書評☆3: 女医が教える 本当に気持ちのいいセックス | 効率的な快感のツボが書かれた大人の保健体育の教科書

概要

  • 書名: 女医が教える 本当に気持ちのいいセックス
  • 副題:
  • 著者: 宋 美玄
  • ISBN: 9784893087386
  • 出版: 2010-05-15
  • 読了: 2020-07-23 Thu
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/30/

評価

エッチなサイトを眺めたりしたら,広告などでよく見かけていたので,どんなもんかと読んでみた。

書名にある通り,産婦人科医の女医が性行為で気持ちよくなるコツを解説していた。

性教育に関することは,高校の保健体育で少し習ったきりで,それ以来まともに学ぶことはなかった。

本書では,男性目線で作られたアダルト動画で流布した誤った性知識を指摘し,安全で効率的に男も女も気持ちよくなる方法を解説していた。

どちらかというと,読者に男性を想定している感じだったが,女性向けの内容も書かれていた。

具体的に,男女で気持ちよくなる体の部位を解説し,逆にそれ以外はいくら触ったりしても快感を得られず,傷ついたり疲れたり無駄が多い。

効率的に快感を得るためのコツが書かれていた。

図解でわかりやすい言葉で書かれており,読みやすかった。

結論

2010年出版と2020年の今となっては古い本だが,人体について書かれた内容は色あせず,未だに有効な部分が多いと思った。

体の部位や,特に女性の性器については知らないことが多かったので,参考になった。

今はそんなに必要でないのでさらっと流して読んだが,必要になったときにまた読んでもいいなと思った。

書評☆5: スーパー フリーエージェント スタイル | 「秒速で1億稼ぐ」前の与沢翼の初著書に描かれた天才的な半生はビジネスのコツが満載

概要

  • 書名: スーパー フリーエージェント スタイル
  • 副題: 21世紀型ビジネスの成功条件
  • 著者: 与沢 翼
  • ISBN: 9784046537980
  • 出版: 2012-09-25
  • 読了: 2020-07-18 Sat
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/28/

評価

過去に読んだ「ブチ抜く力」が予想以上に素晴らしい内容で,著者の与沢翼に興味を持ち,彼の書籍を全て読み漁り始めた最初の本だ。

本書は実業家の与沢翼の最初の書籍である。彼の半生やこれまで成し遂げた成功体験から考える成功条件,今後のビジョンが書かれている。

書籍の構成は以下の3部構成になっていた。

  1. スーパーフリーエージェント
  2. 彼の幼少期から直近まで半生でのできごと
  3. 半生で成功したノウハウ

時系列としては,アパレル会社のエスラグジュール倒産後,アフィリエイトで復活した直後辺りに書かれている。まだこのときは「秒速で1億稼ぐ男」の触れ込みがつく前のようで,「秒速で1億稼ぐ」というフレーズは本書内には一切登場していなかった。

まず第一印象で,書籍の冒頭で「最初の書籍は巷で流行るような軽いモノにしたくなかった」とある通り,しっかり書かれていると感じた。

与沢翼の自伝とも読んでも差し支えないほど,彼の半生について詳しく書かれており,どういう生い立ちだったのかよくわかった。

怪しく思っていたのだが,実に小学生の頃からビジネスを始めており,家が裕福だったのもあるが合間合間に猛勉強しており,素直に天才なんだろうと思った。

本書ではスーパーフリーエージェントという21世紀に成功する著者が提唱する働き方について書かれている。その中で,アフィリエイトやネットワークビジネスについての言及があった。

書籍内で明確な言及はなかったが,著者はおそらく一時Amwayをやっていたのだと思った。その他,アフィリエイトで復活時にお世話になったK氏は「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の川島和正のことだと,過去に読んだ本との関連で分かる部分があった。

本を読んで思ったのが,与沢翼は勉強家だということだ。大量の書籍を読んでおり,自分の頭をフルに使って窮地を脱出し,論理的思考力も発揮してライバルの分析など,頭を使うことで頭が良くなっているのだと思った。

