミング,量などを解説しており,この通りにやればうまくできそうと感じた。

手法やなぜこうするのかというところを,過去の株価の推移などからデータを元に定量的に説明しており,説得力が高いと感じた。さすが大学教授。2010年出版ともう古くなってきているが,中身は現在でも有効と思った。

手元に一冊おいてまた参照したいと思える良い書籍だった。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/01/09/

書評:金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする超副業術

☆3:不動産投資をベースにした脱サラ方法

著者の経歴を元にサラリーマンを副業にするための,副業術について解説してある。
内容は大きく3部に構成されていると感じた。

  1. 副業のススメ
  2. 脱サラリーマンロードマップ
  3. 著者や経験者の事例

1.では副業を始める理由や,始めるにあたって注意すべきことなどが書いてあった。ここで特に印象的だったのは,個人事業主になることで普段の出費も税金控除の対象にできるということ。

2.では具体的にどういう流れで脱サラを行うかということが書いてあった。何らかの副業で年収100万円程度を稼ぎ,それを元手に不動産投資を行っていくというのが主な内容だったと思う。特に不動産投資についてどういう物件を狙うのかや,お金のやりくり方法などが書いてあった。

3.では著者や他の人がどういう経歴で脱サラを実現したかが書いてある。
3.の著者の経歴を読めばわかるが,この著者はいわゆる意識高い系の人で単純に能力が高い人だ。会社での地位も持っており,役職の高い人だ。普通の人が真似できるような感じではないと感じた。

肝心の副業100選だが,さらっと書いてあるくらいで,本当にただのカタログという感じでおまけな感じだった。
ここはあまり印象に残らなかった。

まとめ

個人的には不動産投資の部分が印象に残った。金額は大きくリスクはあるが,やる価値はあるかなと感じた。
すらすら読めるので一つのやり方として参考になった。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/01/07/

書評☆4 株は技術だ! | 勝ち続けるための空売りリスクヘッジ

概要

  • 書名: 株は技術だ!
  • 副題: 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業
  • 著者: 相場 師朗
  • 出版日: 2016-07-08
  • 読了日: 2017-12-22
  • 評価: ☆4
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2017/12/22/

評価

チャートの動きでトレードを分析するテクニカル分析に特化した本となっている。用語をきちんと解説しており,初心者にも配慮していた。

内容としては,大きく以下の3部構成となっていた。

  1. 株価の流れの読み方
  2. 建て玉のやり方
  3. 実チャートの考察

結論

勝ち続けるためには,建て玉や空売りによるリスクヘッジが大事だという趣旨が多くかかれており納得した。内容がどれも実践的でとてもよかった。

きっちりセオリー通りにやれば確かに負けにくくすることはできそうだと感じた。手元においておきたいと思える良い本だった。

(読んだ)書籍の管理サイト『ブクログ』

 まもなく卒業するということで、大学のパソコンのアカウントが消され、保存していたデータも消えるのでデータを保存しにこの間学校へ行った。いろいろと見ていたら、大学の図書館では紀要という名目で一般教養科などの先生方の論文や調査の発表が掲載されていた。また、図書館のページをよく見ていたらなにやら昨年の秋から『ブクログ』というサイトに学校として登録して、蔵書のレビューなどを読めるようにしていた。

 前から学校で図書を借りる時他人のレビューが読めたら参考になって面白いと思っていた。実際にそういう風な試みがあったようで驚いた。気になっていたので家に帰ってから調べた。

 ネットで書籍を管理するサイトらしい。読書管理サービスというらしい。web本棚サービスとも呼ばれているようだ。同様なサイトに『読書メーター』や『メディアマーカー』といったサービスがある。

主要なものとして『ブクログ』と『読書メーター』がある。
次のサイトでこの二つの比較がされていて参考になる。
http://d.hatena.ne.jp/Gespenst177/20100604/1275634924

ネットでいろいろとみている限り、個人的には『ブクログ』の方がわかりやすくて使いやすそうな印象だった。
そこで自分もこのサービスを利用してみることにした。一番の理由は出身大学の図書館が利用していたところだ。
自分の関連しているところと関わりがある方がなんとなく信頼できる。

昔読んだ本のレビューや、自分がどれくら本を読んだかなどがわかってよい。とくに、小学生の頃とかに読んだ本を思い返して他人のレビューを読むのが面白い。アマゾンに乗っていれば検索OKみたいで学校のテキストとして使った『やさしい放射線とアイソトープ』という本もヒットした。当然あまりレビューはなかったけれど(苦笑)。

なかなか面白いので今後もしばらく使ってみようと思う。