書評☆3: 秒速で1億円稼ぐ条件 | オプトイン・アフィリエイトに特化した与沢流アフィリエイト術は全て無料で年収1億円が可能?

概要

  • 書名: 秒速で1億円稼ぐ条件
  • 副題: 金持ちと貧乏の二極化時代を勝ち残る方法
  • 著者: 与沢 翼
  • ISBN: 9784894515482
  • 出版: 2013-01-17
  • 読了: 2020-08-10 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/08/18/

評価

ブチ抜く力」で興味をもった与沢翼について調査中に読んだ1冊だ。

前著の「スーパー フリーエージェント スタイル」に続く2冊目の著書となっている。

「秒速で1億円稼ぐ」のキャッチコピーが始めて登場した本でもある。

内容は与沢翼がアパレル企業を倒産してから,ネットビジネスで復活を遂げたその方法について焦点があてられたものとなっている。

大きく以下の3の内容が書かれていたと感じた。

  1. 秒速で稼ぐ人に必要な能力
  2. アパレル企業倒産・ネットビジネスでの復活までの経緯
  3. 与沢流アフィリエイト術

書評の題名に付けたとおり,本書ではアパレル企業倒産後にネットビジネスで復活した与沢流アフィリエイト術が解説されていると感じた。

前著では詳細が明らかにされていなかった,具体的なアフィリエイト術が明かされており,参考になった。一般的なアフィリエイト術も紹介されており,前著のインパクトに比べるとやや落ちてしまった。

なお「秒速で1億円稼ぐ男」の由来については本書では解説されていなかった。本書が出版される前に登場したキャッチコピーだと思われる。おそらく,アフィリエイトで秒速で稼いで年収1億円を上げたというところからきているのだと思われる。

肝心の与沢流アフィリエイト術はオプトイン・アフィリエイト案件に特化したものとなっている。詳細は次の引用に一部を記している。

リスト集めがたいへんだが,全て無料でできるというのは夢がある。

引用

p. 68: 6 秒速で稼ぐにはインパクトのあるものから始めよ!

ビジネスでは、いろいろな場面をフェイズ分けして考えることが重要である。

私は事業を展開するとき一連の流れをチャートに書き出し、それを達成するための施策を十数個は考えることにしている。そして、他のものより難しい、インパクトの強いものから順に取り組んでいくのだ。

そうすることで、順番が下のほうのものはやらなくていいようになってくる。

前著でも書かれていたセンターピンを倒せば残りのピンは全て片付くという考え方が書かれていた。リストを洗い出して重要なものから取り掛かるという基本的なものだが,実際にやるのはなかなか・・・

p. 74-77: 9 真似のできるビジネスモデルを探せ!

あなたが「秒速で稼ぐ」には、まず人のビジネスモデルの真似をすることである。


やはり、先人が挑戦して成功しているものを真似してビジネスを始めたほうがうまくいくことが多い。既に市場も存在し、ビジネスモデルも小さいスケールで真似し、事業を成功に導くことも大事な成長へのステップなのだ。

ZOZOTOWNの成功の話と,3D仮想空間「セカンドライフ」の失敗の話が書かれていた。市場がすでに存在していることと,成功者の真似というビジネスの基本が書かれていた。

p. 134: 業界でトップを取るための「オプトイン・アフィリエイト」

ここでは,与沢翼がアパレル企業倒産後に復活を遂げた具体的なアフィリエイト手法が解説されていた。

数あるアフィリエイトの中から,ハードルが低く資料請求で報酬が確定する「オプトイン・アフィリエイト」に着目した。

事前に川島和正から1件500円で入手したメルマガ会員に対して,このオプトイン・アフィリエイトの紹介メルマガをステップメールで流してお金を回収するというものだった。

メルマガ会員獲得時に手持ちの情報商材を無料特典として用意したり,1件500円の費用はかかるが,それ以外は特に用意するものもなくうまい利益回収モデルだった。

p. 230-235: 秒速で稼ぐための手順

あなたが今から「秒速で1億円稼ぐ」とするなら最低限、次の手順を踏む必要がある。

  1. ブログやメルマガのネタとなる情報を集める。
  2. ステップメールなどができるツールを有料で借りるか、自前で購入する。
  3. セールスレターの文章テンプレートを手に入れる。
  4. ASPに登録し、アフィリエイトリンクを取得する。
  5. キャンペーン用のステップメールを作成する。
  6. トップ・アフィリエイターに業界の相場よりも高い報酬を提示して、それを2か月後に支払うと約束し、その人が持っている媒体でキャンペーンの資料などをばら撒いてもらう。
  7. リストが溜まると、それにオプトインをかける。

この手順を踏んで、かかった経費や儲けを回収すると、次のフェイズに進んでいく。考えられる手順は、以下のようなものだ。

  1. 情報コンテンツなど商材を作る。
  2. 読者を呼び込むランディングページを作る。
  3. 商材をアフィリエイターにばら撒いてもらう。
  4. ランディングページでリストが確実に取れるように、フェードイン・ボックスに入れておき、そこでもリストを取る。
  5. 高額商品を売って儲けを回収する。

書名の秒速で1億円稼ぐ条件の具体的な手順が示されていた。与沢翼が実際に成功した事例をそのまま手順化したものとなっている。

与沢翼は天才なのでこれができたが,普通の人にできるかどうかはわからない。頑張ればできるのかもしれない。

p. 260-267: 第7章 これからの時代は非常識に稼ぎまくる

  1. 2011年09月以降,与沢塾の全身であるフリーエージェントクラブを商材にして読者リストを獲得し、同時並行的に透過した資金と利益の> 回収を図っていた。
  2. 2011年10月以降,オプトインタイプでのリスト取りを若干弱め、当貸金と収益の回収に比重を置いていた。
  3. 2011年11月以降,それまでとは一転して集めたリストに対して有料で情報コンテンツのセールスを始めた。資料請求方の情報商材を業界中からかき集め,ひたすら紹介していた。
  4. 2012年2月,3か月ほど前からプランを練っていた与沢塾をスタートさせた。
  5. 2012年4月頃,ビジネスの組織化を考え出した。2010年09月に彼女と創業していた「Rajuri」の社名を「Free Agent Style Holdings」に変えた。
  6. 1-4のファイルまでで,無料でリストを集めて無料で回収を図っていた「無料時代」を皮切りに、インフォプレナーとして商材の企画開発に取り組み、ビジネスを組織化して事業家として復活を果たした。アフィリエイターとして成功を収めたが,インフォプレナーとしては圧倒的な成功を収めていない。これが第6フェイズになる。

アパレル企業倒産後からの与沢翼のビジネス活動の一連の流れがまとめられていた。

結論

前著の続きの話で,アパレル企業倒産後からアフィリエイトのネットビジネスで復活するまでの具体的な方法について書かれていた。

オプトイン・アフィリエイトという今でもやられているアフィリエイト手法だが,リストの獲得以外無料でここまでこなしたのはすごいなと思った。こういう発想ができるところが,ビジネスで天才的だと思った。

ただ,前著のインパクトが強く,今回は具体的なものということで,具体的に自分に取り込められそうなところが少なくて,総合的には普通の評価となってしまった。

インターネットではあまり細かい情報がないので,与沢翼がアパレル企業で倒産後どのようにネットビジネスで復活したかを知りたい人は本書を読むしかないと思う。

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