書籍の引用・紹介が度々行われていたことからも,学の高さを感じ取れる。

正直,小学生の頃からビジネスをやって月収10万円以上ものお金を稼ぐなんて,一般人からしたら考えられない。ホリエモンの半生が書かれた「ゼロ」との対比が興味深い。

ホリエモンに比べると,与沢翼は裕福な家庭に育ったが,中学生頃からは不良で痛い目をみているが,幼少期からビジネスを始めていた。

引用

参考になった部分が多すぎるので,ページ数などだけひたすら列挙する。

p. 30-35: スーパーフリーエージェントとは

「フリーエージェント社会の到来」という本が紹介されていた。

p. 40: ブランド化された個人=第5クワドラント

有名な書籍である「金持ち父さん貧乏父さん」のほか,「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」が紹介されていた。

p. 54: ネットワークビジネスとの出会い

ネットビジネスの次に目をつけたネットワークビジネスに興味を持つ前に読んだ2冊の本 (金持ち父さんの21世紀のビジネス,あなたに金持ちになってほしい) が紹介されていた。

p. 60: 裏を行くのが成功者への未知〜怪しいものの中に金脈がある〜

「人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」

与沢翼の好きな格言が紹介されていた。

p. 64: 「異分子」の誕生

父は千葉大の工学部を出た後、スタンフォード大学の経営大学院を卒業して大企業の役員を務めるエリートサラリーマンで、父の転勤や海外赴任に伴い、小学校教師の母と、私と妹は引っ越しを繰り返した。知らない土地を転々とする生活に嫌気がさした私は、6歳のとき、父のアメリカ赴任についていくことや家族と生活していくことを拒み、埼玉県秩父市の山奥で旅館を経営する母方の祖父母に引き取られた。父は後に日本を代表する大企業のアメリカ法人で副社長に就任した。

与沢翼の始まりが書かれていた。わずか6歳で家族との生活を拒むというこの時点で異常だと思った。

p. 100: 一番難しいことからやる

[最短で成果を出すためには、一番難しいことで自分が避けたがることかをやらなければないけない」

これは私のビジネスの信条だ。

与沢翼のビジネスの信条が書かれていた。この信条は他でも言及される。

p. 102: 画面をジャックしろ〜逆転の発想〜

初回は35%支払った報酬も、2回目からのリピーター購入では一切払わなくて済む。僕らはそこで得た新規顧客に対し、魔法のリリースモデルで商品をたくさん売り、2件目からは完全に全額利益になるのでまったく問題ないのだ。新規顧客開拓のためであれば初回の利益は投げ打つ。これがボクの基本戦略であった。

この「逆転の発想」は、孫さんがしていることと同じだ。ソフトバンクも最初に2か月無料のキャンペーンで多額の赤字を出し、その後一気にん回収を図っていく。

最初に赤字を出して顧客を集めるというのはビジネスの基本なのだと思った。

p. 118: 無力

ここでは当時付き合っていた彼女の氏名が「山田るり子」であることが書かれていた。

p. 124: ブログで月800万稼ぐ

誰がやろうと、自分の力だけでブログのPVを伸したり、メルマガの読者を増やすのは無理だ。それは成功者のブログやメルマガを分析すればわかる。芸能人ブログも多くのファンに支持されて、多くの人がリンクをはって紹介しているのが成功の要員だ。だから、私もそれを真似たのだ。成功している事例をつぶさに見れば、何が本質なのかがわかる。

成功者の真似をするというビジネスの基本が紹介されていた。

p. 148: 人を動かす帝王学

そして最大のポイントである交渉では、自分の中で最善を尽くし、相手にとってうまみしかない提案をすること。相手との関係性など前提が違えば提案の内容も変わるが、基本はこれに尽きる。

ビジネスにおける交渉術の本質が書かれていた。

p. 194-197: 愚直に真似る

なぜこんなスピードで結果を出すことができたのか? とよく聞かれるが、私は結果を出している人が実際にしていることをとにかく見て、それを愚直に真似たことが大きな要因だと思っている。

情報収集の基本は、競合 (ライバル) を調べることが第一だ。私は8割がたそれで完結し、業界本を読んで勉強したことはない。


情報収集は、成功者分析であると心得るのがよい。

ビジネスの基本の情報収集・ライバル分析について書かれていた。

p. 204-207: 最短最速で結果を出す

では最短最速で結果を出すためにどうすればよいかというと、私の場合は2章で述べた通り、一番難しそうなことから手を付ける。


幹の根幹であるセンターピンを倒せば、10本のピンが一気に倒れ、他のピンを一本一本倒していく必要はないのだ。その際、3か月タームで爆発的に集中することが大事だ。集中していないのであれば、5年、10年、30年やってのんきに成功を目指しても人生は変わらない。

