概要
2011-05に登場したAndroid Open Accessory (AOA) を使って,Androidに接続した外部ハードウェアを扱えるようになった。
この本では,複雑な電子工作には踏み込まないで,比較的簡単なArduinoとAndroidの連携を解説している。
全体的に難易度が高いと感じた。というのも,Androidで簡単なアプリを開発した経験を前提としているからだ。
しかも,この本は2012-09-11に発刊されており,当時のAndroid環境であるEclipse+ADTをベースに解説している。現在はAndroid Studioでの開発が主流であり,Android側のAPIも様変わりしていることが想定される。そのため,情報が古いのであまり参考にはならないのではないかと感じてしまった。
IoTのテーマとして,Androidのハードとの連携は興味深いのだが,自分にはまだ早かった。
結論
AOAは,ネット上ではそこまで情報がないので,ある意味貴重な一冊だ。ただし,Android開発の知見が必要なので,先にAndroid開発の勉強してからこの本に入る必要があると感じた。
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