概要
LEDの仕組みを解説している。2008年に発刊された「ゼロから理解する世界一簡単なLEDのきほん」を基に,新しく青色LEDに関する記述や多数の写真を挿入し,感じに振り仮名を振って,オールカラーにして小中学生向けに編集した内容となっている。
2014-10-07に青色LEDがノーベル物理学賞を受賞したことを受けて,冒頭でLEDの開発の経緯を解説している。その後,LEDがどこで使われているか,何が優れているのか,仕組みなどを解説している。
冒頭のLEDの開発の経緯以外は,だいたい元になった「LEDのきほん」と内容は同じになっている。
LEDがどういうものかを学ぶのには,どちらかを読めば十分だろうと感じた。
結論
青色LEDがノーベル物理学賞を受賞したのは2014-10-07であり,本書の書評を記した2018年に比べてもごく最近のできごとであり,本書を読んでいて科学技術の進化を感じた。
本書ではそこまで細かいことは書いていないが,青色LEDがなぜノーベル賞を受賞したのかも説明しており,教養として参考になった。
コメント
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