概要
Javaのサンプルを使って具体的にDDDをどのようにやるのか書いてある。
「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」を事前に読んだが,こちらは難しすぎて意味不明だった。
本書は,まだましだったが,そもそもDDDとは何か?どのようにやればいいのかというのが理解できなかった。
翻訳本であり,英語を日本語に訳されている。元々,英語で小難しい内容なので,それを単に翻訳しても小難しいだけで,間にさらに翻訳というフィルターがはいったことでますますわかりにくい。
具体的なサンプルが多くてなんとなくこんな感じなのかというのが雰囲気だけわかった。しかし,これでは何の役にも立たない。
結論
DDD自体が,中規模から大規模な開発で使う設計手法であり,そもそもその時点で難易度が高い。
ソフト開発中上級者で,既に中規模から大規模な開発で設計を担当している人のための本だ。
DDDがどういうものか知るために読んでみたのだが,日本人が解説した本をあたったほうがよさそうだ。
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