概要
トランジスターの基本的な事項について解説している。
トランジスターは電気を増幅するための電子工作の部品らしい。
トランジスターの仕組みは,p. 42-43の2ページにだけ書いてある。N型P型N型の半導体の構成になっており,作りが複雑になっている。
なんというか,この本を読んでもトランジスターが何をするためのもので,どういう仕組みで,何が便利なのかがいまいち理解できなかった。これはトランジスター自体が複雑なものなのだからある意味しかたないのかもしれない。
しかし,そのトランジスターの基本事項を解説するための本にも関わらず,そこが理解できないならば,あまりこの本の意味がないのではないかと感じてしまった。
最後に電子工作例を掲載するくらいなら,もう少しトランジスターの有用性や役割,仕組みを詳しく解説してほしかった。
結論
その他の「ゼロから理解する世界一簡単なきほんシリーズ」はまあまあ理解できたが,この本は自分にとってはいまいちだった。
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