書評☆5: お金儲け2.0 | 2019年の手堅く成功しやすい個人ビジネスまとめ

概要

  • 書名: お金儲け2.0
  • 副題: 手堅く1億円稼ぐ7つの最新手法
  • 著者: 川島 和正
  • ISBN: 9784837927945
  • 出版: 2019-08-01
  • 読了: 2020-07-31 Fri
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/08/01/

評価

働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の著者による続編ともいえる本となっている。

最近興味をもっている与沢翼がセールスコピーで登場しており,与沢翼のインターネットビジネスでの師匠ともいえる川島 和正の新しい本ということで興味をもっていた。図書館での予約も殺到しており,借りるのに半年くらいかかった。

「働かないで」の本が出版されて10年以上経過しており,2019年の最新状況に合わせて内容が改良されている。

本書で書かれている内容は,著者が開催している会員サービスの川島塾の仲間の成功者の方法をまとめたものとなっている。

前著と同じく,自分一人で稼ぐことのできる方法を解説している。前著で解説された,転売,アフィリエイト,情報商材・メルマガに加えて,不動産,会員制ビジネス,境界ビジネス,貿易と1億円という大金を稼ぐための方法が追加で説明されている。

その代わりに,一つずつの内容の詳細は,個別の書籍を引用・紹介することで若干減っている。減っているといっても,ポイントとなる部分は押さえられており,さらに具体的に細かいところを知りたい人のため文献が紹介されているため,書籍がリーチする範囲は大幅に増えている。

参考書籍や利用するサービスなどの紹介が多数あり,参考になるところだらけで付箋だらけになってしまった。

引用

書籍内で紹介された書籍を列挙する。

  • p. 68: 自分ブランドで稼ぎなさい Amazon中国輸入の教科書
  • p. 72: Amazon中国輸入ビジネスの極意
  • p. 76: 月10万円ラクに稼げる「ネットせどり」入門
  • p. 82: 年商20億円稼ぐ!Amazonせどりの王道
  • p. 97: アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の広告主がかけない検索キーワード発想法
  • p. 97: アフィリエイトで月100万円確実に稼ぐ方法
  • p. 97: 現役ASP役員が教える本当に稼げるアフィリエイト アクセス数・コンバージョン率が1・5倍UPするプロの技48
  • p. 107: 沈黙のWebマーケティング
  • p. 135: 最速で億を稼ぐ!不動産投資 [成功の原理原則]
  • p. 135: 不動産投資「勝者のセオリー」
  • p. 140: 常識破りの「空き家不動産」投資術
  • p. 144: 特区民泊で成功する!民泊のはじめ方
  • p. 150: 会社員がゼロから稼げる!融資フル活用不動産投資術
  • p. 174: ザ・ローンチ
  • p. 180: 一気に業界No. 1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み
  • p. 192: 金髪美女と結婚できた理由
  • p. 192: だ・か・らタカシは結婚できない
  • p. 203: Amazon個人輸入 はじめる&儲ける超実践テク104
  • p. 212: いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意
  • p. 213: 世界一楽しく儲かる金持ち教科書
  • p. 225: ゼロから始める!4年で年商30億の通販長者になれるプロの戦略
  • 読者限定特典: http://1oken.com

結論

2007年の「働かないで」の内容を2019年にアップグレードした内容となっていた。青と黒の2色刷りでレイアウトも見やすく,とてもいい本だった。

前著と同じく,手元に是非おいておきたいと思える本だった。

後は,具体的にターゲットを決めて取り組むだけだろうが,実際に取り組むというのが一番の難所となる。いろいろ調べて,可能性を探っていきたい。

書評☆5: スーパー フリーエージェント スタイル | 「秒速で1億稼ぐ」前の与沢翼の初著書に描かれた天才的な半生はビジネスのコツが満載

概要

  • 書名: スーパー フリーエージェント スタイル
  • 副題: 21世紀型ビジネスの成功条件
  • 著者: 与沢 翼
  • ISBN: 9784046537980
  • 出版: 2012-09-25
  • 読了: 2020-07-18 Sat
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/28/