最短最速で結果を出すコツとして,一番難しいところからやることと,集中することが説明されていた。

p. 209: ROIで考える

現代の株成功を目指すのであれば、明らかにデイトレードである。


デイトレは買いと売りのタイミングが全てだが、このタイミングを見極めるのが非常に難しい。日々のトレードの中から完成を研ぎ澄ました熟練にしか成功できない道でもある。いずれにせよ株式のデイトレードもしくはスイングトレードから学べることは膨大である。


起業の不祥事や社会問題をウォッチしておいて、株価が暴落したおᵀ気に下限を見極め数千万を一気に突っ込んで、反発して上昇したときに売り抜けるという基本スキームを忠実に実行するようにしている。オリンパスや東電など、大型企業の不祥事が年に数回あるのは世の常である。

p. 218: バズマーケティングで勢力図を一変させる

あなたもこれからは、どうやったら話題となるか、人々が噂したくなるかを考えてビジネスをやってもらいたい。


形成が悪い状況でも、話題を作れれば一気にその商品は普及する。バズを駆使した者が21世紀を支配すると言っても過言ではないのである。だからこそ、常識的な行動を100回するよりも非常識な行動を1回したほうがてっとり早いのである。

話題作りの重要性が書かれていた。

結論

実業家の与沢翼の半生とビジネスでの成功のコツ・信条について書かれていた。

ホリエモンの「ゼロ」は自叙伝的要素が強くて,あまり参考になるところはなかったのだが,本書は自叙伝だけでなくそこから導き出したビジネスでの成功の本質が散りばめられており,読み物としてだけでなく有益だった。

猛勉強したところや度胸などは真似しにくいが,具体的にどういう考え方でどういう行動を起こしたのかが書かれており,ビジネスにおける姿勢・方法論としてとても参考になった。

また,与沢翼に悪評が立っていたのが気になっていたのだが,その理由も本書で書かれていた。アパレル会社の倒産時に従業員が悪評サイトを作成し,そこから悪評が拡散したようだ。

ただ,本書で提唱していたスーパーフリーエージェントの会社やその計画は,予定となる2018年でも聞かないことからその後頓挫したようだ。こちらは他の本で経緯が記載されていないか引き続き調査したい。

自伝としてだけでなく,ビジネスでの成功のコツも書かれており,読み物・物語として面白いだけでなく,役に立つ内容がたくさん散りばめられておりとても良かった。

付箋だらけになり,手元においておきたいと思える良い本だった。やはり彼の本は全て読んでみたいと思った。

書評☆3: 世界一わかりやすい「差別化ブログ」起業術 | ライバルの弱みに特化した差別化戦略は有効

概要

  • 書名: 世界一わかりやすい「差別化ブログ」起業術
  • 副題:
  • 著者: 仙道 達也
  • ISBN: 9784798052793
  • 出版: 2018-04-25
  • 読了: 2020-07-12 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/23/

評価

アフィリエイトについて調査していて読んだ一冊だ。

学歴,資格,職歴のどれも0の状態から年間4億円の売上に成功した著者によるアフィリエイト・ブログ集客について書かれた本となっている。

本書及び著者の最大の特徴が,ライバル分析による弱みに特化した参入だ。

ちょうど直前に読んだ「たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス」と内容がかぶっている部分が多いのだが,ライバル分析という視点が強かった。

以下の3の分析をこの順番で行うことで,自分が勝てる分野を選んで参入する。

  1. 市場分析
  2. 自分分析
  3. ライバル分析

本書では最終的にメルマガに誘導しているのだが,メルマガのうまい使い方が書かれておらず,少々物足りなかった。

引用

p. 73: グーグルキーワードプランナーを使う

  • キーワードの月間検索数を測定できる無料ツール
  • 月間検索数を知ることで、最低限のウェブ需要があるか測定できる
  • 月間検索数が最低でも五千件以上が必要、一万以上が理想
  • あくまでも「単発キーワード」での目安として使う

参入する市場調査の目安が紹介されており参考になった。

p. 85: 市場を絞り込む5つの質問

質問① ライバルに勝てるまで市場を絞り込む場合、どのくらいまで細分化する必要があるか?

質問② あなたの理想の顧客の性別は? 男女比で見た場合、どれくらいの割合が適切か?

質問③ ターゲット層はどんな「悩み、苦しみ」をもっているか? 細分化するとしたら?

(参考ツール) ヤフーお悩み掲示板,グー (goo) 相談室

質問④ ターゲット層は「どんな願望、欲望」をもっているか? 細分化するとしたら?

質問⑤ もし「お金をいくらでも払う!」といってくる顧客がいるとしたら、具体的にどんな変化に対してか? ビフォー&アフターで表すとしたら?

