概要
- 書名: 改訂版 金持ち父さん貧乏父さん
- 副題: アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
- 著者: ロバート・キヨサキ
- ISBN: 9784480864246
- 出版: 2013-11-10
- 読了: 2020-10-30 Fri
- 評価: ☆3
- URL: book.senooken.jp/post/2020/11/01/
評価
2009年の大学2回生の頃に金持ち父さん貧乏父さんを読んだことがある。与沢翼が影響を受けた本として,「スーパー フリーエージェント スタイル」などで紹介されていたので,改めて読み直した。
金持ちになるためのお金の哲学が書かれている。著者の幼少期のエピソードとして,貧乏父さんの実父と金持ち父さんの友人の父との話から始まり,その後は著者の経験からお金持ちになるための考え方について書かれていた。
よくある洋書のようにエピソードを散りばめただらだらと長い文章だったので,素直に読むと時間がかかると感じたので,読み飛ばしながら読んでいった。改訂版ということで,中身が変わっているとのことだが,骨子は同じで違いはいまいちわからなかった。
改めて読んで思ったことは,金持ちになりたければ,頭を使うということだ。日々どうやればお金持ちになれるのかを考えて,失敗を恐れずに行動し,成功に向かって邁進する。本書がいいたいことはこれだと思った。
実際にこの本を読んだことで具体的にすぐにお金持ちになれるというものでもない。あくまで考え方が学べるだけだ。
引用
p. 184-189: 第一の生涯 お金を失うことに対する恐怖心
私の個人的経験から言うと、多くの場合、勝利は敗北のあとにやってくるように思う。
そして、前にも言ったように、一度も損をせずに金持ちになったという人にもお目にかかったことがない。
失敗をこやしにしてやる気を起こす者が勝者となり、失敗によって打ち負かされる者が敗者となる。勝利の最大の鍵はここにある。
負けることを「嫌う」ことと、それを「恐れる」ことの間には大きな違いがある。たいていの人はお金を損するのが怖くて、それでなおさら損をする。
成功のためのマインドが書かれていた。
結論
お金の哲学を学べる本として一斉を風靡した書籍の改訂版だった。
改めて読むと,頭を使って成功に向かって邁進するという実にシンプルなことが書かれていたように感じる。
本書を読んで即座に何かが変わるというものではないが,根本的な考え方を学んで意識を高めるには役立つだろう。
教養としても一生に一度は読んでおいても悪くはないと思った。
コメント
[…] 推薦されている本としては,「金持ち父さん貧乏父さん」しか読んだことがなく,この他に2-3冊名前を聞いたことのある本があるものの,ほとんど知らない本だらけだった。 […]
[…] 推薦されている本としては,「金持ち父さん貧乏父さん」しか読んだことがなく,この他に2-3冊名前を聞いたことのある本があるものの,ほとんど知らない本だらけだった。 […]