評価

過去に読んだ「ブチ抜く力」が予想以上に素晴らしい内容で,著者の与沢翼に興味を持ち,彼の書籍を全て読み漁り始めた最初の本だ。

本書は実業家の与沢翼の最初の書籍である。彼の半生やこれまで成し遂げた成功体験から考える成功条件,今後のビジョンが書かれている。

書籍の構成は以下の3部構成になっていた。

  1. スーパーフリーエージェント
  2. 彼の幼少期から直近まで半生でのできごと
  3. 半生で成功したノウハウ

時系列としては,アパレル会社のエスラグジュール倒産後,アフィリエイトで復活した直後辺りに書かれている。まだこのときは「秒速で1億稼ぐ男」の触れ込みがつく前のようで,「秒速で1億稼ぐ」というフレーズは本書内には一切登場していなかった。

まず第一印象で,書籍の冒頭で「最初の書籍は巷で流行るような軽いモノにしたくなかった」とある通り,しっかり書かれていると感じた。

与沢翼の自伝とも読んでも差し支えないほど,彼の半生について詳しく書かれており,どういう生い立ちだったのかよくわかった。

怪しく思っていたのだが,実に小学生の頃からビジネスを始めており,家が裕福だったのもあるが合間合間に猛勉強しており,素直に天才なんだろうと思った。

本書ではスーパーフリーエージェントという21世紀に成功する著者が提唱する働き方について書かれている。その中で,アフィリエイトやネットワークビジネスについての言及があった。

書籍内で明確な言及はなかったが,著者はおそらく一時Amwayをやっていたのだと思った。その他,アフィリエイトで復活時にお世話になったK氏は「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の川島和正のことだと,過去に読んだ本との関連で分かる部分があった。

本を読んで思ったのが,与沢翼は勉強家だということだ。大量の書籍を読んでおり,自分の頭をフルに使って窮地を脱出し,論理的思考力も発揮してライバルの分析など,頭を使うことで頭が良くなっているのだと思った。

書籍の引用・紹介が度々行われていたことからも,学の高さを感じ取れる。

正直,小学生の頃からビジネスをやって月収10万円以上ものお金を稼ぐなんて,一般人からしたら考えられない。ホリエモンの半生が書かれた「ゼロ」との対比が興味深い。

ホリエモンに比べると,与沢翼は裕福な家庭に育ったが,中学生頃からは不良で痛い目をみているが,幼少期からビジネスを始めていた。

引用

参考になった部分が多すぎるので,ページ数などだけひたすら列挙する。

p. 30-35: スーパーフリーエージェントとは

「フリーエージェント社会の到来」という本が紹介されていた。

p. 40: ブランド化された個人=第5クワドラント

有名な書籍である「金持ち父さん貧乏父さん」のほか,「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」が紹介されていた。

p. 54: ネットワークビジネスとの出会い

ネットビジネスの次に目をつけたネットワークビジネスに興味を持つ前に読んだ2冊の本 (金持ち父さんの21世紀のビジネス,あなたに金持ちになってほしい) が紹介されていた。

p. 60: 裏を行くのが成功者への未知〜怪しいものの中に金脈がある〜

「人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」

与沢翼の好きな格言が紹介されていた。

p. 64: 「異分子」の誕生

父は千葉大の工学部を出た後、スタンフォード大学の経営大学院を卒業して大企業の役員を務めるエリートサラリーマンで、父の転勤や海外赴任に伴い、小学校教師の母と、私と妹は引っ越しを繰り返した。知らない土地を転々とする生活に嫌気がさした私は、6歳のとき、父のアメリカ赴任についていくことや家族と生活していくことを拒み、埼玉県秩父市の山奥で旅館を経営する母方の祖父母に引き取られた。父は後に日本を代表する大企業のアメリカ法人で副社長に就任した。

与沢翼の始まりが書かれていた。わずか6歳で家族との生活を拒むというこの時点で異常だと思った。

p. 100: 一番難しいことからやる

[最短で成果を出すためには、一番難しいことで自分が避けたがることかをやらなければないけない」

これは私のビジネスの信条だ。

与沢翼のビジネスの信条が書かれていた。この信条は他でも言及される。

p. 102: 画面をジャックしろ〜逆転の発想〜

初回は35%支払った報酬も、2回目からのリピーター購入では一切払わなくて済む。僕らはそこで得た新規顧客に対し、魔法のリリースモデルで商品をたくさん売り、2件目からは完全に全額利益になるのでまったく問題ないのだ。新規顧客開拓のためであれば初回の利益は投げ打つ。これがボクの基本戦略であった。

