書評☆3: 世界一わかりやすい「差別化ブログ」起業術 | ライバルの弱みに特化した差別化戦略は有効

概要

  • 書名: 世界一わかりやすい「差別化ブログ」起業術
  • 副題:
  • 著者: 仙道 達也
  • ISBN: 9784798052793
  • 出版: 2018-04-25
  • 読了: 2020-07-12 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/23/

評価

アフィリエイトについて調査していて読んだ一冊だ。

学歴,資格,職歴のどれも0の状態から年間4億円の売上に成功した著者によるアフィリエイト・ブログ集客について書かれた本となっている。

本書及び著者の最大の特徴が,ライバル分析による弱みに特化した参入だ。

ちょうど直前に読んだ「たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス」と内容がかぶっている部分が多いのだが,ライバル分析という視点が強かった。

以下の3の分析をこの順番で行うことで,自分が勝てる分野を選んで参入する。

  1. 市場分析
  2. 自分分析
  3. ライバル分析

本書では最終的にメルマガに誘導しているのだが,メルマガのうまい使い方が書かれておらず,少々物足りなかった。

引用

p. 73: グーグルキーワードプランナーを使う

  • キーワードの月間検索数を測定できる無料ツール
  • 月間検索数を知ることで、最低限のウェブ需要があるか測定できる
  • 月間検索数が最低でも五千件以上が必要、一万以上が理想
  • あくまでも「単発キーワード」での目安として使う

参入する市場調査の目安が紹介されており参考になった。

p. 85: 市場を絞り込む5つの質問

質問① ライバルに勝てるまで市場を絞り込む場合、どのくらいまで細分化する必要があるか?

質問② あなたの理想の顧客の性別は? 男女比で見た場合、どれくらいの割合が適切か?

質問③ ターゲット層はどんな「悩み、苦しみ」をもっているか? 細分化するとしたら?

(参考ツール) ヤフーお悩み掲示板,グー (goo) 相談室

質問④ ターゲット層は「どんな願望、欲望」をもっているか? 細分化するとしたら?

質問⑤ もし「お金をいくらでも払う!」といってくる顧客がいるとしたら、具体的にどんな変化に対してか? ビフォー&アフターで表すとしたら?

市場の中でターゲットとする顧客のイメージをつかむ上でのヒントが書かれていた。

p. 97: ライバルの「強み」「弱み」を細分化する

ライバルの弱点を見つけるには、次のような質問をします。

  • 提供している商品、サービス内容は何か?
  • 提供している商品の値段はいくらか?
  • 提供している商品はどんな人が購入しているか?
  • 商品の保証はあるか? あるとしたら保証内容は何か?
  • お客様へのアフターフォローやサポートの質はどうか?

著者の特徴であるライバル分析というところの具体的な観点が書かれており参考になった。

このあたりまでが,本書の核となる部分で,これ以降はおまけのように感じた。

結論

SWOT分析なんてのは,マーケティングでは一般的なもので,情報処理技術者試験でも習っていた。しかし,実際にビジネスでの活用方法は誰からも教えてもらうことはなく,使うことがなかった。

この本はまさにSWOT分析でライバルの弱みを分析し,その弱みに焦点をあてた差別化戦略を取ることで,レッドオーシャンでも勝負するというものだった。

内容としては,「たった1年」と似通った部分がやはり多い。例えば,参入ジャンルではレッドオーシャンを選ぶというところなどだ。
総合的には「たった1年」のほうがよかったが,ライバル分析の視点や分析方法は特に参考になった。メルマガの活用方法についてもう少し書いてあれば,☆4の評価にしていた。

併用するのが良いと思った。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

  1. […] 以前書評にした「世界一わかりやすい「差別化ブログ」起業術」の著者の新著ということで興味を持って読んだ。 […]

トラックバック URL