書評☆3: Google Maps APIプログラミング入門 改訂2版 | Google Maps APIを超ボリュームで詳説

概要

  • 書名: Google Maps APIプログラミング入門 改訂2版
  • 副題:
  • 著者: 勝又 雅史
  • 出版日: 2012-12-04
  • 読了日: 2020-02-07 Fri
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/02/16/

評価

Web APIの教材を漁っていて読んだ1冊だ。

書名どおり,Google Masp APIを解説している。全編がJavaScriptによるものとなっており,機能の説明とサンプルコードが掲載されており,詳しい。また,全体的に量が多く,ページ数も500ページ超えと分厚さに圧倒される。

ただ,あくまでAPIの使い方に終始しており,どう使えば便利かなど実際のアプリケーションのところは自分で考えないといけない。

Google Mapsを使って地理情報を使った何かをしたい場合に役立つと思った。文量が多く,細かいところまでは現時点では興味なかったので軽く読み流して終わった。

結論

Google Maps APIについて詳しく書かれている本だった。

Google Mapsを使って何かやりたい場合にまた読みたいと思った。

書評☆3: OpenSocial入門 | SNSブーム直前に出版された歴史資料

概要

  • 書名: OpenSocial入門
  • 副題: ソーシャルアプリケーションの実践開発
  • 著者: 田中 洋一郎
  • 出版日: 2009-01-25
  • 読了日: 2020-02-07 Fri
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/02/09/

評価

Web APIの勉強資料を探していて読んだ1冊だ。

2007年11月にソーシャルアプリケーションプラットフォームの標準仕様として,Googleにより策定されたOpenSocialの入門書となっている。

OpenSocialとはから,開発例まで解説されており,入門として悪くない本だった。

2008年頃は日本でSNSブームの直前あたりで,当時は疎かったため,このような標準仕様の存在を知らず,GNU socialやMastodonなどの後の分散SNSの源流に関わるようなテーマで興味深かった。

ただ,第3章で「OpenSocialアプリケーションの開発には,OpenSocialに対応したSNSが必要になります。」との記載を見かけた時点で読む気が失せてしまった。せっかく自分で作ったり運営するのに,誰かに依存するというのが残念だった。

その他にも,だいたい2009年ごろで情報が途切れており,その後あまり普及しなかったことがいまいちだ。

結論

分散SNSの源流にも関わるようなSNSブーム直前に策定されたOpenSocialの入門書だった。

残念ながら,OpenSocial自体がその後普及しなかったため,書籍の内容自体は悪くないものの,相対的に本書の価値も下がってしまった。

SNSの隆盛の文献として参照することになるだろう。

書評☆3: Web API マッシュアップブック | 情報が古いものの多数のWeb APIの利用手順を掲載

概要

  • 書名: Web API マッシュアップブック
  • 副題:
  • 著者: 関 正秀 and 加藤 貴之 and まえだ ひさこ
  • 出版日: 2006-10-31
  • 読了日: 2020-01-24 Fri
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/01/28/

評価

Web APIについて勉強していて読んだ1冊だ。

当時の既存Web APIとその利用手順を多数紹介し,それらを組み合わせたマッシュアップサイトの作成方法を解説している。

扱っているWeb APIは以下の7種類程度と数が多い。

  1. Amazon Webサービス
  2. Google AJAX Search API
  3. Google Maps API
  4. Yahoo! JAPN Webサービス
  5. Flickr API
  6. YouTube API
  7. はてなウェブサービス

簡単なアクセス方法とパラメーターの説明をそれぞれに対して行っている。サンプルコードはJavaScript, PHP, Perlを使っている。

第1章でWeb APIについて簡単に説明しているが,HTTPについての基礎を前提にしていた。RESTについても簡単にしか説明しておらず,別で知っておく必要がある。

また,最後の第4章では集大成として,紀行ブラウザを作成するのだが,これが少々難易度が高い。地図とブログを連動させるようなものなのだが,GISを使うということで,緯度経度の情報が必要であり,単純にシステムが少々複雑すぎて,自分には理解できなかった。

Web中級者に入るところの人が読むと役に立つかもしれない。

ただし,致命的なのは出版が2006年と15年も前であり,使われているAPIや情報が古くなりすぎてしまっているところだ。さすがにそれだけ経てば,紹介されているWeb APIも更新されていて,現在の内容が通用しないだろう。