市場の中でターゲットとする顧客のイメージをつかむ上でのヒントが書かれていた。

p. 97: ライバルの「強み」「弱み」を細分化する

ライバルの弱点を見つけるには、次のような質問をします。

  • 提供している商品、サービス内容は何か?
  • 提供している商品の値段はいくらか?
  • 提供している商品はどんな人が購入しているか?
  • 商品の保証はあるか? あるとしたら保証内容は何か?
  • お客様へのアフターフォローやサポートの質はどうか?

著者の特徴であるライバル分析というところの具体的な観点が書かれており参考になった。

このあたりまでが,本書の核となる部分で,これ以降はおまけのように感じた。

結論

SWOT分析なんてのは,マーケティングでは一般的なもので,情報処理技術者試験でも習っていた。しかし,実際にビジネスでの活用方法は誰からも教えてもらうことはなく,使うことがなかった。

この本はまさにSWOT分析でライバルの弱みを分析し,その弱みに焦点をあてた差別化戦略を取ることで,レッドオーシャンでも勝負するというものだった。

内容としては,「たった1年」と似通った部分がやはり多い。例えば,参入ジャンルではレッドオーシャンを選ぶというところなどだ。
総合的には「たった1年」のほうがよかったが,ライバル分析の視点や分析方法は特に参考になった。メルマガの活用方法についてもう少し書いてあれば,☆4の評価にしていた。

併用するのが良いと思った。

書評☆3: GACKTの勝ち方 | 謎多きアーティストの思考の解明

概要

  • 書名: GACKTの勝ち方
  • 副題:
  • 著者: GACKT
  • ISBN: 9784861133770
  • 出版: 2019-08-09
  • 読了: 2020-08-11 Sat
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/21/

評価

ビジネスやお金儲けについて調べている際に目についたため読んだ。

男性ソロシンガーアーティストのGACKTの自叙伝ともいえる本となっている。

経歴が謎に包まれている部分が多く,アーティストの他に実業家としても活動しているGACKTについて,本人の思考から,マネタイズ,自身を形成する大きなエピソードなどが語られている。

一番印象的だったのは,やはり冒頭のマネタイズの部分だ。20歳くらい上京したての頃,当時は浪費癖が激しく手持ち資金が思っていた以上に少ないことに焦りを感じ,ある行動を起こした。

今でいうママ活や援助交際に近い形も含んで,3か月で公園で女性サポーターを50名集め,それが礎になっているということだ。

そのときから,マネタイズというところはうまくGACKTを形成するためのゲームとして,徹底的に取り組んできたそうだ。競売物件から始めた不動産売買,中古スマホの輸出ビジネスなど。

成功者に共通している強い意志や徹底的にストイックにやり抜くというところが垣間見えた。

また,同じく20歳ごろにメンターと呼べる人との出会いがその後に大きく影響を与えているというのも,成功者に共通していると思った。

引用

p. 180: 負けないこと

面白い事実がある。ボクについて何かしらの内容が炎上している時、つまりネガティブの波が立ってる時、ボクの商品はすこぶる売れる。数字が伸びる。

ネガティブでもなんでも、波が高く立てばその波はより遠くまで届く。と同時に、その波に乗せたポジティブな情報もまた世の中の遠くの人まで届く。

いわゆる炎上商法の話だが,波に乗せるという考え方が面白いと思った。

結論

今まで謎が多かった有名アーティストのGACKTの考え方について知ることのできる貴重なエッセイだった。

理想のGACKTを実現するために,徹底的なブランディング,ストイックな取り組みなどしているのだとわかった。

考え方で尊敬できる部分はあった。が,ただ,GACKTはGACKTであって,あくまで自分ではない。

参考にできるところだけ真似して,教養として頭の片隅においておくにとどめたい。

書評☆5: たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス | アフィリエイトでの成功に必須のビジネス思考が破格の1400円で入手可能

概要

  • 書名: たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス
  • 副題: 誰でもできる不労所得の作り方
  • 著者: 深井 良祐
  • ISBN: 9784772661072
  • 出版: 2018-04-10
  • 読了: 2020-07-09 Thu
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/16/

評価

ビジネスやお金儲けの方法について調査中に読んだ一冊だ。

本書は一言でいうと,アフィリエイトサイトの運営指南本となっている。

いかにも胡散臭い書名からして,正直なところあまり期待していなかった。しかし,想像以上にいい本だった。

アフィリエイトサイトをやる上では,最初の1年間は我慢が必要となる。ここはよく聞く話でわかっていた。ではどういう内容で,どうやっていくか?継続もさることながら,内容も当然重要で,本書はその肝心の内容について詳しく解説していた。

