書評☆3 バカとつき合うな | 堀江 貴文と西野 亮廣が考える「悪いバカ」と「いいバカ」

概要

  • 書名: バカとつき合うな
  • 副題:
  • 著者: 堀江 貴文 and 西野 亮廣
  • 出版日: 2018-10-31
  • 読了日: 2019-09-04 Wed
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/31/

評価

電車内広告で目についたのが記憶に残っており,興味を持って読んだ。

内容は堀江 貴文と西野 亮廣の2名が,それぞれ考えるバカを12個ずつ取り上げ,なぜその行動はバカなのか,どうすればいいのかを述べている。これが書籍の2/3を占めている。

残りの1/3で,両者がお互いのバカなところを指摘しあい,称え合い,最後に自分のバカエピソードを述べ,最後に読者にいいバカになれとメッセージを送っていた。

本書の内容だと,どちらかというと自分は「悪いバカ」に該当するだろうと感じた。

p. 122に西野が挙げた17番目のバカに「善意なら何でもありのバカ」というのがあり,以下の一文がある。

つまり、善というのが、思考停止をする口実になってしまっている。

この本も,結局のところここに近いなと感じた。いわゆるポジショントーク。自分がやってきたこと,考えたこと,実践してきたことを書いてきて,自分の考え・やってきたことを推奨するようなそんな感じの内容だった。

内容的には,共感するような部分もあったが,上記の引用と同じで,注意が必要に感じた。

たしかに,一見すると世の中には理不尽であったり,非合理的なこともあったりする。ただ,その評価が本当に妥当かというとその判断は難しい。

堀江 貴文と西野 亮廣という,多くの人とは異なることをして目立つ2名により書かれている。彼らに興味がある人は,別のところでこの本に書かれているような内容を日頃から彼らから感じ取っているだろう。それがあらためて言語化された内容となっている。

彼らに興味がない人は,彼らがどういう考え方で動いているかが分かるだろう。

結論

堀江 貴文と西野 亮廣の2名,あるいはどちらかに興味があるならば,彼らの考え方をさらに知るグッズ的な意味があるだろう。

基本的には彼らの考えが書かれており,彼らが肯定する考えかが,否定する考え方が書かれている。それらを知って何になるか,役に立つかはわからないが,そういう他人の考え方があるという参考にはなるだろう。

個人的には,共感する部分,なるほどと思う部分はあった。しかし,だから何という感じで,自分の行動が変わるところまではいかなかった。

書評☆2 個人事業の始め方完璧マニュアル | 薄く広く取り扱った開業の手引

概要

  • 書名: 個人事業の始め方完璧マニュアル
  • 副題:
  • 著者: 植野 正子
  • 出版日: 2005-06-24
  • 読了日: 2019-08-26 Mon
  • 評価: ☆2
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/30/

評価

個人事業の開業に興味があり,まとめて借りた内の1冊だ。

開業を決意するところから,退職,事業計画,資金繰り,事務手続き,営業,経理など一通り個人事業の開業に関わる事項を解説している。

個人的には,「第4章 開業に必要な手続き・届出」以降が興味のあるところだった。

手広く取り扱っているのはいいが,1個1個の内容が薄くなっていたのが残念だった。例えば,開業すると請求書などの書類を用意する必要があるのだが,この本ではそのことについて一切触れられていない。

経理のところも軽くしか触れられていない。そのため,全体を軽く知るにはいいが,実際に実務に取り掛かる場合,困るだろうと感じた。届出書のサンプルもあるが,これだけだと不十分だろうと感じた。

結論

実際に個人事業を開始の準備として参考にしたいなと思って読んでみたが,結局一番参照しない本となった。

書いてある内容は手広いのだが,特に前半の事業計画などが自分にはあまり関係なく,全体の内容が薄く浅い分あまり参考にならなかった。

書評☆3 いきなりはじめるPHP ワクワク・ドキドキの入門教室 | 最小限の説明でひとまず動作するアンケートシステムを作りながら学ぶ

概要

  • 書名: いきなりはじめるPHP ワクワク・ドキドキの入門教室
  • 副題:
  • 著者: 谷藤 賢一
  • 出版日: 2011-12-22
  • 読了日: 2019-09-01 Sun
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/29/

評価

こちらの「なんでこの本が売れないのか – ホーリーの普通の日記」でPHPの入門書として絶賛されていて興味を持って読んだ。

書名どおり,PHPの入門書となっている。PHPだけでなく,プログラミングをこれから始める人も含めた入門書となっているのが特徴だろう。

Webの開発だと,HTML, DB, PHPなどのように,プログラミング言語の他にHTMLとDBも登場してくる。サーバーの設定なども絡んできて,入門としては項目が多い。

