概要
名刺の専門家である著者により書かれた名刺交換成功の秘訣が書かれている。
名刺交換時の話題や,名刺交換後の自己紹介として名刺裏面の活用の重要性が書かれていた。
特に,名刺裏面に記載すべき内容とそのポイントが書かれていて参考になった。今まで,項目を箇条書きにしているだけでいまいちだったので,これを参考にしたいと思った。
参考
p. 44: 名刺は、紙1枚にまとめた「自分の資産」
名刺交換とh単純に名刺という紙を交換する場でも、前出の女性のように「身分証」を交換する場でもありません。目の前にいる相手との「価値観」を交換する場です。
ここで言う価値観とは「仕事観」「仕事に対する想い」「流儀」「趣味」「家族」「出身地」「学歴」「資格」「好きな食べ物」「自分のルール」「成功体験」「失敗体験」「自分が経験してきたこと」など、自分の人となりがわかる情報のことを指します。
これらは、自分の中にしまっている資産と言い換えてもいいでしょう。その資産を頭の中にしまっておくのではなく、目に見えるようにすることを「自分の棚卸」といいます。この棚卸をする際に、私のセミナーで活用しているのが、49ページのマンダラマップを基にした棚卸ワークです。
このマンダラマップにあらかじめ記入している項目は、名刺交換の際に相手から話しかけられやすい項目ベスト8になります。このベスト8を名刺の裏面に記入することで、自分の価値観を相手に伝えることが可能になりますし、名刺交換時にネタ探しの時間を与えることができます。
- 出身地
- 居住地
- 出身校
- 家族
- 好きな食べ物
- スポーツ
- 趣味
- 資格、特技
名刺裏面に記載すべき項目が紹介されていた。たしかに,出身地や居住地,学校が同じだと話しやすい。参考になった。
p. 203: 最強名刺-鉄則5 こだわり度を見せることで、人となりが伝わる-趣味嗜好で会話が盛り上がる仕掛け
魅力的なプロフィールに見せるポイントは3つあります。
- 箇条書きにする 並列に並べない。箇条書きにすることで思い入れ度が伝わります。
- 具体的にすればするほどこだわり度がわかる 「普通のラーメンよりは○○屋のしょうゆトンコツちょい固めが好き」など。
- 実績をプラスすることで専門性もアピールすることができる 早朝ランニングだけでもすごいですが、「早朝ランニング歴15年、毎年ホノルルマラソンを乾燥しています。東京マラソンも走りました」と書くと、走りにこだわっている印象が強調されます。
よくある趣味に読書がある。たしかに,内容を具体的にしてさらに実績まで書くとこだわり具合がわかり,興味を持ちやすいかもしれない。
結論
一般的な内容も書かれていたが,名刺に記載すべき内容について細かく書いてあり,名刺作成時の参考になった。
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