書評:いちばんわかりやすい確定申告の書き方平成29年3月15日締切分

☆3:細かいことまで書いてある

確定申告する方法や注意点などが書かれている。カラフルで図解もふんだんにあってわかりやすい。
この本で驚いたのは,他の本では書いていない細かい内容が書かれていたところだ。

例えば,p. 042に記載されているが,会社員やサラリーマンであっても必要経費として認められる項目がある。業務に必要な,転居費,研修費,資格取得費,図書費,衣服費,交際費など。会社からの承認が必要なので若干ハードルは高いが,これは初耳だった。

まとめ

確定申告が必要な人,どういう点に注意すればお得になるかなどが書かれている。毎年出版されているようだが,内容はそんなに違いないので,古くても良いので1冊手元においておくと参考になると感じた。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/04/16/

書評:1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

☆2:上級者向け株式投資法

新高値ブレイク投資術という株式投資法を解説しています。

過去1年の最高値を更新する場合,価格の上下幅のボックスが次の段階に移行する変革期であるので,そのタイミングで購入するという方法です。
mixiやガンホーなどスマホゲームで株価が急高騰した銘柄などが例です。

爆発力はあるとは思いますが,この投資法は以下2点の理由から難易度が高いと感じました。

  1. 急高騰する銘柄の監視が必要
  2. 値段の上下が激しい

買いのタイミングや売りのタイミングの見極めが難しく,株式投資への知識,調査がかなり必要と感じました。
株探を利用すれば,そのような銘柄の確認は簡単だと書いてありますが,やはりリスクは大きいと感じました。

参考箇所

p. 060: 株式投資で儲けるための最大のコツ

新高値銘柄は、プロ野球選手になる可能性のある逸材を発掘するようなものです。
ところで、ここでいう「新高値」とは、おおよそ過去1年程度で見た場合の高値を指しています。
新高値銘柄に注目する理由は、一言でいうと、その会社になにか大きな変化が起こっている可能性があるからです。

p. 091: 新高値更新銘柄探しは「株探」が便利

まず新高値銘柄を探さなければなりません。
私のお勧めは、無料で利用できる有望株発掘サイト「株探 (http://kabutan.jp)」です。

まとめ

読みやすく,分かりやすかったです。この投資法の理論もわかりますし,爆発力があるのもわかりました。
しかし,やはりリスクや難易度が高いと感じました。売るタイミングもあり,決算時期などはかなり神経を尖らせる必要があり,強いメンタルが必要そうです。

個人的には信用売と信用買いを活用してリスクヘッジをとった投資のほうが安定していると感じました。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/03/09/

書評:平成29年申告用あなたの確定申告

☆3:平成29年の確定申告のポイントがまとまっている

確定申告の書き方がまとまっています。確定申告が必要な人,したほうがいい人のケースごとに記載例があり,注意すべき点なども書かれており参考になると感じました。

まとめ

毎年出版されているようです。年によっては税制などに変更があったりしますが,普通に使う分には多少古くなっても大丈夫だと思います。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/02/18/

書評☆3「スマホで波乗り株投資法: 分析不要 1日3分のトレード 7年連続プラスの驚異のメソッド」:信用売買によるリスクヘッジを併用した投資法

概要

信用売りと信用買いを併用することで,利益の固定・損失の固定を行い,リスクヘッジをかけながら,より確実に利益を出す方法を解説しています。

あまりテクニカルやファンダメンタルな分析には頼らず,取引を重ねることで利益を目指しており,手軽な印象を受けました。

参考箇所

取引を重ねて利益を目指す都合,以下の条件を満たす銘柄に絞って取引することを勧めています(p. 108-109)

