概要
- 書名: 株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順
- 副題:
- 著者: 尾崎 式史
- ISBN: 9784827211177
- 出版: 2018-04-16
- 読了: 2020-10-30 Fri
- 評価: ☆3
- URL: book.senooken.jp/post/2020/11/02/
評価
スイングトレードで検索すると,比較的新しい本だったので,スイングトレードの勉強のために借りて読んだ。
尾崎塾を運営している有名投資家の著者によるスイングトレードのテクニカル分析がメインの株式投資本となっている。
小難しい言葉は使っておらず,スイングトレードで特に重要な移動平均線とグランビルの法則をメインに,チャート上のエントリーとイグジットのタイミングとその理由について説明していた。
おそらくテクニカル分析の本としては基礎的な内容と思ったが,あまりこのあたりがわかっていなかったので,わかりやすくてよかった。
実はこの著者の有名な本である「株で1億円! このエントリーチャンスを狙い撃て!!」を2017年に読んで軽くAmazonにレビューを書いていたが,その当時は株式投資をしていなかったので,あまり印象に残っていない。
引用
p. 50: 1 移動平均線のシンプルな読み方
ここではチャート分析の基本として移動平均線の扱い方が書かれていた。
具体的には以下の3点について触れていた。
- 移動平均線の方向
- 移動平均線の傾き
- 時間軸の違う移動平均線との関係
簡単なものであるが,本質的な内容と感じた。
p. 62: 3 グランビルの法則を使って実践的エントリーポイント解説
ここでは移動平均線や著者おなじみのくいっとチャート・がっくりチャートや出来高なども組み合わせて,グランビルの法則について説明していた。
グランビルの法則については名前は聞いていたが,どういうものかわかっていなかった。図とエントリーチャンスについてそれぞれ理由も合わせて説明されており参考になった。
結論
移動平均線とグランビルの法則というテクニカル分析ではロウソク足分析と同じくらい重要な相場のトレンドとトレンド転換を見定める手法を解説していた。
簡単で基礎的な内容だが,基礎=本質と思うと,シンプルで重要に感じた。しっかり理解して,役立てたいと思った。
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