☆3:社長で判断
証券アナリストでありこの分野の専門家が株式投資方法について解説しています。 書籍の内容は大きく3部構成となっています。
- 社長で判断する理由・方法
- 株式売買のテクニック
- 社長で判断する事例
この方法の大きな特徴は,「社長で判断する」ところです。ジャスダックや東証二部などの中小企業にフォーカスし,その中で東証一部に上場して大化けしそうな会社にフォーカスしています。また,特定分野でシェアの大きい企業,今後のトレンドとなる分野,そういったところも対象としています。
書籍のレイアウトは緑と黒の2色刷りで,組版も綺麗で読みやすかったです。
ただ,証券アナリストだからかわかりませんが,かなり自信があることが文面から読み取れます。なんとなく読者を見下しているような,そういう雰囲気も読み取れるので,なんとなく胡散臭くてイマイチだなと思いました。たとえば,「一番の方法は藤本(著者)をチェックすることです」などの記述がありました。
方法としては,企業の業績を頻繁に確認し,損切りもしっかりする必要があるので,なかなかリスクはあると感じました。
まとめ
書籍の組版が綺麗で読みやすく,理論もなんとなくわかります。若干著者が胡散臭いなと思ったので,この著者を信用できるなら,この方法もありかなと思いました。
株式投資の方法の一つして,知っておいてもいいかと思いました。
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