概要
- 書名: 働かないで年収5160万円稼ぐ方法
- 副題:
- 著者: 川島 和正
- 出版: 2007-05-11
- 読了: 2020-04-18 Sat
- 評価: ☆4
- URL: book.senooken.jp/post/2020/04/26/
評価
「ブチ抜く」で与沢翼に興味を持ち,彼の師匠的な存在である川島和正に興味を持って読んだ。
本書は川島和正が最初に書いたビジネスに関する本だ。
書名通り,お金を稼ぐ方法を解説している。具体的には,以下の3のビジネスを紹介している。
- 転売
- アフィリエイト
- 情報商材
特徴的なのは,どれも手順が具体的に書いてあるところだ。例えば,転売であれば販売するサイトから仕入先まで書いてある。
アフィリエイトや情報商材も同じように具体的にテーマ決めから集客方法まで書いてあった。基本的には他のうまくいっている方法,ランキング上位の方法を真似するような感じだった。
書かれているような利益や売上がその通りになるとはあまり思えなかったが,手順が具体的だったのはよかった。
しかし,書名の「働かないで」というのは誤解を招く表現だった。最終的には働かなくても済むのかもしれないが,少なくとも最初はかなり働く必要がある。
文体が「ブチ抜く力」と似たようなすました感じの礼儀正しい感じで,与沢翼が彼から影響を受けたのか,それとも両方共育ちがいいからこうなっているのか気になった。
また,アフィリエイトや情報商材ではメルマガの活用を強く推奨していたのも気になった。メルマガなんか面倒くさくていったい誰が登録するのかと思ったのだが,効果があるのだろうか?
2007年出版とやや古いが,基本的なところは今でも通用する部分が多く感じた。
引用
p. 52: 大きく儲ける「プチ出版社」情報ビジネス
賞品とホームページができたら、情報ビジネス用の販売サービスに登録します。代表的なものとしては、インフォカート,インフォストア,インフォトップというサービスがあります。
情報商材というのはあまり関わったことがなかったので,情報商材の取扱いサービスを初めて知った。
結論
ネットビジネス・副業の具体的な方法が書かれている本だった。
与沢翼の師匠らしく,具体的ですました文体で,悪くない本だった。
もっとも,一番たいへんなのは実際にやることだ。やることについても,やってみるとゲームみたいで面白くなるとか書いてあった。
書かれているとおりにうまくいくとは思えないが,内容が具体的で頑張れば先に進むことはできそうな気がした。
コメント
[…] 「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の著者による続編ともいえる本となっている。 […]