この「逆転の発想」は、孫さんがしていることと同じだ。ソフトバンクも最初に2か月無料のキャンペーンで多額の赤字を出し、その後一気にん回収を図っていく。

最初に赤字を出して顧客を集めるというのはビジネスの基本なのだと思った。

p. 118: 無力

ここでは当時付き合っていた彼女の氏名が「山田るり子」であることが書かれていた。

p. 124: ブログで月800万稼ぐ

誰がやろうと、自分の力だけでブログのPVを伸したり、メルマガの読者を増やすのは無理だ。それは成功者のブログやメルマガを分析すればわかる。芸能人ブログも多くのファンに支持されて、多くの人がリンクをはって紹介しているのが成功の要員だ。だから、私もそれを真似たのだ。成功している事例をつぶさに見れば、何が本質なのかがわかる。

成功者の真似をするというビジネスの基本が紹介されていた。

p. 148: 人を動かす帝王学

そして最大のポイントである交渉では、自分の中で最善を尽くし、相手にとってうまみしかない提案をすること。相手との関係性など前提が違えば提案の内容も変わるが、基本はこれに尽きる。

ビジネスにおける交渉術の本質が書かれていた。

p. 194-197: 愚直に真似る

なぜこんなスピードで結果を出すことができたのか? とよく聞かれるが、私は結果を出している人が実際にしていることをとにかく見て、それを愚直に真似たことが大きな要因だと思っている。

情報収集の基本は、競合 (ライバル) を調べることが第一だ。私は8割がたそれで完結し、業界本を読んで勉強したことはない。


情報収集は、成功者分析であると心得るのがよい。

ビジネスの基本の情報収集・ライバル分析について書かれていた。

p. 204-207: 最短最速で結果を出す

では最短最速で結果を出すためにどうすればよいかというと、私の場合は2章で述べた通り、一番難しそうなことから手を付ける。


幹の根幹であるセンターピンを倒せば、10本のピンが一気に倒れ、他のピンを一本一本倒していく必要はないのだ。その際、3か月タームで爆発的に集中することが大事だ。集中していないのであれば、5年、10年、30年やってのんきに成功を目指しても人生は変わらない。

最短最速で結果を出すコツとして,一番難しいところからやることと,集中することが説明されていた。

p. 209: ROIで考える

現代の株成功を目指すのであれば、明らかにデイトレードである。


デイトレは買いと売りのタイミングが全てだが、このタイミングを見極めるのが非常に難しい。日々のトレードの中から完成を研ぎ澄ました熟練にしか成功できない道でもある。いずれにせよ株式のデイトレードもしくはスイングトレードから学べることは膨大である。


起業の不祥事や社会問題をウォッチしておいて、株価が暴落したおᵀ気に下限を見極め数千万を一気に突っ込んで、反発して上昇したときに売り抜けるという基本スキームを忠実に実行するようにしている。オリンパスや東電など、大型企業の不祥事が年に数回あるのは世の常である。

p. 218: バズマーケティングで勢力図を一変させる

あなたもこれからは、どうやったら話題となるか、人々が噂したくなるかを考えてビジネスをやってもらいたい。


形成が悪い状況でも、話題を作れれば一気にその商品は普及する。バズを駆使した者が21世紀を支配すると言っても過言ではないのである。だからこそ、常識的な行動を100回するよりも非常識な行動を1回したほうがてっとり早いのである。

話題作りの重要性が書かれていた。

結論

実業家の与沢翼の半生とビジネスでの成功のコツ・信条について書かれていた。

ホリエモンの「ゼロ」は自叙伝的要素が強くて,あまり参考になるところはなかったのだが,本書は自叙伝だけでなくそこから導き出したビジネスでの成功の本質が散りばめられており,読み物としてだけでなく有益だった。