現在はデータ受け渡しにはJSONが主流だが,当時はXMLが主流であり,その前提で解説がある。現在の内容で更新されていたら評価が位置段階上がっていた。

結論

多数のWeb APIの利用手順と,それらを組み合わせたマッシュアップサイトの作り方まで解説していた。

HTTPやREST,プログラミング言語の基礎を前提としており,Web技術者2年目くらいに読むと役に立ちそうだった。

致命的なのは,情報が2006年と古すぎるのが残念だ。最新の情報だったら評価が1段階上がっていた。

書評☆3: Software Design 2018年3月号 | Web APIの利用と開発の特集は取っ掛かりに悪くない

概要

  • 書名: Software Design 2018年3月号
  • 副題:
  • 著者: 技術評論社
  • 出版日: 2018-03-18
  • 読了日: 2020-01-19 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/01/21/

評価

Web APIについて勉強しており,今号はWeb APIの特集があったため興味を持って読んだ。他にはKubernetesやGPUサーバーでのディープラーニング,ARKitとUnityで作るiPhone ARアプリ集中特講などが掲載されていた。

肝心のWeb APIの特集はp. 18-62の約40ページに渡り掲載されている。以下の4章構成になっていた。

  1. GitHub APIの使用
  2. 暗号通貨APIの開発
  3. TwilioのAPIの使用
  4. エンタープライズでのAPI利用例

肝心の内容だが,1のGitHub APIを活用したもののみ自分の知識で理解できた。残りは少々レベルが高くてあまり理解できなかった。

残念だったのは3のTwilioを使った記事だ。そもそもTwilioが有料のAPIであり,トライアル期間があったとしても使うハードルが少々高い。著者の宣伝を兼ねていると思うが,こうした読者に不利な例を出さないでほしいと感じた。

1のGitHub APIの記事はWebブラウザーで選択文字列をGistに保存するブックマークレットの開発を通してAPIになれるという内容だった。JavaScriptを使ったもので,ブックマークレットにするとブラウザーの拡張機能の用に使えるのでいいなと思った。

APIを使う上で調査が必要な内容,利用の手順などが書いてあり勉強になった。

引用

1のGitHub APIを使ったサンプルコードがJSFiddleで公開されている。この他,最後のブックマークレットに変換するサービスとして「WDF – Software: ブックマークレット作成スクリプト」が紹介されていた。

結論

Web API特集を目当てに読んだ号だった。

肝心の特集は少々自分には難易度が高い内容が多く,最初の章だけ参考になりそうだった。しかし,この部分だけでもAPI利用時の流れや実際の使用例が解説されており,勉強になった。

Web APIの利用を学ぶ本はなかなかないので,少しずつ学んでいきたい。

書評☆2: 新着雑誌記事速報から始めてみよう | Google AJAX Feed APIを使ったRSS APIを活用した図書館サービスの紹介

概要

  • 書名: 新着雑誌記事速報から始めてみよう
  • 副題: RSS・APIを活用した図書館サービス
  • 著者: 牧野 雄二 and 川嶋 斉
  • 出版日: 2012-12-10
  • 読了日: 2020-01-19 Sun
  • 評価: ☆2
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/01/20/

評価

Web APIの使い方を学ぶための調査中に読んだ1冊だ。

図書館職員である著者が作成したRSS APIを活用した図書館サービスを紹介している。

Google AJAX Feed APIをJavaScriptを使って単一HTMLで完結するRSSサービスのサンプルを元に,中身を書き換えて使ってみようという内容だった。

こちらの目的と内容が少々あっていなかった。こちらはGETとかPOSTとかを使って,APIにアクセスしていろいろそのデータを組み立ててサービスをつくるような内容を期待していた。

しかし,こちらはJavaScriptのライブラリーを使ってちょこちょこっとサンプルを修正する感じであった。

その内容も技術的なところは簡単に解説していてやや物足りなかった。

またGoogle AJAX Feed APIは終了しており,そのままでは動作しない。

結論

Web APIの学習資料を探していて少し期待していた。

しかし,こちらが期待しているような内容ではなく,想定読者も図書館職員のような感じだったので,少々的はずれだった。