  1. 倒産しにくい
  2. 出来高が大きい
  3. 信用買い・信用売りの両方が可能
  4. 値動きが大きい

例えば,著者はブリジストンの銘柄に絞って取引をしており,この他にもトヨタなど国際的な大企業であれば,これらの4の条件を満たしており,向いているとのことです。

一番印象に残っているのは,投資の練習方法です(第6章)。

過去トレードとバーチャルトレードの2通りの方法が書いてありました。手順は以下のとおりです。

  1. 投資予定の銘柄の過去5年分の終値データを用意。
  2. 終値以外のデータを削除して日付と終値が並んだ状態にする。
  3. 日付と終値以外に株数と確定利益という列を追加。
  4. 終値の列を塗りつぶす。
  5. 塗りつぶしをずらしながら,取引の判断をしたら株数欄に記入,決済したら確定利益を記入。
  6. これを10回繰り返す。2回目以降は取引の傾向を変えてやってみる。
  7. 過去トレードが終わったら,バーチャルトレードもやってみる。

過去5年分を10回も繰り返すなら,けっこう手間だと感じましたが,実際にお金が動くことを考えればこれくらいの練習は必要なのだろうと感じました。

また,株価に影響を与える指標として以下の指標についても解説していました。

  • 決算発表
  • 米国雇用統計
  • 日米金融政策
  • FOMC
  • NYダウ

まとめ

全体としては,以前読んだ「株は技術だ! 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業 (相場師朗)」(https://book.senooken.jp/post/2017/12/22/)と似ている内容でした。波乗り投資法はテクニカルな面がそこまで強くなく,取り組みやすいと感じました。

ただし,相場氏の本では,よりテクニカルな内容(キリの良い株価での圧力など)が書かれており,個人的にはこちらのほうが勉強になった気がして参考になりました。

信用売りと信用買いを併用してリスクヘッジをかけるという点では共通しており,いろんな投資法で採用されている方法は有効なのだろうと考えを深めることができてよかったです。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/02/13/

書評:一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 大学教授が考えた 本気で「株」で1億円!

☆4:過去の株価推移に基づいた成功のセオリー

会計学博士でもある著者が会計学の理論を応用して編み出した株式投資方法について簡単に説明してあある。
一般の人が読むことを想定しているのか,基本的な指標についても丁寧に説明していて分かりやすかった。

大きく以下の3構成となっている。

  1. 株式投資の基本
  2. Prof.サカキ式投資法
  3. 投資法の検証・応用

決算書の見方や株式投資において重要な各種指標がどういう意味なのか?どこが大事なのかなど,丁寧にわかりやすく解説されており,初心者に優しいと感じた。

中盤から後半にかけて,この本のメインとなる「Prof.サカキ式投資法」について解説されている。この投資法は,財務体制の良好な大企業をターゲットに,株価の浮き沈みを睨みながら,買い時になったら買い占めるという方法だ。

まとめ

具体的な買いのタイミングや売りのタイミング,量などを解説しており,この通りにやればうまくできそうと感じた。

手法やなぜこうするのかというところを,過去の株価の推移などからデータを元に定量的に説明しており,説得力が高いと感じた。さすが大学教授。2010年出版ともう古くなってきているが,中身は現在でも有効と思った。

手元に一冊おいてまた参照したいと思える良い書籍だった。

パーマリンク:https://book.senooken.jp/post/2018/01/09/

書評☆4 株は技術だ! | 勝ち続けるための空売りリスクヘッジ

概要

  • 書名: 株は技術だ!
  • 副題: 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業
  • 著者: 相場 師朗
  • 出版日: 2016-07-08
  • 読了日: 2017-12-22
  • 評価: ☆4
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2017/12/22/

評価

チャートの動きでトレードを分析するテクニカル分析に特化した本となっている。用語をきちんと解説しており,初心者にも配慮していた。

内容としては,大きく以下の3部構成となっていた。

  1. 株価の流れの読み方
  2. 建て玉のやり方
  3. 実チャートの考察

結論

勝ち続けるためには,建て玉や空売りによるリスクヘッジが大事だという趣旨が多くかかれており納得した。内容がどれも実践的でとてもよかった。

きっちりセオリー通りにやれば確かに負けにくくすることはできそうだと感じた。手元においておきたいと思える良い本だった。