猛勉強したところや度胸などは真似しにくいが,具体的にどういう考え方でどういう行動を起こしたのかが書かれており,ビジネスにおける姿勢・方法論としてとても参考になった。

また,与沢翼に悪評が立っていたのが気になっていたのだが,その理由も本書で書かれていた。アパレル会社の倒産時に従業員が悪評サイトを作成し,そこから悪評が拡散したようだ。

ただ,本書で提唱していたスーパーフリーエージェントの会社やその計画は,予定となる2018年でも聞かないことからその後頓挫したようだ。こちらは他の本で経緯が記載されていないか引き続き調査したい。

自伝としてだけでなく,ビジネスでの成功のコツも書かれており,読み物・物語として面白いだけでなく,役に立つ内容がたくさん散りばめられておりとても良かった。

付箋だらけになり,手元においておきたいと思える良い本だった。やはり彼の本は全て読んでみたいと思った。

書評☆5: たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス | アフィリエイトでの成功に必須のビジネス思考が破格の1400円で入手可能

概要

  • 書名: たった1年で人生が劇的に変わるポータルサイトビジネス
  • 副題: 誰でもできる不労所得の作り方
  • 著者: 深井 良祐
  • ISBN: 9784772661072
  • 出版: 2018-04-10
  • 読了: 2020-07-09 Thu
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/16/

評価

ビジネスやお金儲けの方法について調査中に読んだ一冊だ。

本書は一言でいうと,アフィリエイトサイトの運営指南本となっている。

いかにも胡散臭い書名からして,正直なところあまり期待していなかった。しかし,想像以上にいい本だった。

アフィリエイトサイトをやる上では,最初の1年間は我慢が必要となる。ここはよく聞く話でわかっていた。ではどういう内容で,どうやっていくか?継続もさることながら,内容も当然重要で,本書はその肝心の内容について詳しく解説していた。

ビジネスにつなげること,お金を稼ぐことが,顧客の役に立つことであるので,収益というところに意識がおいてあった。

具体的には,ジャンル選定だ。ジャンルを間違えると儲けるのがかなり難しくなる。例えば,映画などの趣味・エンタメ関係は単価も少なく,収益にするのがかなり難しい。加えて,Google Adsenseのような広告収入モデルも単価がそもそも少なすぎて,難しい。

その他,ジャンル選定において大型書店での販売面積や一般広告にどういうものがあるのか,その他,ライバルサイトがどういう商品を取り扱っているのか?こういう点が押さえられていた。

最近読んだ以下の3冊で書かれているライバルを真似するという視点があった。

ライバルを真似するということがどういうことかというイメージがあまりついていなかったのだが,扱う商材や紹介内容を真似るということで,意味がよくわかった。

また,どういうことが儲かるのかというビジネス思考が普段の仕事でも有用に感じた。今まで,こういうビジネス思考が身についておらず,自分の主観だけで判断を進めてきた。このあたりが分かることで,効率的に次の一手を選べるように感じた。

引用

参考になった箇所が多いので,ページ数と概要などを列挙する。

  • p. 50: 4 初心者を相手にするのがビジネスの基本
  • p. 60: 7 自社製品を販売するリストマーケティング

p. 75: 1 レッドオーシャンだからこそ収益が上がる

ブルーオーシャンは市場を見つけること自体が難しい。代わりに,儲かることがわかっているレッドオーシャンで切り口を変えて取り組む。

p. 76: 2 アフィリエイトの対象になる分野

アフィリエイトであれば収益が上がるジャンルが決まっているので以下のジャンルから選ぶ。

  • 金融: キャッシング,ローン,クレジットカード,保険など
  • 投資: 株,FXなど
  • 転職: 転職全般,薬剤師,看護師,SE (システムエンジニア),保育士,第二新卒,女性など
  • 結婚: 結婚相談所,出会い系,恋愛アプリなど
  • 健康: サプリメント・健康食品 (便秘,肩こり,アトピー,青汁など),ウォーターサーバーなど
  • 美容: 脱毛,エステ,ニキビ,化粧品,バストアップ,薄毛・白髪染め,体臭,シャンプー,美容整形など
  • 機器: レンタルサーバー,インターネット回線など
  • その他: 一括見積系 (引っ越し,中古車・バイク査定),不動産,リユース (買取),英語,資格・通信講座,探偵など