ビジネスにつなげること,お金を稼ぐことが,顧客の役に立つことであるので,収益というところに意識がおいてあった。

具体的には,ジャンル選定だ。ジャンルを間違えると儲けるのがかなり難しくなる。例えば,映画などの趣味・エンタメ関係は単価も少なく,収益にするのがかなり難しい。加えて,Google Adsenseのような広告収入モデルも単価がそもそも少なすぎて,難しい。

その他,ジャンル選定において大型書店での販売面積や一般広告にどういうものがあるのか,その他,ライバルサイトがどういう商品を取り扱っているのか?こういう点が押さえられていた。

最近読んだ以下の3冊で書かれているライバルを真似するという視点があった。

ライバルを真似するということがどういうことかというイメージがあまりついていなかったのだが,扱う商材や紹介内容を真似るということで,意味がよくわかった。

また,どういうことが儲かるのかというビジネス思考が普段の仕事でも有用に感じた。今まで,こういうビジネス思考が身についておらず,自分の主観だけで判断を進めてきた。このあたりが分かることで,効率的に次の一手を選べるように感じた。

引用

参考になった箇所が多いので,ページ数と概要などを列挙する。

  • p. 50: 4 初心者を相手にするのがビジネスの基本
  • p. 60: 7 自社製品を販売するリストマーケティング

p. 75: 1 レッドオーシャンだからこそ収益が上がる

ブルーオーシャンは市場を見つけること自体が難しい。代わりに,儲かることがわかっているレッドオーシャンで切り口を変えて取り組む。

p. 76: 2 アフィリエイトの対象になる分野

アフィリエイトであれば収益が上がるジャンルが決まっているので以下のジャンルから選ぶ。

  • 金融: キャッシング,ローン,クレジットカード,保険など
  • 投資: 株,FXなど
  • 転職: 転職全般,薬剤師,看護師,SE (システムエンジニア),保育士,第二新卒,女性など
  • 結婚: 結婚相談所,出会い系,恋愛アプリなど
  • 健康: サプリメント・健康食品 (便秘,肩こり,アトピー,青汁など),ウォーターサーバーなど
  • 美容: 脱毛,エステ,ニキビ,化粧品,バストアップ,薄毛・白髪染め,体臭,シャンプー,美容整形など
  • 機器: レンタルサーバー,インターネット回線など
  • その他: 一括見積系 (引っ越し,中古車・バイク査定),不動産,リユース (買取),英語,資格・通信講座,探偵など

p. 80:3 マッチングビジネスで収益が上がる分野

なお,マッチングビジネスの話をすると必ず出てくる質問として,「どのようにして提携業者を探すのか」という問題があります。…電話をかけて提携業者を探す場合,初回は仲介手数料無しで,完全無料でお客様を紹介しましょう。その代わり,「次回からは仲介手数料をもらいたい」と申し出るのです。

p. 86: 4 リストマーケティングで収益が上がる分野

アフィリエイトやマッチングビジネスには,ジャンルを選ぶときに制約がありましたが,3のリストマーケティングはどうかというと、特に制約はありません。


ではどのようにしてリストマーケティングで収益が上がるジャンルを見つければいいのでしょうか?

まずは,大型書店に出向いて,どのようなジャンルに需要があるのかを調査してください。着目すべきは書店の売り場面積です。


ただ,書店を見るときの注意点があります。それは,ロングセラーに着目することです。本にはベストセラーとロングセラーの二つがあります。


ベストセラーというのは,世の中の時流にたまたま乗って売れた本のことです。

p. 90: 5 広告を見れば収益が上がるジャンルが分かる

ここからわかることは,「毎回高額な広告を出している業界は,それでも十分に元をとれるくらい収益が上がるジャンルである」ということです。


世の中の広告さえ見れば,収益が上がるジャンルを完全に把握できるようになります。

p. 98: コラム ビジネスではカンニングする人ほど成功する

p. 100: 1 興味・強みがある分野で勝負するべき

ビジネスを開始する時,二つの考え方があります。それは,「興味など関係なく,儲かれば何でもいいので収益が上がるジャンルだけを攻める」というのと,「自分が興味をもっていたり,強みとするジャンルで勝負する」という考え方です。

