概要
- 書名: 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
- 副題:
- 著者: スティーブ・ソレイシィ and 大橋 弘裕
- 出版: 2017-08-01
- 読了: 2020-05-05 Tue
- 評価: ☆3
- URL: book.senooken.jp/post/2020/05/07/
評価
過去に,同じ著者の「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を呼んでおり,こちらの本がわかりやすかったので,同じシリーズと思われる本書にも興味を持って読んだ。
主著者のスティーブ・ソレイシィは過去に「英会話ペラペラビジネス100 」など,英会話に関する著書を多数出版しており,何冊か読んだことがある。
本書では過去にスティーブ・ソレイシィが書いてきた内容を再び対話形式でまとめ直した内容となっていた。スティーブの書籍を過去に読んだことがある人にとっては,同じような内容の焼き直しでそこまで目新しいことはなかった。ただ,対話形式で書かれていたので読みやすかった。
過去の書籍同様,英語の汎用表現にポイントを絞った解説をしており,過去にスティーブの書籍を読んだことがない人にとっては新鮮で良い本だと感じるだろう。
引用
p. 14: やるべきことは2つ。
「そしたらね、やるべきことは2つ。この2つをやれば、単語をたくさん覚えたり、ハードな勉強をしたりしなくても、必ず話せるようになるよ。旅行はもちろん、仕事でもね。」
冒頭のプロローグでスティーブが英語を話せるようになるたった2の方法を紹介していた。その方法とは,以下だ。
- オンライン英会話の活用
- スピーキングテストの受験
英会話をマスターするには,当然ながら英会話を実践する必要がある。それで1を挙げていた。そして,英会話力を客観的に評価するために,スピーキングテストを受ける。スピーキングテストを受けなければ,自分でなんとなく話せる気がなったするだけで,客観的に話せるようになったとはみなせないからだ。
個人的にはこの2の方法については,過去の本で書かれておらず,なるほどと思った。
結論
英会話をできるようになるには,当然ながら英会話を実践する必要がある。
漠然と英語が話せればいいとは思うが,では話せるようになったとしてどこで使うのかという問題がある。よくよく考えれば,日本に済んでいる間は英語を話せなくても特に困らない。世界を舞台に活躍したい人に必要なくらいだろう。
書籍は読みやすかったが,これを読んで英会話のモチベーションが自分にはないことを再確認した。英文を読み書きさえできれば,十分ではないだろうかな。
コメント