p. 80:3 マッチングビジネスで収益が上がる分野

なお,マッチングビジネスの話をすると必ず出てくる質問として,「どのようにして提携業者を探すのか」という問題があります。…電話をかけて提携業者を探す場合,初回は仲介手数料無しで,完全無料でお客様を紹介しましょう。その代わり,「次回からは仲介手数料をもらいたい」と申し出るのです。

p. 86: 4 リストマーケティングで収益が上がる分野

アフィリエイトやマッチングビジネスには,ジャンルを選ぶときに制約がありましたが,3のリストマーケティングはどうかというと、特に制約はありません。


ではどのようにしてリストマーケティングで収益が上がるジャンルを見つければいいのでしょうか?

まずは,大型書店に出向いて,どのようなジャンルに需要があるのかを調査してください。着目すべきは書店の売り場面積です。


ただ,書店を見るときの注意点があります。それは,ロングセラーに着目することです。本にはベストセラーとロングセラーの二つがあります。


ベストセラーというのは,世の中の時流にたまたま乗って売れた本のことです。

p. 90: 5 広告を見れば収益が上がるジャンルが分かる

ここからわかることは,「毎回高額な広告を出している業界は,それでも十分に元をとれるくらい収益が上がるジャンルである」ということです。


世の中の広告さえ見れば,収益が上がるジャンルを完全に把握できるようになります。

p. 98: コラム ビジネスではカンニングする人ほど成功する

p. 100: 1 興味・強みがある分野で勝負するべき

ビジネスを開始する時,二つの考え方があります。それは,「興味など関係なく,儲かれば何でもいいので収益が上がるジャンルだけを攻める」というのと,「自分が興味をもっていたり,強みとするジャンルで勝負する」という考え方です。

どちらも正解ですが,サイト運営に関していうと,興味や強みのあるジャンルで勝負したほうが成功しやすいです。なぜなら,1年間は成果が表れないからです。

正直なところ,まったく興味のないジャンルの記事を1年間も書き続けるのは苦痛でしかありません。

p. 105: 3 強み発見のフローチャート

強みを見つけるとはいっても,何の資料もなしに適当にヒアリングして強みが分かるわけではありません。


そこで,私がクライアントにヒアリング前に必ず実施してもらっていることがあります。それは,自分史の作成です。


それぞれの場面で何に興味をもっており,どんな悩みやコンプレックスをもっていたのか,乱雑でもいいので詳細に内容を書いてもらいます。


自分史を書き上げたあと,その中から「どのジャンルに算入するのがいいのか」を考えていきます。過去の自分の経験と照らし合わせ,興味をもって取り組めるジャンルを選ぶのです。

p. 111: 6 どの商品を売ればいいのか見極める

実際にサイトを構築するとしても,どのような商品を売ればいいのかわからない人も多いでしょう。では,どのような基準で判断すればいいのでしょうか?


たとえばアフィリエイトであれば,「○○ ランキング」と検索しましょう。


すると,ライバルサイトがたくさん出てきますが,どのサイトもグルコサミンを売っていることに気がつくでしょう。腰痛サイトではグルコサミンを売れば収益が上がることが分かります。


あらゆるサイトに共通して掲載されているということは,要は「そのメーカーのグルコサミンが非常に売れる。また,実際に売れたときに報酬をたくさん出してくれる」ということになります。つまり,ライバルサイトをチェックし,売れる商品を把握した上で,それと同じ商品を掲載すればいいのです。

p. 114: コラム 広告収入モデルは収益が上がらない

広告収入モデルは成果報酬と違うので,メーカー側としては「広告を掲載して本当に元が取れるのか分からない」という心理が働きます。そのため,収益額が非常に少ないのです。