どちらも正解ですが,サイト運営に関していうと,興味や強みのあるジャンルで勝負したほうが成功しやすいです。なぜなら,1年間は成果が表れないからです。

正直なところ,まったく興味のないジャンルの記事を1年間も書き続けるのは苦痛でしかありません。

p. 105: 3 強み発見のフローチャート

強みを見つけるとはいっても,何の資料もなしに適当にヒアリングして強みが分かるわけではありません。


そこで,私がクライアントにヒアリング前に必ず実施してもらっていることがあります。それは,自分史の作成です。


それぞれの場面で何に興味をもっており,どんな悩みやコンプレックスをもっていたのか,乱雑でもいいので詳細に内容を書いてもらいます。


自分史を書き上げたあと,その中から「どのジャンルに算入するのがいいのか」を考えていきます。過去の自分の経験と照らし合わせ,興味をもって取り組めるジャンルを選ぶのです。

p. 111: 6 どの商品を売ればいいのか見極める

実際にサイトを構築するとしても,どのような商品を売ればいいのかわからない人も多いでしょう。では,どのような基準で判断すればいいのでしょうか?


たとえばアフィリエイトであれば,「○○ ランキング」と検索しましょう。


すると,ライバルサイトがたくさん出てきますが,どのサイトもグルコサミンを売っていることに気がつくでしょう。腰痛サイトではグルコサミンを売れば収益が上がることが分かります。


あらゆるサイトに共通して掲載されているということは,要は「そのメーカーのグルコサミンが非常に売れる。また,実際に売れたときに報酬をたくさん出してくれる」ということになります。つまり,ライバルサイトをチェックし,売れる商品を把握した上で,それと同じ商品を掲載すればいいのです。

p. 114: コラム 広告収入モデルは収益が上がらない

広告収入モデルは成果報酬と違うので,メーカー側としては「広告を掲載して本当に元が取れるのか分からない」という心理が働きます。そのため,収益額が非常に少ないのです。


ビジネスをする以上,成果が重要です。「アクセスが集まる媒体を作り,何の戦略もなしに広告を貼る」という広告収入モデルは小学生でも思いつくことができますが,こうしたビジネスモデルは非常に収益性が低いと認識してください。そのため,アフィリエイト,マッチングビジネス,リストマーケティングのどれかでネットビジネスをする必要があります。

p. 183: 6 リストマーケティングでの制約の動線

しかし,メルマガ登録を募集するといっても,読者はそんな簡単に自分のメールアドレスを登録してくれません。


そこでどうするかというと,特典を用意します。


多くの人は「無料」に力を注ぎませんが,人の行動を注意深く観察し,どのようにビジネスをすれば人を感動させることができるのかを突き詰めれば,本当に力を注ぐべきは「無料」だということに気がつきます。

結論

アフィリエイトサイトの成功に必要なビジネス思考が詳しく具体的に書かれていた。お金を稼ぐということがどういうことなのか,ビジネスの本質的なところ,正攻法的な内容が書かれていた。

うさんくさい書名で,正直期待していなかったのだが,大きく期待を裏切られた。これだけの内容がたった1400円で得られるというのは破格に思った。

本書はアフィリエイトサイトを扱ったものだが,アフィリエイトに限定されず,広くビジネス思考というものがどういうことかというのが,これまで読んだ本と重なる内容からはっきり見えてきた。

自分史の作成は,面倒くさい作業で今まで作ってもあまり役に立てられなかった。1年以上もの中長期的な取り組みを行う上で,自分の興味や強みというところは,取り組み先を決める上で重要だと思った。

是非手元に残して今後の取り組みの参考のために何回も読み直したいと思った。

書評☆4: 30歳の私が運営歴3年のアフィリエイトサイトを6億2000万円で売却するまで | 成功するアフィリエイトサイトの5W2H

書評☆4: 30歳の私が運営歴3年のアフィリエイトサイトを6億2000万円で売却するまで | 成功するアフィリエイトサイトの5W2H

概要

  • 書名: 30歳の私が運営歴3年のアフィリエイトサイトを6億2000万円で売却するまで
  • 副題:
  • 著者: 福田 拓哉
  • ISBN: 9784344916616
  • 出版: 2018-07-31
  • 読了: 2020-07-08 Tue
  • 評価: ☆4
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/14/

評価

起業やお金を稼ぐ方法について調べていて読んだ一冊だ。

書名通り,著者が実際に高い価値のアフィリエイトサイトを始めて,6.2億円で売却した話について書かれている。

本書は大きく2部構成となっており,前半は書名に書かれているアフィリエイトサイトの構築の流れから売却までについて書かれている。後半は書名とはやや内容が異なる,売却した著者の働き方などの考え方について,であった人との話などが書かれている。

