☆4:過去の株価推移に基づいた成功のセオリー
会計学博士でもある著者が会計学の理論を応用して編み出した株式投資方法について簡単に説明してあある。 一般の人が読むことを想定しているのか,基本的な指標についても丁寧に説明していて分かりやすかった。
大きく以下の3構成となっている。
- 株式投資の基本
- Prof.サカキ式投資法
- 投資法の検証・応用
決算書の見方や株式投資において重要な各種指標がどういう意味なのか?どこが大事なのかなど,丁寧にわかりやすく解説されており,初心者に優しいと感じた。
中盤から後半にかけて,この本のメインとなる「Prof.サカキ式投資法」について解説されている。この投資法は,財務体制の良好な大企業をターゲットに,株価の浮き沈みを睨みながら,買い時になったら買い占めるという方法だ。
まとめ
具体的な買いのタイミングや売りのタイミング,量などを解説しており,この通りにやればうまくできそうと感じた。
手法やなぜこうするのかというところを,過去の株価の推移などからデータを元に定量的に説明しており,説得力が高いと感じた。さすが大学教授。2010年出版ともう古くなってきているが,中身は現在でも有効と思った。
手元に一冊おいてまた参照したいと思える良い書籍だった。
コメント
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