ビジネスをする以上,成果が重要です。「アクセスが集まる媒体を作り,何の戦略もなしに広告を貼る」という広告収入モデルは小学生でも思いつくことができますが,こうしたビジネスモデルは非常に収益性が低いと認識してください。そのため,アフィリエイト,マッチングビジネス,リストマーケティングのどれかでネットビジネスをする必要があります。

p. 183: 6 リストマーケティングでの制約の動線

しかし,メルマガ登録を募集するといっても,読者はそんな簡単に自分のメールアドレスを登録してくれません。


そこでどうするかというと,特典を用意します。


多くの人は「無料」に力を注ぎませんが,人の行動を注意深く観察し,どのようにビジネスをすれば人を感動させることができるのかを突き詰めれば,本当に力を注ぐべきは「無料」だということに気がつきます。

結論

アフィリエイトサイトの成功に必要なビジネス思考が詳しく具体的に書かれていた。お金を稼ぐということがどういうことなのか,ビジネスの本質的なところ,正攻法的な内容が書かれていた。

うさんくさい書名で,正直期待していなかったのだが,大きく期待を裏切られた。これだけの内容がたった1400円で得られるというのは破格に思った。

本書はアフィリエイトサイトを扱ったものだが,アフィリエイトに限定されず,広くビジネス思考というものがどういうことかというのが,これまで読んだ本と重なる内容からはっきり見えてきた。

自分史の作成は,面倒くさい作業で今まで作ってもあまり役に立てられなかった。1年以上もの中長期的な取り組みを行う上で,自分の興味や強みというところは,取り組み先を決める上で重要だと思った。

是非手元に残して今後の取り組みの参考のために何回も読み直したいと思った。

書評☆5: 神速スモール起業 | 「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」の手短でわかりやすく実現可能なスモール起業術

概要

  • 書名: 神速スモール起業
  • 副題:
  • 著者: 小山 竜央
  • ISBN: 9784479796077
  • 出版: 2017-08-31
  • 読了: 2020-07-02 Thu
  • 評価: ☆5
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/07/

評価

スモール起業術について書かれた本となっている。

この本の最大の特徴は,冒頭のキャッチコピーにもある通り,「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」を念頭に置かれているところだ。

まず,はじめに序章でスモール起業において役に立つWebサービスを挙げている。知らないサービスばかりだったので,ここだけでも有用だった。

自分の趣味や得意分野を軸に,その中に存在する「不」 (不満,不効率,不利益など) に焦点をあて,さらにターゲットを絞り込んだ商品を考え,それを冒頭で挙げたココナラのようなスキルマーケットで販売を目指すというものだ。

分野でいえば情報商材に考え方は近い。

書籍全体が読みやすく,スピード感も適切で,実際にできそうだなと思える内容だった。

その他,書籍の中で時間をブロッキングするとか,絞り込むというところで,最近読んだ『「ひとり会社」の起こし方・育て方』や「ブチ抜く力」に重なる部分があった。

参考になる部分が多く,付箋だらけになってしまった。

結論

自分一人で起業するという点では,具体的でわかりやすく,スピード感もあり,有益な情報も多数ありとてもよかった。

実際にこの本を読んで,ココナラに出品できた。自分をそうさせるだけの力のある本だった。

欠点があるとしたら,あくまでスモール起業であり,その先の広がりはまた別というところだろう。

著者が気になって調べると,怪しい部分はあったが,本書自体はとてもよかった。

手元に残して今後の参考にしたいと思える本だった。

書評☆5 Linux教科書 LPICレベル2 スピードマスター問題集 Version4.5対応 | 解説が充実しており,LPIC-2はこの1冊だけで合格可能

概要

Linuxの技術者の技術者認定資格試験であるLPIC-2の問題集となっている。

LPIC-2は201と202の2科目あり,この問題集はその両方に対応している。2018-08時点での最新バージョンであるVersion 4.5にも対応している。

LPIC 201と202の受験報告は以下にも記している。

LPIC-2の試験では,サーバーに関する内容が多く問われ,日常でLinuxを使っているだけだとまず使わない機能の知識が要求される。実務経験がない場合,合格の難易度は簡単ではないと感じる。

この問題集の特徴は,解説が充実しているところだ。ページ数が550ページほどあり,問題とその解説が同じページで記載されている。解説がけっこう充実していたので,教科書を買わなくてもこの本だけで試験対策ができた。ちなみに,同種のOSS-DB Silverの試験問題集は250ページだ。試験内容,難易度も違うがLPIC-2のこちらの問題集の解説のほうが詳しかった。

