概要
書名通り,Windows Vistaのレジストリーの設定を解説している。
2008年出版であり,Windows Vistaがリリースされた2年後の出版だったので当時としては新しくてよかったのだと思う。
しかし,Window Vistaはあまり流行らず,2009年にWindows 7がリリースされた。Windows 7とVistaは似ているので,通用する部分は多い。
しかし,同じ著者が Windows 7 レジストリ徹底活用マニュアル という本を出版している。
Windows 7が広く使われており,なおかつ本の内容がWindows 7のほうが詳しくて参考になった。一部重複していない項目があるかもしれないが,だいたい内容も似ている。
そのため,今から参照するなら, Windows 7 レジストリ徹底活用マニュアル をオススメする。
参考箇所
p. 170: 96 コマンドを自動実行する
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Command Processor\AutoRun にバッチ名を指定するとコマンドプロンプト起動時に実行する。
現在ユーザーだけに限定する場合は,HKEY_CURRENT_USERにする。
まとめ
Window Vistaのレジストリーを解説しており,レジストリーの解説本が初めてであればとても参考になる。
決して悪い本ではないのだが,ほぼ上位互換となるWindows 7の本が出版されているので,そちらが入手できないとき以外はあまり必要ではないかもしれない。
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