概要
- 書名: 図解人材派遣会社向け「業務請負」の基本とカラクリ
- 副題:
- 著者: 山内 栄人
- 出版日: 2012-06-26
- 読了日: 2019-08-21 Tue
- 評価: ☆3
- パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/18/
評価
SES企業に勤務しており,人材派遣関係について調査中に読んだ一冊だ。
船井総研で人材派遣のコンサルティングに従事している著者による,人材派遣会社への業務請負へのシフトの指南が書かれていた。
人材派遣では,期間の制限,キャリアアップ,生産性低下といった問題に直面するため,より自由度の高い業務請負へのシフトを提案していた。
その後は,業務請負をやっていく上でのポイントを解説していた。
ここで想定している仕事が,おそらく工場の勤務のような業務を想定されており,自分が属するITの仕事とは勝手が違うように感じてしまった。
他では書かれていない内容が書かれているのだが,なんだろうな。1個1個の内容が普通な感じで,当たり障りのないことが書かれていて,あまり参考にならなかった。
p. 186の「ニート・フリーターの再生工場へ」というのが典型的なのだが,人材派遣の仕事はごみをうまく活用するみたいな,そういう感じがあり,やはりいい感じはしなかった。
結論
書名に人材派遣会社向けとあったので,期待していたのだが,思っていたのと違った。
工場の製造ラインでの派遣を念頭に置いており,自分が属するITの仕事では通用しないように感じた。
内容自体はそこまで悪くはなかったし,レイアウトも悪くはなかったが,内容がいまいちだった。
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