概要
- 書名: 投資家心理を読み切る板読みデイトレード術
- 副題: 「5%」であり続けるための考え方
- 著者: けむ。
- ISBN: 9784775990964
- 出版: 2010-05-03
- 読了: 2020-11-06 Fri
- 評価: ☆4
- URL: book.senooken.jp/post/2020/11/08/
評価
板読みについて学びたくて,「板読みの意味をわかりやすく解説!初心者でも値動きを読んで売買する方法とは | LIVE出版オンライン(お金のトリセツ)」で紹介されていて興味を持って読んだ。
2010年に2億円程度の資産を持ち,板読みをメインとしたデイトレードを行っている個人投資家のけむ。 (上山健司) による板読みデイトレード術の解説本となっている。
書籍の内容は大きく3部構成となっている。
- 心構え
- 板読み術
- 実例
書籍の半分が心構えについて書かれており,個人的にはここはくどかった。
残りの半分が板読みについての基本から応用まで,最後には具体的な取引例なども記されていた。板読みについては何も知らなかったので,知らないことだらけでとても参考になった。
板と歩み値から相場の勢いや見せ板の有無を判断でき,少し先を予測できる。
その他,見せ板の狙いや,板の厚いほうに値が動く仕組みについても書かれていて参考になった。
理系出身の著者ならではの,心理的な根拠を論理的に説明されていて,理解しやすかった。
短期取引やエントリーのタイミングを探る上で有益だった。
結論
板読みの超短期投資を実践している個人投資家の投資手法でもある板読みについて書かれていた。
短期投資をする上で,板読みができると相場の勢いを予想できる。
基本的なことなのかもしれないが,板読みについては思っていたより情報が少なかったため,本で手法を学べたのは良かった。
こちらで書かれていた内容を整理して日々の取引に取り入れたいと思った。
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コメント
[…] 一般的な板読みについて学びたい,本書ではなく「投資家心理を読み切る板読みデイトレード術」を推奨する。 […]