本書ではXAMPPを使って,できる限り簡単に説明している。最小限の説明で,簡単なアンケートシステムを構築している。

実際に動くものを作って,イメージやモチベーションを保つところに最大限の配慮をしているように感じた。

そこまで絶賛されるほどいい本だとは感じなかったが,複雑な内容が極力省かれているので,初心者には悪くないのではないかと思った。

結論

PHPの入門書としていろんなところで推薦されており,興味を持って読んだ。

たしかに入門書としては,文量も160ページほどで,小難しい文法の説明類があまりなく,動作するものを作れるので,イメージしやすいようには思った。

ただし,絶賛するほどではないかなと思った。入門としては,別に過去に読んだPHPとMySQLのツボとコツがゼッタイにわかる本でも問題ないように感じた。

書かれている内容には大きな違いはないのだから,ある程度数をこなして,慣れていくことが大事だろうと感じた。

書評☆4 徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集 | PHP7技術者認定初級試験の公式かつ唯一の問題集

概要

  • 書名: 徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集
  • 副題:
  • 著者: 内山 祥恵 and 棚橋 英之
  • 出版日: 2019-07-21
  • 読了日: 2019-08-16 Fri
  • 評価: ☆4
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/25/

評価

受験報告をブログで公開している。

PHPの試験が移行期間であることを全く知らず,直前のPHP5の試験問題集を購入し,2019年4月末の受験直前までこちらで勉強していた。どうせ受験するならば,PHP7の試験を受験したいと思っていたが,PHPは無経験の言語であり,若干自信がなかったので問題集の発売を待っていた。

発売後1週間ほど経って本書を入手し,そこから勉強を再開した。問題集を1週し,7-8割マークできていたので,間違えたところだけ2週目で見直して,2019-08-17 Satに受験し合格できた。

問題集は全14章となっているが,この内10章がPHP5の試験問題集とほぼ同一の内容となっていた。肝心の最後の3-4章ほどで,PHP7試験の新規試験範囲であるComposer,cURL,Swift Mailer,コマンドラインPHP,テスト・デバッグ,フレームワークといった情報を取り扱っていた。

問題集がPHP5と内容・構成がだいたい同じだったので,わざわざ書い直したのがもったいなく感じた。しかし,合格基準が7割であり,新しい試験範囲が丁度2-3割だったため,確実に合格したければ,やはりこの問題集を購入したほうがいいと感じた。

結論

2019-05-07から開始されたPHP7技術者認定初級試験の公式かつ唯一の問題集だった。

試験内容がPHP5と7割程度は同じであるため,PHP5の試験問題集も役に立つ部分は多い。

ただし,新しく盛り込まれた部分が2-3割あるため,確実に合格したければ,本書を購入して勉強したほうがいいだろう。

書評☆4 徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 問題集 | 唯一のPHP5技術者認定初級試験の公式問題集で8-9割正答できれば合格は目前

概要

  • 書名: 徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 問題集
  • 副題: [PJ0-100]対応
  • 著者: 内山 祥恵 and 棚橋 英之 and 株式会社マルチメディアスクール・ウェーヴ
  • 出版日: 2012-09-21
  • 読了日: 2019-04-22 Mon
  • 評価: ☆4
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/24/

評価

Webの開発技術を学ぶために,Webの黎明期から現在まで実務の第一線で活躍しているPHPを学ぼうと思い,PHP5技術者認定初級試験の試験対策として購入した。

受験報告をブログで公開している。

購入時期は,2018年半ばで,実際に勉強を初めたのは2018年11月頃から断続的になっている。間に別の用事が挟まったため,試験勉強を中断し,2019年4月末の受験を目標に,4月から勉強を再開した。が,ちょうど試験がPHP7に移行するということで,PHP5の試験勉強は中断し,PHP7の問題集を購入して2019-08-17 Satに受験することにした。

結局,該当試験を受験しなかったのだが,後継のPHP7技術者認定初級試験のベースはPHP5と同じであり,言語の基本的な部分や問題集の7-8割は内容が同じだった。

PHP5技術者認定初級試験の公式問題集としては唯一の書籍となっているため,確実に合格をしたければ購入したほうがよいだろう。

試験は7割の正答が合格基準であるため,PHP7の受験の感覚としては,この問題集の全問題で8-9割の正答率を正答できれば,十分合格可能だと感じた。問題集とほぼ同一の問題も多数出題されており,しっかりと問題演習をこなしておけば万全だろう。

