概要
- 書名: ネットワークはなぜつながるのか 第2版
- 著者: 戸根 勤
- 出版日: 2007-04-16
- 読了日: 2019-08-01 Thu
- 評価: ☆3
- パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/10/04/
いろんなところで紹介されており,興味を持って読んだ。
評価
本書は日経NETWORK 2002年4月号〜9月号の「インターネットはなぜつながるのか」第1回〜第6回の連載を全面的に見直し,加筆・修正したものとなっている。
ネットワークがなぜ繋がるのかを,WebブラウザーのURLを入力するところから,Webサーバーが応答を返すところまで,DNS,TCP/IP,光ファイバーなどソフト的なところからハード的なところまで流れを網羅している。
このようなネットワークの接続成立の流れは,ハードウェアを含めた場合知らなかった。そういう意味で全体を俯瞰できてよかった。
けっこう細かいことが書いてある割に,RFCなどの規格などはそこまで引用されていない。
内容の1/3が終わる当たりのソケット通信のあたりでもうお腹いっぱいになってしまい,残りは流し読みしてしまった。予備知識無しで読むのはけっこうしんどいと感じた。
副題に「知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識」とあるが,基礎知識にしては細かい話が多いので,全くの初心者が読むにはしんどいと感じた。
結論
いろんなところでネットワーク関係の本として紹介されており,実際ネットワーク接続の流れの全体を細かいところまで書いてあり,参考にはなった。
ただ,文量も多く細かい話がけっこうあるので予備知識無しで読むのはけっこうしんどかった。そういう意味で,もう少しわかり易い本があるとよかった。
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