概要
- 書名: フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
- 副題:
- 著者: きたみ りゅうじ
- 出版日: 2005-12-10
- 読了日: 2019-10-17 Thu
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2019/12/05/
評価
フリーランスとしてやっていくことになったため,帳簿や節税について興味を持っていた。この本はこの手の話題で検索すると頻繁に見かける本で,人気があるようなので読んでみた。
内容はフリーのライター&イラストレーターの著者と税理士の対話形式で申告と節税について解説したものとなっている。
フリーのイラストレーターが書いているだけあって,フリーランサーの視点に立って,面白おかしく書かれていた。細かい情報はそこまでだと感じたが,全体的なことが書かれていて,最初の1冊としては悪くないと思った。
引用
p. 61 国保組合
国保組合とは、職能団体などが互助会的側面を持って運営している国民健康保険の組合です。こうした組合は全国に139あり、その多くが定額の保険料をうたっています。
社会保険の話になると,せいぜい健康保険と国民健康保険の2種類くらいしか解説しない本が多い。しかし,この本では国保組合について解説しており,初めてその存在を知った。しかも,国民健康保険よりもお得な場合が多い。加入条件があるため,結局は加入できないのだが,こういう情報を知ることができてよかった。
結論
2005年の初版から2016年の第30刷が発行され,ネット上でよく見かけるだけあって,悪くない本だった。
良くも悪くも面白おかしく申告と節税についてまとめられており,最初の1冊としては悪くなかった。
ただ,個人的にはもう少ししっかりまとめられた本がほしいなと感じた。
リンク
コメント
[…] 同じ対話形式であるならば,同じタイミングで読んだ「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」のほうが,情報量が多く,ユーモアがあってましだった。 […]
[…] 同じ税理士とフリーランサーとのタッグで書かれた本としては,本書でも参考文献に掲載されている「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」のほうが詳しくて,ユーモアがあって面白かった。 […]