書評☆3: C#実践開発手法 | モダンなC#の開発手法指南

概要

  • 書名: C#実践開発手法
  • 副題: デザインパターンとSOLID原則によるアジャイルなコーディング
  • 著者: Gary McLean Hall
  • 出版日: 2015-06-04
  • 読了日: 2018-06-06
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2018/09/10/

評価

C#によるモダンな開発手法を解説している。2015年出版であり,本書を読んだ2018-06時点ではまだまだ有効な内容だと感じた。

Visual Studio 2013 Ultimateを想定しており,Git/GitHubやMarkdownなど近年の開発で採用されているトレンドをとらえられているように感じた。

内容は,実践的なものが多い。ただし,役に立つのはC#中級者以上だと感じた。

翻訳本ならではの意味がわかりにくところがあったり,単純に概念や手法が高度であり,C#初級者が読んでも役に立たないだろう。

結論

デザインパターンの勉強をしたくて読んでみたのだが,内容が高度すぎて自分には合わなかった。

C#の開発経験を2年以上積んでから再挑戦したいと思う。

書評☆3 モダンなC#の構文を使ったWindowsフォームアプリ開発入門 | 猫でもわかるWindowsプログラミング C#版

概要

C#を使ったWindowsフォームアプリの開発の入門書となっている。C#の構文は知っている前提で,C#でWindowsフォームの書き方を書いてある。

書籍の冒頭で,フォーム開発で重要なオブジェクト指向の構文を若干説明しているが,気休め程度。p. 40あたりのイベント処理でデリゲートとかラムダ式とかが出てきて,初心者だとこのあたりで躓くかもしれない。

フォームの部品の解説は,出版が2002年ともう古いが [C#によるプログラミングWindows] のほうが断然詳しい。

例えば,コンボボックスとかリストボックスなど一部の部品の解説は本書にはなく,細かい説明はあまりない。ただし,こちらは古いためラムダ式など現代的なC#の書き方はされていない。

まとめ

見やすいレイアウトで書かれていて,構文も比較的最近のものを使っているので,C#でのWindowsフォームアプリ開発の入門としては無難な印象を持った。

ただ,内容の網羅性や詳しさはいまいちなので,この本だけだと不十分。C#の構文だけ他で勉強して,[C#によるプログラミングWindows]にあたったほうがいいように感じた。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/08/15/

書評☆3 900ページの大ボリュームで.NET Frameworkを詳解 | プログラミング.NET Framework 第4版

概要

開発元のマイクロソフトによる.NET Frameworkの解説本となっている。

900ページほどの膨大な文量で.NET Framework (C#) の機能を解説している。

細かいところを解説しており,中上級者向けの本だった。Windowsフォームや.NET Frameworkとは何か知りたかったのだが,自分が知りたかったこととは若干違った。

内容もよくある洋書の翻訳本で,けっこう小難しいことが書いてあり,読むのが辛かった。

.NET Framework初心者の自分にはまだ早すぎた。

参考箇所

p. 041: 2.2 モジュールに型をビルドする

/referenceコンパイラスイッチを使用してアセンブリを参照するときに、完全パスでファイルを指定できます。パスを指定しない場合、C#コンパイラは次の場所にあるファイルを (上から記述されている順番に) 検索します。

  • 作業ディレクトリ
  • CSC.exeファイル自身が含まれているディレクトリ — MSCorLib.dllは常にこのディレクトリから取得されます。パスは%SystemRoot%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.#####のようになります。
  • /libコンパイラスイッチで指定されたディレクトリー
  • LIB環境変数で指定されたディレクトリ

csc.exeでdllを参照するときに,LIB環境変数を使えることをしれたのは発見だった。

まとめ

.NET Frameworkに機能についてかなり詳しく解説してあるが,難易度はその分高い。

.NET Frameworkを触って,習熟度が上がってから読むと良いと感じた。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/08/13/