書評☆4: コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 | スーパーコネクター探しを制するものが人脈を制す

概要

  • 書名: コミュ障でも5分で増やせる超人脈術
  • 副題:
  • 著者: メンタリスト DaiGo
  • ISBN: 9784837672937
  • 出版: 2019-03-28
  • 読了: 2020-08-02 Sun
  • 評価: ☆4
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/08/13/

評価

なんとなくYouTubeを眺めていたらメンタリストDaigoの動画がオススメに出てきて,眺めていたらこの本が紹介されており,評判も良かったので読んでみた。

書名通り,人脈を構築するための方法が書かれている。研究結果がベースになっているので信頼性は高いだろうと思った。

書籍の内容は大きく以下の3点に思った。

  1. スーパーコネクターの接触
  2. 親密な友人関係の構築
  3. カリスマ

本書の中で一番重要だったのは1番目のスーパーコネクターと呼ばれる人脈の構築が得意な人との接触方法だ。自分がスーパーコネクターでなく,人脈の構築が得意でない多くの人にとって,このスーパーコネクターとの接触が人脈構築上至上課題となる。

特に,現在のネットワークマップを整理して,スーパーコネクター候補を探し出すというところは今まで考えたことがなかったので有益だった。

個人的には,ここが書かれた第3章が本書の本質であり,その他はおまけくらいに感じた。

親密な友人関係の構築や,カリスマ性などは果たして意味があるのか?と思いながら読んでおり,あまり頭に入ってこなかった。

引用

p. 50: 誤解3 人脈を築くには時間や手間がかかる? —->コツは5分で判断することです

しかし、良質なネットワークを築くために、多くの時間と手間をかけて相手のことを見極める必要はあるのでしょうか?

その答えとして、先にも触れたアダム・グラント教授が、ネットワーキングを円滑にするために実践している「5分ルール」を紹介します。

教授は、世界的なベストセラーとなった著書『GIVE&TAKE』で、「与える人こそ成功する」という考え方を提唱しています。


ただし、教授はギバーには2種類あり、トップギバーとボトムギバーに分かれると分析。ボトムギバーは相手の見極めをせず、誰彼かまわずもてる知識や情報、資産などを与えてしまうので、結果的に成果を出せないと指摘しています。

逆にトップギバーは、ネットワークの中でどのようにギブすることが正しい行いなのかを自分で判断し、よりよい人間関係を作ることで成功していくのです。

どのようにギブすればトップギバーに慣れるのかを見極める助けとなるのが、5分ルールです。具体的には、次の条件を満たしたときにだけ、相手に対して行動を起こすようにします。

  • 何か相手のためになることをするチャンスが目の前にある
  • それが5分以内でできることであればすぐにやる

『GIVE&TAKE』という本は知らなかったので参考になった。

p. 84: 付き合うと悪影響を及ぼす人たちの特徴は?

逆に付き合ってはいけないのは、次のようなタイプです。

  • 聞き心地のいい、甘いことばかりを言ってくる人
  • 他人に厳しく、自分に甘い人
  • 論理的な根拠もなく、感情をぶつけるように話す人
  • 頭ごなしに決めつけて、物事を判断する人

セルフコントロール能力が低く,付き合いを避けるべき人たちの特徴が示されていて参考になった。

p. 98: スーパーコネクターとつながら4つのテクニッック

この章では、合コンや会社の飲み会など、案外、身近なところにも出没している、あなたの周りのスーパーコネクターを探す方法、彼らと近づくための基本戦略を、次の4つのテクニックにまとめました。

  1. 「人脈のネットワークマップ」を使って探す
  2. 「リコネクティング」でつながりを作り直す
  3. 「最適な接触回数」で距離を縮める
  4. 「ポジティブ・ゴシッピング」で親密度を高める