なお,Version 4.5に対応している問題集は実質的にこの本しかないので,LPIC-2を受験するなら本書を買うしかないと思う。

問題集の全問題を2-3週して,模擬試験で8-9割以上正解できるならば,実際の試験にも合格できると思われる。

自分の場合は,実務での経験はない状態で,2018-05半ばから試験勉強を開始し,約1.5か月ずつ201と202の範囲の問題集を2週して,模擬試験で8割ほど正答できた段階で受験した。最終的に2018-07-06と2018-08-09にLPIC-201と202を受験して合格できた。うまくやれば,合計2か月でも201と202の両方に合格できると思う。

もっとも,202は試験の難易度がやや高く,模擬試験で8割以上でもけっこうぎりぎり (合格スコア500に対して550点) だった。不安であれば,Ping-tや他の問題集にあたるのもよいかもしれない。

結論

この1冊の問題集をしっかりやりこめば,LPIC-2に十分合格できる。教科書なしでも試験の合格に必要な知識を学べたという点で,この本はとても良かった。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/10/06/

書評☆5 Windows 8 カスタマイズ完全攻略 | 8だけでなく7や10にも極めて有益で,特に右クリックメニューのカスタマイズを徹底解説

概要

  • 書名: Windows 8 カスタマイズ完全攻略
  • 副題:
  • 著者: 阿久津 良和
  • 出版日: 2013-08-25
  • 読了日: 2018-05-16
  • 評価: ☆5
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/07/25/

評価

Windows 8のカスタマイズ方法について解説してある。Windows 8は最新バージョンのWindows 10のベースになっており,通用する部分が多い。

この本では,Windows 8のカスタマイズ方法として,レジストリーのカスタマイズや外部のツールの併用,レジストリーだけでなく,UIやディレクトリー構成の変更など多種多様なカスタマイズ例が掲載されている。

書名はWindows 8となっているが,Windows 7でも10でも通用する部分が多い。

特に良かったのが,CHAPTER 3のコンテキストメニューのカスタマイズだ。このチャプターでは,右クリックしたら表示されるコンテキストメニューのカスタマイズを,約50ページにわたって徹底的に解説している。

ネット上で右クリックメニューのカスタマイズ例はちらほらみかけるが,断片的なものがほとんどだ。この本では,カスタマイズ対象キーから,追加方法,削除方法,さらにはメニューの階層化方法など,かなり詳しく解説してある。自分が知る限り,ここまで詳しくまとまった情報を他に知らない。

その他にも,巻末にShellスキームやGUID,ショートカットキー一覧など調べるのがたいへんな項目があったり,他では知ることが難しい情報が至るところにある。

引用

参考になる箇所が多すぎて引用しきれないので,該当箇所を列挙する。

  • p. 059 1-08 カスタマイズに役立つ便利な機能を知る
  • p. 067 2-02 関連付け不明のファイルを特定アプリで開く
  • p. 084 2-06 ウィンドウフレームのボーダーサイズを変更する
  • p. 101 2-12 カラフルなフォルダーを作成する
  • p. 104 2-13 プログラムやユーザーなどのフォルダーを別ドライブへ移動する
  • p. 119 CHAPTER 3 コンテキストメニューのカスタマイズ (この章まるごと)
  • p. 206 5-04 サムネイルファイルの作成を抑制する
  • p. 224 5-10 クイックアクセスメニューを編集する
  • p. 232 5-13 「ファイル名を指定して実行」をランチャー化する
  • p. 256 6-01 シンボリックリンクでアプリを別ドライブに退避させる
  • p. 274 6-05 ジャンプリスト/タスクバーのピン留め情報を保存&復元する
  • p. 336 付録 (まるごと)

まとめ

WindowsのUIまわりのカスタマイズ方法をかなり詳しく解説している。他では断片的にしか知ることのできない情報がきれいにまとまっており,とても参考になる。

また,書籍は技評で電子書籍としても販売されており,とてもありがたい。

ぜひ手元に置いておきたいと思える素晴らしい本だった。