書評☆2: クラウドWebサービス入門 gaedirectによるHTML5連携とマッシュアップ | 今は廃れたgaedirectの歴史資料

概要

  • 書名: クラウドWebサービス入門 gaedirectによるHTML5連携とマッシュアップ
  • 副題:
  • 著者: 清野 克行
  • 出版: 2012-02-05
  • 読了: 2020-06-03 Wed
  • 評価: ☆2
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/06/09/

評価

Web APIの調査中に読んだ一冊だ。

2011-03-11に発生した東日本大震災において,官公庁のWebサイトへのアクセス急増によるサービスの不安定化を受け,クラウドWebサービスを用いたマッシュアップを解説している。

具体的にはgaedirectというGoogleのJava製のシステムを裏で用いて,この上で動作するJavaScriptコードでの解説がメインだった。

gaedirectを使うことでGAE (Google Apps Engine) の機能を全てJavaScriptで使うことができ,言語をJavaScriptに統一できて効率的らしい。

興味を持って軽くgaedirectについて調べてみたが,2013年ころで情報が途切れている。Webにつきものだが,あまり流行らず廃れてしまったのではないかと思った。

書籍自体はgaedirectのAPIを使ったJavaScript (jQuery) のコードがたくさん書かれており,gaedirectの参考書籍としては悪くないと思った。

結論

クラウドWebサービス入門としてgaedirectによるマッシュアップの作成を解説した本だった。

スケールや言語面でクラウドサービスの採用は利点があるが,今回のように流行り廃りがあるという欠点がある。残念ながらgaedirectはそこまで普及しなかったようで,歴史的資料のように感じた。

特定サービスに特化した本の寿命は短いので,そういう意味で内容は悪くないものの題材選びで失敗したいまいちな本だった。

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