書評☆3: 俺流amazonの作り方 | 古すぎて書籍の大半の有用性は疑問だが,ASINとISBNの関係は今でも有用

概要

  • 書名: 俺流amazonの作り方
  • 副題: Amazon Webサービス最新活用テクニック
  • 著者: 水野 貴明
  • ISBN: 9784756146755
  • 出版: 2006-03-21
  • 読了: 2020-06-16 Tue
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/06/25/

評価

以前読んだ「アフィリエイターのための Web APIプログラミング入門」で参考文献として引用されており興味を持って読んだ。

書名通り,Amazon Webサービス (PA-API) を活用したWebサイトを構築するために必要な,APIの活用方法を全編を通して解説している。

出版年が2006年と古く,Amazon ECS (Amazon E-Commerce Service) という商品情報にアクセスするWebサービスを使っている。ECSは今ではEC2 Container Serviceの略称で通っており,今でも当時のECSが使えるかどうかわからない。そして,具体的なデータアクセスにはPerlのサンプルコードでXML経由で解説しており,時代を感じさせる。

当時は有益だったかもしれないが,今となってはAmazon側の仕様が大きく変わっている可能性があるので,有用性はいまいちだった。

引用

p.80-86: 特定の商品を調べるには

本書で唯一参考になったと思うのが,こちらの内容だ。こちらでは,Amazonが内部の商品情報の管理に使っているASINと,ISBN,JANコードについて解説しており,仕組みがよくわかった。

p. 250: ECSで何を作ったらいいのか

こちらは本書の締めくくりとして,ECSの活用方法について解説していた。コツとしては以下の3点を挙げていた。

  1. ECSの情報と他の情報を組み合わせる
  2. 特定の利用者にターゲットを絞る
  3. 情報を加工して表示する

特に2番目の特定の利用者にターゲットを絞るというのがわかりやすくて簡単かもしれないと思った。

結論

Amazon Webサービスを活用して自前のWebサービスを開発する際に必要なAPIの活用方法を解説した本だった。

残念ながら,情報が古すぎて活用しにくいことと,そもそもAmazon PA-API自体が今となっては利用条件がやや厳しく使いにくくなってしまったことが,本書の有用性を下げている。

その中では,ASINとISBNに関する情報が参考になった。過去の歴史資料扱いになるだろう。惜しい本だった。

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