概要
電子回路に登場する抵抗・コンデンサー・コイルの仕組みを解説している。
比較的わかりやすくまとめられており,なんとなくわかった気になる。
ただし,個人的に意味がよくわからなかったコンデンサーの有用性がよくわからなかった。
この本のおかげで,電池は化学反応を利用して蓄電しているが,コンデンサーは電気的な性質を利用して蓄電しているという大きな違いがわかった。ただ,単に蓄電するならば電池でいいのではないかという疑問が湧いた。
この本ではコンデンサーがどういうところで活用されており,何がどう便利なのかちゃんと解説していなかった。そこが物足りなかった。
このシリーズでは同じなのだが,巻末に電子工作が付いている。あくまで仕組みを理解したいだけなので,電子工作は載せずに,もっと仕組みや有用性・重要性を解説してほしかった。
結論
電子回路に登場する抵抗・コンデンサー・コイルの仕組みがまとめられていた。
なんとなく仕組みを把握するには良かった。ただし,細かいことなどは物足りないので,後で専門書にあたる必要があるだろう。
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