書評☆3: ”ソーシャル”なサイト構築のためのWeb API コーディング | SNSに重点をおいたWeb APIのマッシュアップ解説

API

概要

  • 書名: ”ソーシャル”なサイト構築のためのWeb API コーディング
  • 副題: Twitter・Facebook・YouTube・Ustream
  • 著者: MdN編集部
  • 出版日: 2011-05-01
  • 読了日: 2020-02-20 Thu
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/03/05/

評価

Web APIについて調査中に読んだ1冊だ。

書名通り,ソーシャルなサイト構築をメインテーマにしており,TwitterやFacebook,TunblrなどSNS系のWebサービスをメインにAPIの解説と,実践例が書かれていた。

具体的には以下の7のWeb APIを主に取り扱っていた。

  1. Twitter API
  2. Facebook API
  3. YouTube API
  4. Ustream API
  5. Google Maps API
  6. Amazon Product Advertising API
  7. Flicker API

書籍の構成としては,前半で上記7のAPIの基本説明と簡易リファレンスガイドを掲載し,後半で前半で取り扱ったAPI+αでTumblrやPicasa,mixi, Twitpicなどを交えたマッシュアップの開発例を解説していた。

実践例は,以下の9項目だった。

  1. Facebookを利用したサイト内ブックマーク
  2. Twitter APIを利用したキャンペーン管理アプリ
  3. Google Mapsの大量マーカーをまとめる
  4. 特定の位置周辺のつぶやきを取得して表示する
  5. Tumblr, Facebook, Picasaを利用したソーシャルなトップページ
  6. Google Maps上にUstream映像を表示
  7. 「mixiでログイン」ボタンを設置してOpenIDで認証を行う
  8. 複数の場所にある情報を検索する
  9. Twitpicに投稿された画像を表示する

2011年出版であり,前半のAPI紹介はAPIのバージョンアップなどで通用しない可能性が高い。ただ,後半の実践例の部分はアイデアとその実装パターンが参考になった。

結論

SNSにやや重点をおいたWeb APIの解説書だった。

2011年出版とやや古く,前半のAPI解説は今ではあまり通用しない可能性が高い。

実際にマッシュアップを作る場合は,アイデアが重要になる。そういう意味で,後半の開発例はアイデアの貴重な資料だった。

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