書評☆4: ネオヒルズ・ジャパン | 与沢翼の納税滞納報道直前に発刊した幻の雑誌は一見の価値あり!

概要

  • 書名: ネオヒルズ・ジャパン
  • 副題: 与沢翼責任編集長
  • 著者: 双葉社
  • ISBN: 9784575454123
  • 出版: 2013-11-21
  • 読了: 2020-08-25 Tue
  • 評価: ☆4
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/08/29/

評価

与沢翼の調査中に読んだ一冊だ。

与沢翼の納税滞納報道が発表される直前に発刊され,創刊号で発刊が終了となった幻の雑誌となっている。与沢翼責任編集長という副題にもある通り,与沢翼やネオヒルズ族に特化した雑誌となっている。

与沢翼は過去に自著を何冊か出しているが,本書は雑誌という媒体であることから,写真が豊富にあり,彼のリアルタイムのプライベートな部分に初めて切り込んだ書籍となっている。

内容は,与沢翼の他に土屋ひろし,久積篤史の3名にフォーカスしたものとなっている。

全部で130ページで,そのうち与沢翼に関するものは1/3程度と,思ったより与沢翼一色ではなかった。ただ,通常の書籍では掲載できないような内容が掲載されており,ページ数は少ないもののよかった。

特に末尾の「ネオヒルズ流絶対習慣」と題した与沢翼による成功のための習慣・技についての特集が参考になった。

引用

p. 8-9: 「深く、深く考える男」

  • Date of birth / 1982.11.11
  • Blood type / A
  • Company / Free Agent Style Holdings
  • Titel / President & Chief Executive Officer

当時のプロフィールが掲載されていた。地味に誕生日と血液型が掲載されたのは書籍上はこれが初となる。

p. 18-19: Who is He?

こちらでは与沢翼の解体新書として,生まれたときからのヒストリーが写真入りで掲載されていた。経歴が時系列で手短にまとまっており,昔の写真も掲載されていたのは目新しかった。

p. 35: 恋人と秘書が語る与沢翼のすべて

恋人 山田るり子さん Ruriko Yamada

1984年9月3日生まれ。与沢翼の恋人であり、Free Agent Style創業者。かつては雑誌でモデルを務めていた。


秘書 今井尭平さん Kyohei Imai

1989年7月23日生まれ。与沢翼のもとで秘書、広報、買収した飲食店の管理業務などを担当する。いわば側近中の側近。

与沢翼の側近者の簡単なプロフィールが写真入りで公開されていた。

p. 114-115: Ⅱ 「組みましょう」と言わせる交渉術

「『今買う理由』と、『私から買うメリット』があれば数多くの候補に埋没することは避けられます。単純なキャンペーンや割引だけでなく、今買わないリスクを用意したり、演出することが重要になります。また商品力だけでなく、自分の人脈や人間性も付加価値になる。相手がメリットに感じることを揃え、一歩ひくことで、交渉相手から『欲しい』を言わせることができます。」

交渉の基本!「ビーフの法則」をマスターせよ


  • B [BENEFIT]: 商品を購入することで得られるメリット。購入後のイメージや得られる利益を具体的に示して魅力をアピールする。
  • E [EVIDENCE]: 商品が魅力的であることの根拠。お客様の声や導入事例、消費者ランキング実績など客観的な価値を示し、満足度やケアが手厚いことを示す。
  • A [ADVANTAGE]: 類似商品と比べて、どこが優れいてるのかを比較し提示する。品質や、価格だけでなく利便性や普及率、ランニングコストなども優位点になる。
  • F [FEATURE]: その商品の特色や特徴。他にない特性など。特に、交渉相手にアピールしたいその商品の目玉として注目して欲しい点を大きく示すことが重要。

商談は即日クロージングが鉄則

  • ツカミはキャッチーに
  • 結論から先に話せ
  • 「今」買うべき理由を作る
  • 「私」から買うメリットを感じさせよ

アフィリエイトで成功した与沢翼の交渉術が書かれていた。アフィリエイトらしい方法で参考になった。特に,ビーフの法則は初めて知った。

就職活動など,アフィリエイト以外でも応用できそうな法則だったので知れたのはとても良かった。

p. 116: Ⅲ 「個」を際立たせ、「その他大勢」で終わらないためのセルフブランディング術

彼が一番重視するのは、己の中からわき上がる欲望というべき衝動に耳を済ませること。

「欲望とは、自分の好きなモノ、こだわりが生まれる源泉。極端に没入できるような強い欲望を追わないと本当のブランディングにはならない。


己の欲望を的確に把握するには、まずは自分のこだわりや好きなことを徹底的に極めること。「好きなことを見つけ、オタクになれれば、それが起業の種にもなり得る」。


欲望のステージを見極め自分を見つめ直せ

Stage 1 欲望の解放

自分の内からわき上がる欲望や欲求に無意識に突き動かされる最高のステージ。自分の行動指針はその欲望によって明確に設定される。

State 2 欲望の意識

自分の欲望を意識し、見つめることで行動指針が確定するステージ。とうなりたいかを常時意識することで行動指針が見えてくるので、ある程度演じながら邁進する必要がある。

Stage 3 欲望の発見

自分の根源にある欲望にまだ気づいていないステージ。まずは「好きなモノ」や「こだわり」を発見し、自分の真の欲望に気づくためのトレーニングが必要。


自分の個性とも言うべき欲望に対して真摯に向き合うことでステージが上がり、あらゆる行動が欲望を根拠にして統一され唯一無二の存在になれる。これが与沢流セルフブランディングの完成形だ。

与沢流セルフブランディング術が説明されていた。自分の欲望にフォーカスするところがポイントとなっている。行動の源泉が欲望というのはなるほどと思った。

自分がこだわっていること。これをうまくやりくりするというのがポイントで,なるほどと思った。

結論

与沢翼に特化した最初で最後の幻の雑誌ということで,価値の高い本だった。

書籍では掲載できないような,プライベートな部分が写真入りで掲載されており,面白かった。また,文量は少ないものの巻末の特集は有益なもので読んで良かった。

全体的に,ページ数や文量は少ないものの,希少性の高い情報が掲載されているため,彼を知る上では押さえておくべき本だと感じた。

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