教材としては,そこまでページ数が多くなく,1個1個の解説も断片的であるため,PHP未経験者がこの問題集だけで合格するのはやや難しいと感じた。PHPは公式マニュアルが充実しているため,問題集で不明な部分を公式マニュアルで補っていく勉強方法でも問題ないと感じた。

結論

PHP5技術者認定初級試験の唯一の問題集となっている。この問題集をしっかりこなして8-9割正答できれば,合格は目前だ。

教材としては,解説の詳しさ・ボリュームがやや物足りなかったので,☆4の評価となっている。

書評☆3 ザ・ゴール | 小説仕立てでTOCを説明した異質な全米大ベストセラーのビジネス書

概要

  • 書名: ザ・ゴール
  • 副題: 企業の究極の目的とは何か
  • 著者: エリヤフ・ゴールドラット
  • 出版日: 2001-05-17
  • 読了日: 2019-08-19 Mon
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/21/

評価

いろんなところで引用されており,興味を持って読んだ。

TOC (Theory of Constraint: 制約条件の理論) を著者の経験から説明したものとなっている。

この本の特徴としては,一般的なビジネス書と異なり,中身が小説仕立てになっているところだ。解説などは一切なく,物語の中で著者の主張するTOCが説かれている。

このようなタイプの本は初めて読んだため,かなり衝撃的だった。

売上不振で閉鎖直前の工場長 (著者のクライアント) のアレックスが,著者に見立てた物理学者のジョナとの数回のやり取りを通じて,試行錯誤を繰り返しながら,工場の立て直すというサクセスストーリーとなっている。

工場の目標を立て,ボトルネックを突き止め,従来のコスト管理の方法の見直し,代わりゆくボトルネックへの対応など,扱うものは工場だが現実世界の別の事象にも適用可能な理論が展開されていた。

物語自体は,アレックスが工場長から所長に昇格して,部門全体の問題をどう解決するかというところで,中途半端なところで終了してしまっている。

続編があるとのことで,気になるので続編も読みたいと思った。

ただ,書籍自体は小説仕立てになっているため,エッセンスがわかりにくかった。おそらく他にTOCを取り扱った本があるので,エッセンスはそちらにあたる必要があるだろう。

小説はあまり読まないのだが,けっこう面白くて読みふけってしまった。

結論

全米で大ベストセラーとなっただけのことはある本だった。

小説仕立てのビジネス書ということで,かなり異質な本書であったが,物語自体はサクセスストーリーで主人公の試行錯誤の仮定が細かく描写されており,思考経路が読めて面白かった。

TOCの理論のとっかかりにはいいが,学ぶには内容が散らばっていて読みにくいので,他書をあたる必要がある。

単純に続きが気になったので,続編も読みたいと思った。

書評☆3 図解人材派遣会社向け「業務請負」の基本とカラクリ | 人材派遣→業務請負へのシフト指南

概要

  • 書名: 図解人材派遣会社向け「業務請負」の基本とカラクリ
  • 副題:
  • 著者: 山内 栄人
  • 出版日: 2012-06-26
  • 読了日: 2019-08-21 Tue
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/18/

評価

SES企業に勤務しており,人材派遣関係について調査中に読んだ一冊だ。

船井総研で人材派遣のコンサルティングに従事している著者による,人材派遣会社への業務請負へのシフトの指南が書かれていた。

人材派遣では,期間の制限,キャリアアップ,生産性低下といった問題に直面するため,より自由度の高い業務請負へのシフトを提案していた。

その後は,業務請負をやっていく上でのポイントを解説していた。

ここで想定している仕事が,おそらく工場の勤務のような業務を想定されており,自分が属するITの仕事とは勝手が違うように感じてしまった。

他では書かれていない内容が書かれているのだが,なんだろうな。1個1個の内容が普通な感じで,当たり障りのないことが書かれていて,あまり参考にならなかった。

p. 186の「ニート・フリーターの再生工場へ」というのが典型的なのだが,人材派遣の仕事はごみをうまく活用するみたいな,そういう感じがあり,やはりいい感じはしなかった。

