概要
- 書名: マネ凸 お金を増やす最強の思考法
- 副題:
- 著者: 渡辺 将基
- ISBN: 9784299001078
- 出版: 2020-01-30
- 読了: 2020-08-17 Mon
- 評価: ☆3
- URL: book.senooken.jp/post/2020/08/25/
評価
与沢翼の調査中に読んだ一冊だ。
新R25というWebメディアの「マネ凸」という連載を抜粋編集した本となっている。
内容自体はWebに掲載しているものを抜粋・編集しているだけなので,この連載を読めばだいたいの中身はわかるようになっている。
日本の有名な実業家を中心にお金に関する質問をしている。普通の人が参考になるところはあまりないと思うが,多数の有名人のインタビューが掲載されているので,読み物としては面白いかもしれない。
出版が2020年と比較的最近の本であり,倒産から復活した与沢翼のインタビューが掲載されているのがやや物珍しかった。
藤田普の塩対応でのっけから読む気をなくすようなものだったが,それ以降はまともなものもあったので悪くはなかった。
引用
p. 34-35: 勝手に湧いて出てきた金だし、どうだっていい
- 堀江: 持ち株を売ることも考えたことがない。おたく (サイバーエージェント) の社長は毎年売ってるけど。
- 渡辺: そこはノーコメントで。
この編集長の小物感が色濃く出ている質疑だった。
p. 133: 経営者に「年収いくらですか?」と聞くのはナンセンス
- 渡辺: そうなんですね。どんな事業をしてるんですか?
- 上念: まず、勝間和代の会社の社長をやってます。主な事業は、日本最大級のオンラインサロン『勝間塾』や有料メルマガの運営ですね。ちなみに、堀江 (貴文) さんのサロンは勝間塾を参考にしてつくったんですよ。
ホリエモンのオンラインサロンが「勝間塾」を参考にされていることと,上念が作ったということを初めて知った。
p. 202-205: 与沢翼の投資スタイルをさらに深堀!
- 与沢: 『勝つまでやめるな!』(サンマーク出版) っていう本があるんですけど、昔それを読んで感動したんですよね。投資だけじゃなくてビジネスはすべてそうだなと思っていて。どんだけ恥かいて、どれだけバッシングされようと、勝つまで逃げない。絶対に表舞台から消えない。だから僕は、そのプロセスにおいてはどれだけバカにされてもいいと思ってるんです。
オススメの本が紹介されていた。
結論
有名人のインタビューがバラエティパックのようにまとめられており,読み物として面白かった。
ただ,インターネットからも内容を閲覧することはできるので,コレクション目的になるかもしれない。
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