概要
税理士などの士業に従事する著者2名による名刺交換術を解説している。
名刺交換で顧客に繋がらない理由,名刺交換時の自己紹介のコツ,さらに効果的な名刺の作成方法などが解説されており,実践的でよかった。
特に,名刺のレイアウトについても解説があり,自分の名刺作成の参考にしたいと感じた。
参考
p. 5: 顧客につなげる共通点
私達自身の経験や、周りで仕事を紹介してもらったり、顧客に繋げたりしている人々を見ていると共通点があるのです。それらをまとめると…
- 同業他社より覚えてもらう名刺を作る
- 名刺交換では相手が答えやすい質問をする
- 自己紹介の時は単なる業務説明をしない
- 名刺交換後に自分から積極的に会う機会を作る
名刺交換後に顧客につなげるコツがまとまっていた。
p. 20: 自分が会いたい人と紹介できる人を考えておく
異業種交流会やセミナーに参加するときには、具体的に自分が出会いたい人や他人に紹介できる人を考えておくことが大切です。
たしかに,困っている人に,助けとなる紹介できる人を考えておくのが大事だなと感じた。
p. 38: お勧めしたいビジネス書
- 営業を強化したい人
- 「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法
- 顧客に必ずYesと言わせるプレゼン
- 「見込み客」が勝手に増え続ける仕組み
- 講師力アップ
- 90日で商工会議所から呼ばれる講師になる方法
- 部下育成
- はじめてのリーダーの教科書
- 仕事をまかせるシンプルな方法
- 仕事への取り組み方
- 数字を使えば9割伝わる
- 独身★40歳で会社を辞めましたが何か?
- 非エリートの思考法
- 問題の解決に効く100のビジネスサプリ
- 英語力アップ
- ずるい英語
お勧めのビジネス書がまとまっていた。どの本も読んだことはなかった。
p. 43: 自己紹介をしても興味を持たれない理由
- 特徴がない
- メリットを感じない
- 信頼できない
それでは自己紹介では何を伝えればいいのでしょうか?それは「特徴」です。相手の記憶に残るような部分をしっかり伝えることが大切です。
p. 74: 自己紹介パターンを数種類用意しておく
自己紹介について最後にお伝えしたいことは、パターンを作るということです。しかも数種類用意しておくことが大切です。パターンを作っておく理由は、ちゃんと相手に伝えるための準備のためです。それでは、なぜ数種類用意した方がいいかというと、自己紹介の場は様々あるのでひとつのパターンでは対応できないからです。
様々な環境・状況ではあなたの職業についてよくわからない方もいるでしょう。よくわからない方に興味関心をもって聞いてもらうのは至難の業です。したがって、シチューエーションに合わせて幾つか用意をしておくことをお勧め致します。私も「税理士」、「経営者」、「セミナー講師」といったビジネス上のパターンや、プライベートを対象とした少し「カジュアル」なパターン、「一発芸」的なパターンと数種用意をしております。
確かに合う人の属性や興味関心に合わせて自己紹介を用意しておくのがいいと感じた。
結論
名刺交換のコツ,自己紹介,名刺作成のコツなど名刺に関する一通りのことが書かれていた。自分で名刺を作成して,名刺交換に臨む前に一度は読んでおくといいなと感じた。
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