書評☆4 ラズベリー・パイで遊ぼう! | 全編フルカラーで網羅性,わかりやすさ共に申し分ない入門書の1冊

概要

Raspberry Piの入門書となっている。全編フルカラーで,図表がふんだんに用いられておりわかりやすかった。

大きく2部構成であり,前半がインストールや周辺機能の解説,後半が電子工作となっている。

入門書として,内容が網羅されておりよかった。電子工作部分も,基本編,WebIOPi,応用編とインターネットとの連携についても書いてあった。

後半の電子工作も,基本編で紹介した圧電スピーカーでの音の鳴らし方やカメラ撮影を応用した防犯装置の開発など,実用的でよかった。

これ1冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 改訂第3版」と「カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作」と並んで入門書として参考になると感じた。

本書では,Chapter 5でRaspberry Piを操作するコマンド (カメラなど) の説明が多かったのが特徴だと感じた。

参考

p. 90: Section 5 リモートログインでパソコンから操作しよう

Raspbianにはavahi-daemonがインストールされており、ホスト名の名前解決ができるZeroconf (Bonjour) に対応しています。外部のPCからラズベリー・パイにアクセスする場合、ラズベリー・パイのホスト名の最後に「.local」をつけた形式になります。

Raspbinaを使っていれば,IPアドレスでアクセスしなくてもよいので楽だと感じた。

結論

Raspberry Piの入門書もそれなりに数がでてきた。この本は300ページで,全編フルカラーで特にRaspberry Pi関係のコマンドの説明が多かったのが印象的だった。

前述の他の2冊と合わせて,参考にしたらよいと感じた。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/09/11/

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