普段であれば,200ページの半分が書名と関係ない内容で低めの評価をつけるのだが,この肝心の書名の内容が書かれた前半部分,特にアフィリエイトサイトに高い価値をもたせるまでの部分がよかったので☆4とした。

具体的なアフィリエイトサイト構築に当たる,ポイントとなる手順・思考が書かれており,参考になった。

引用

p. 41: ユーザー目線で考えられるようになるための習慣づけ

本書の随所で登場するユーザー目線を考えるための5W2Hといのが参考になった。

例えば,お金を借りるユーザーの5W2Hは以下のものが想定される。

  • When: 今すぐ
  • Where: 近くで
  • Who: 私が
  • What: お金を
  • Why: 今から行く飲み会のお金がないから
  • How:誰にも知られずに
  • How much: 2万円

また,ここから派生して,ユーザー自体のニーズをリードするという考え方も参考になった。最近だと,ショッピングサイトのレコメンドシステムなどが思いつく。

p. 60: サイトの付加価値を高める15のノウハウ

p. 60から前半の終わりまで,本書のメインテーマであるサイト作りのコツが書かれていた。

まず最初に,ポジショニングとブランディングの重要性が書かれていた。具体的には,あるカテゴリーで一番を目指すというものだ。

そして,キャッチフレーズやネーミングといったずっとついて回るところをしっかり考えることの重要性が書かれていた。

その他,ユーザーの痒いところに手が届くようなサービスとして,ハウツー記事を取り上げていた。手取り足取りやり方を教えるというところにユーザーを惹きつける力あるようだ。

p. 88: <その6> サイト作りには「ランディングページ」が必須

アフィリエイトサイトの製作時に,コンバージョンさせるためのランディングページの重要性が書かれていた。

LPの制作ノウハウは既に研究され尽くした「科学的」なもので,一生使えるノウハウだとか。

例えば,以下の構成がテンプレートだとか

  1. ユーザーの悩みの確認
  2. 悩みを解決できる理由
  3. 商品の説明 (5W2H)
  4. (5の) メリット
  5. 他社との違い
  6. 権威づけ
  7. お客さまの声
  8. 限定
  9. 無料プレゼント

p. 125: 人脈は関係ないのか?

よくビジネスの成功要素の一つとして人脈を挙げられるが,少なくともアフィリエイトサイトに関しては人脈がなくても,業務委託契約程度の関係でなんとかなるということで,ある意味心強かった。

結論

アフィリエイトサイト運営における重要な視点が書かれていた。

基本的にお客さま目線を第一に考えて,ブランディングに重点をおいたサイト運営を行うという内容だった。

できるだけ大きなニッチな市場を見定めて,そこでの一番を目指すという個人でうまくビジネスをやっていく上での王道ともいえるやり方だった。

具体的な考え方,プロセス,手順などが書かれており,参考になった。

ネットで著者について調べると,虚偽や詐欺というキーワードもちらつくものの,書籍前半の内容は有益だった。

手元に残してサイト作りの参考にしたいと思った。

書評☆3: 時給800円のフリーターが3年で年収1億円に変わる起業術 | 起業方法や財務について書いてあるだけの本

概要

  • 書名: 時給800円のフリーターが3年で年収1億円に変わる起業術
  • 副題:
  • 著者: 松田 元
  • ISBN: 9784845424108
  • 出版: 2017-11-01
  • 読了: 2020-07-06 Mon
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/09/

評価

起業やお金儲けについて調べていて読んだ一冊だ。

「時給800円のフリーターが3年で年収1000万円に変わる仕事術」の続編となっている。今回は起業を扱った本となっている。

冒頭で書かれている通り,これをすれば絶対に儲かるという方法はなく,それを踏まえた内容になっている。

具体的には,起業に必要な手順と財務について書かれてあった。肝心のビジネスプランなどについてはほぼ書かれていない。

財務に関しての内容がメインの本だった。

正直,題名と内容が合っていない。具体的にビジネスプランのある人が,具体的に起業する上での手順や財務をどう考えていけばいいのかの参考になる本だと思った。

単に起業に興味がある程度の人が読んでもあまり参考にならない。一番肝心のビジネスプランについて書かれている本をあたったほうが良いと思う。

結論

題名が刺激的で期待したのだが,完全に題名負けしている本だった。

財務周りについてあれこれ書かれており,ビジネスプランについてはほぼない。ビジネスプランは別で学ぶ必要がある。

加えて,この本のとおりにやっても,まあ著者はうまくいったというだけだろう。そういう意味で,この本が役に立つ人というのは限られており,起業本としてはいまいちだった。