本書の核となる,スーパーコネクターとの接触するためのコツがまとめられていた。

p. 100-102: テクニック1 「人脈のネットワークマップ」を使って探す

1つ目のテクニックは、スーパーコネクターがどこにいるのかを探る方法です。


探し方のテクニックは2つあります。

1つは言わば「野良スーパーコネクター」を見つける方法です。

スーパーコネクターは基本的に、友人、知人、友人の知人、知人の知り合いなど、とにかく他人を食事会やパーティ、会合に誘うのが大好きです。

そこで、あなたは「人を誘っている人 (スーパーコネクター候補)」を探してください。


パーティやイベント会場では人見知りをしてしまい、「壁の花」になりがちな人も、スーパーコネクター探しのゲームだと思って、「今日は誰と来られたんですか?」「友達を作りたいので紹介してもらえませんか?」と声をかけましょう。


感覚としては、恋愛シミュレーションゲームだと思ってください。

人脈を築く上で重要なスーパーコネクターの探し方の1個目の方法が書かれていた。スーパーコネクター探しのゲームと思えば,外部のイベントなどもたしかに楽しめるかもしれない。

p. 102-105: 誰と出会い、誰から紹介され、誰に紹介したか

もう1つは、すでにあるあなたのネットワークの中から、スーパーコネクターを再発見する方法です。
A4サイズのノートなど、少し大きめのメモを用意してください。縦に線を2本引いて、メモを4分割します。それぞれの枠の一番上に左側から順に「ビップ」「ブローカー」「コネクト」と書き込みましょう。

  • 「ビップ」の枠には、あなたにとって大事な人の名前を書く
  • 「ブローカー」の枠には、そのビップを紹介してくれた人の名前を書く: 自分の意志でイベントにいって知り合った場合などは「自分」と書く。
  • 「コネクト」の枠には、そのビップをあなたが紹介した相手の名前を書く: 誰にも紹介したことがなければ空欄のまま。

これは、アメリカのケロッグ経営大学院のブライアン・アジー教授が、「現時点で自分がどれだけ最適な交友関係を持っているかを把握する方法」として提唱する「ネットワークマップ」の作成方法です。

最も重要なのは、ブローカーの枠に登場する人の名前です。

この枠に何度も登場する人が入れば、その人物があなたのネットワークの中にいるスーパーコネクターです。

本書で一番良かったなと思ったスーパーコネクターの探し方の2個目の方法だ。これまでの人脈を整理するという点でも悪くないなと思った。

p. 110: テクニック2 「リコネクティング」でつながりを直す

ここではしばらく連絡してなかった友達や知人に連絡することを説いている。眠っていたネットワークを復活させ、その向こうにいるスーパーコネクターとのつながりを作り直すことが目的となる。

p. 114-117: アプローチの成功率を8 %から42 %に上げる方法

リコネクティングをうまく駆使したいのなら、スーパーコネクターのやり方を真似するのが近道です。

リコネクティングがうまい人は、必ずしも話がうまいわけではありません。

「いきなり連絡したら悪いかも」「失礼ではないか」「図々しいかな」といった抵抗感を乗り越えられるかどうかがカギです。
スーパーコネクターは相手の得意なこと、好きなことを覚えていますが、私たちにはそういった特殊能力はありません。

だからと言って諦める必要はなく、知り合った相手の名刺に外見的な特徴、得意なこと、好きなことを書き込めばいいのです。スマホの電話帳にあるメモ欄に書き込むのもオススメです。


そして、3カ月に一度くらいの割合でメモやノートを見返し、そのときに役立ちそうな人に連絡してみましょう。

昔一緒に仕事をしていた人たちなどに連絡を取るということが該当するだろうが,なかなかその時その時に役立ちそうな人というのが出てこないように思った。

タイミングが合えば挑戦したい。

結論

人脈構築術に関して人気の本だった。

書名の「コミュ障でも5分で増やせる」はやや大げさかもしれない。スーパーコネクター探しのゲームだと思えば,できるかもしれない。

凡人はこの自分に合ったスーパーコネクターを探すことが重要というのが,人脈構築に関して特に目新しかった。

この点を意識できるかどうかは,今後のイベントやパーティーでの振る舞いに影響があるだろう。そういう意味で,一見の価値があると思った。

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