概要
いいとこのぼっちゃんである著者が学生時代に株式投資を始め,それで会社で働かずに至った理由や,投資のテクニック(テクニカル)が書いてある。 内容はおおまかに3部構成になっていた。- 自伝
- 投資テクニック
- 事例
参考箇所
p. 38: 不思議な値動きの小型株に可能性はあるか? つまり、100万円で買いを入れると1株当たり200円として5000株買うことになる。出来高が多くても1000株しかないのに、これではまず約定しない。テクニカルでやる場合,出来高が大事になる。
p. 44: チャートの上昇と下落には再現性がある 最素に見えてきたのは、どの銘柄も下落は早いが上昇のスピードは遅いということだ。 上がるときはだらだらと3ヵ月くらいかけて上昇していくのに、下がるときはストンと1〜2ヵ月で落ちている。株の上昇,下落の見方の一つとして参考になった。
p. 75: 実践を積みながら、「自分ルール」を確立する ・決算(四半期も含む)は持ち越さない ・ニュースで話題になった企業には投資しない ・小型株には投資しない ・チャートが安定しない銘柄には投資しない参考になるルールだった。決算期は株価乱高下のタイミングなので,利益を取りやすい点でもあるが,確かに読みにくいのでその分リスクもある。安定している方がいいというのは納得だった。
p. 102: 利確ポイントがあいまいなときは「新値更新7日」で決める そんな苦い経験をしないためには、利益確定ポイントの目安を持つべきです。それが「新値更新」です。新値とは前より終値が高い、あるいは安い株価を指します。 新値をつけて7日目あたりが上げ止まり,下げ止まりになることが多いのです。一つの目安として参考になるかもしれない。
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