書評☆5: 神速スモール起業 | 「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」の手短でわかりやすく実現可能なスモール起業術

概要

  • 書名: 神速スモール起業
  • 副題:
  • 著者: 小山 竜央
  • ISBN: 9784479796077
  • 出版: 2017-08-31
  • 読了: 2020-07-02 Thu
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/07/

評価

スモール起業術について書かれた本となっている。

この本の最大の特徴は,冒頭のキャッチコピーにもある通り,「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」を念頭に置かれているところだ。

まず,はじめに序章でスモール起業において役に立つWebサービスを挙げている。知らないサービスばかりだったので,ここだけでも有用だった。

自分の趣味や得意分野を軸に,その中に存在する「不」 (不満,不効率,不利益など) に焦点をあて,さらにターゲットを絞り込んだ商品を考え,それを冒頭で挙げたココナラのようなスキルマーケットで販売を目指すというものだ。

分野でいえば情報商材に考え方は近い。

書籍全体が読みやすく,スピード感も適切で,実際にできそうだなと思える内容だった。

その他,書籍の中で時間をブロッキングするとか,絞り込むというところで,最近読んだ『「ひとり会社」の起こし方・育て方』や「ブチ抜く力」に重なる部分があった。

参考になる部分が多く,付箋だらけになってしまった。

結論

自分一人で起業するという点では,具体的でわかりやすく,スピード感もあり,有益な情報も多数ありとてもよかった。

実際にこの本を読んで,ココナラに出品できた。自分をそうさせるだけの力のある本だった。

欠点があるとしたら,あくまでスモール起業であり,その先の広がりはまた別というところだろう。

著者が気になって調べると,怪しい部分はあったが,本書自体はとてもよかった。

手元に残して今後の参考にしたいと思える本だった。

書評☆3: 「ひとり会社」の起こし方・育て方 | 「捨てる」ことに「始まり」がある

概要

  • 書名: 「ひとり会社」の起こし方・育て方
  • 副題: 1400人を成功に導いた起業塾のカリスマが教える!
  • 著者: 波多野 卓司
  • ISBN: 9784827210743
  • 出版: 2017-08-25
  • 読了: 2020-06-28 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/02/

評価

書名通りひとり会社の起業方法について書かれていた。

書名を見る限り,「ひとり会社」というところにフォーカスがあたっているように感じていたが,中身はひとり会社に限定されない汎用的な中小規模の起業方法になっていたように感じる。

自分の中に眠っている,やりたいこと好きなことを大事にし,それをうまく起業につなげる方法を解説していた。

具体的なことはそこまで書いていなかったのだが,重要な点はいろいろ散りばめられていた。

特に感じたのは,与沢翼の「ブチ抜く力」と同じく,一つのことをやり抜くという要素が強かったところだ。

やはり,しっかり考えて継続してやり抜くことが大事なんだと感じた。

引用

p. 62: 01 「捨てる」ことに「始まり」がある

捨てた結果として、「何がやってきて、何が降りかかろう」とも、子細に見つめれば、厳密には「等しい価値」の何かが、そこで交換されています。まったく、ごまかしがききません (経済的な交換に限って言っているのではありません)。では、捨てれば、それでかならず、あなたは「何かを得られる」のか? はい、そのようです。

保存則について書かれており,興味深かった。

p. 69: 03 あなたは誰と生きていきたいか?

あなたの「こんな商品・サービスを提供したい」という思いと、その誰かの「こんな商品・サービスがほしい」という思いがズレていなければ、交換は成立します。訊けばズレません。訊かなければズレていきます。

顧客のニーズの調査の重要性が書かれていた。そのとおりなのだが,具体的にどう調査するのかというのはけっこう難しい。

p. 84: 06 100回描けば、姿は見えてくる

ビジネスプランを100回作り直せば,事業化できるという経験則について語られていた。少しずつ改善を加えて粘り強く取り組めば,なんとなるという話だった。

結論

起業する上での心構えやポイントが書かれていた。

200ページ程度の薄い本ではあるので,具体的なところまでは書かれていないのはしかたがない。

一人でやってもなかなか難しいので,やはりこういう起業志望家のグループに参加していろいろ取り組むのが大事なのかなと感じた。