結論

書名に人材派遣会社向けとあったので,期待していたのだが,思っていたのと違った。

工場の製造ラインでの派遣を念頭に置いており,自分が属するITの仕事では通用しないように感じた。

内容自体はそこまで悪くはなかったし,レイアウトも悪くはなかったが,内容がいまいちだった。

書評☆3 人材紹介の仕事がよくわかる本 | 転職エージェント希望者向け仕事解説書

概要

  • 書名: 人材紹介の仕事がよくわかる本
  • 副題:
  • 著者: 小松 俊明
  • 出版日: 2009-11-10
  • 読了日: 2019-08-22 Thu
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/17/

評価

SES企業に勤務しており,人材紹介の仕事の仕組みの調査中に読んだ一冊だ。

これまで人材派遣に関する本を大量に読んできたが,本書は人材派遣ではなく,人材紹介の仕事を解説した本となっている。

人材紹介とは,リクナビエージェントのような転職エージェント,ヘッドハンターと呼ばれる職業だ。

こうした人材紹介の仕事がどういうものか一通り解説されており,あまり人材紹介の本は見かけなかったので,参考になった。

特に,巻末のタクシー運転手との比較が興味深かった。どちらも,比較的誰でもすぐに始めることができるが,能力の違いが一見わかりにくく,本人の性格や印象が大事など類似性が多かった。

書籍全体もきれいにレイアウトされ,読みやすかった。

結論

転職エージェントの仕事について書かれていて参考になった。

正直なところ,人材派遣や人材紹介は嘘つきばかりで,労働者からお金を搾取する害悪だと思っている。しかし,こうした害悪が世の中にはびこっているので,やつらの思考パターンを知っておく必要がある。

そういう意味で参考になった。


人材紹介の仕事がよくわかる本

書評☆4 図解でわかる労働者派遣 いちばん最初に読む本 | 改訂版「図解でハッキリわかる 人材派遣の実務」

概要

  • 書名: 図解でわかる労働者派遣 いちばん最初に読む本
  • 副題:
  • 著者: 佐藤 広一 and 星野 陽子
  • 出版日: 2016-01-20
  • 読了日: 2019-08-21 Wed
  • 評価: ☆4
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/16/

評価

SES企業に勤務しており,その実体である人材派遣について学んでいて読んだ一冊だ。

どこかで読んだような内容だなと思ったら,過去に読んだ「図解でハッキリわかる 人材派遣の実務」と同じ著者であり,内容がほぼ同一だった。

書名が違うので,違う本かと思ったが,中の挿絵や章立てがほぼ流用されており,前著の改訂版と思ってよい。さすがに,中の数字は現在の法令に併せて更新されているが,それ以外はほぼ中身が同じだった。

結論

内容自体は,人材派遣の仕事に関して,見開きで解説と図解があり,わかりやすかった。人材派遣営業の研修の教科書としても活用できそうな,わかりやすいていい本だった。

こういう本は1冊手元にあると何かといいので,前著と中身がほぼ同じことから,値段などを考慮して,入手しやすい方を選ぶと良いだろう。

書評☆3 実務の疑問に答える労働者派遣のトラブル防止と活用のポイント | 派遣会社の法務部門向けQ&A集

概要

  • 書名: 実務の疑問に答える労働者派遣のトラブル防止と活用のポイント
  • 副題:
  • 著者: 安西 愈 and 木村 恵子
  • 出版日: 2016-08-20
  • 読了日: 2019-08-23 Fri
  • 評価: ☆3
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/15/

評価

SES企業に勤務しており,人材派遣についての勉強として読んだ一冊だ。

安西 愈という派遣に関して詳しい弁護士による実務者向けの労働者派遣のトラブル防止のポイントをまとめた本となっている。

同じ著者の「多様な派遣形態とみなし雇用の法律実務」が良かったので,こちらも期待をして読んだ。

内容を見れば分かるが,法律に基づいて,実務で発生すると思われる,細かい事例をひたすらQ&Aの形で解説している。

書名にあるとおり,実務者向けの内容となっている。ここでいう実務者というのは,派遣会社の法務部門が想定される。一般社員が読んでも内容が細かすぎて,難易度が高すぎてあまり参考にならないと思った。

書籍全体は450ページと文量が多いものの,末尾の150ページは法令を転載しただけなので,実質は300ページほどの内容だ。巻末は本当に転載しただけであり,ここはURLを引用するだけでよかったのではないかと思ってしまった。

結論

書名にある通り,実務者向けであるので,派遣会社の法務部門勤務者であれば参考になるように感じた。

ただし,それ以外の人にとっては,内容が細かすぎて,役に立たないのではないかと思った。

目次を見て,興味のある部分の有無を確認してから読むことを強く薦める。