書評☆3: 時給800円のフリーターが3年で年収1億円に変わる起業術 | 起業方法や財務について書いてあるだけの本

概要

  • 書名: 時給800円のフリーターが3年で年収1億円に変わる起業術
  • 副題:
  • 著者: 松田 元
  • ISBN: 9784845424108
  • 出版: 2017-11-01
  • 読了: 2020-07-06 Mon
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/09/

評価

起業やお金儲けについて調べていて読んだ一冊だ。

「時給800円のフリーターが3年で年収1000万円に変わる仕事術」の続編となっている。今回は起業を扱った本となっている。

冒頭で書かれている通り,これをすれば絶対に儲かるという方法はなく,それを踏まえた内容になっている。

具体的には,起業に必要な手順と財務について書かれてあった。肝心のビジネスプランなどについてはほぼ書かれていない。

財務に関しての内容がメインの本だった。

正直,題名と内容が合っていない。具体的にビジネスプランのある人が,具体的に起業する上での手順や財務をどう考えていけばいいのかの参考になる本だと思った。

単に起業に興味がある程度の人が読んでもあまり参考にならない。一番肝心のビジネスプランについて書かれている本をあたったほうが良いと思う。

結論

題名が刺激的で期待したのだが,完全に題名負けしている本だった。

財務周りについてあれこれ書かれており,ビジネスプランについてはほぼない。ビジネスプランは別で学ぶ必要がある。

加えて,この本のとおりにやっても,まあ著者はうまくいったというだけだろう。そういう意味で,この本が役に立つ人というのは限られており,起業本としてはいまいちだった。

書評☆3: 「ひとり会社」の起こし方・育て方 | 「捨てる」ことに「始まり」がある

概要

  • 書名: 「ひとり会社」の起こし方・育て方
  • 副題: 1400人を成功に導いた起業塾のカリスマが教える!
  • 著者: 波多野 卓司
  • ISBN: 9784827210743
  • 出版: 2017-08-25
  • 読了: 2020-06-28 Sun
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/07/02/

評価

書名通りひとり会社の起業方法について書かれていた。

書名を見る限り,「ひとり会社」というところにフォーカスがあたっているように感じていたが,中身はひとり会社に限定されない汎用的な中小規模の起業方法になっていたように感じる。

自分の中に眠っている,やりたいこと好きなことを大事にし,それをうまく起業につなげる方法を解説していた。

具体的なことはそこまで書いていなかったのだが,重要な点はいろいろ散りばめられていた。

特に感じたのは,与沢翼の「ブチ抜く力」と同じく,一つのことをやり抜くという要素が強かったところだ。

やはり,しっかり考えて継続してやり抜くことが大事なんだと感じた。

引用

p. 62: 01 「捨てる」ことに「始まり」がある

捨てた結果として、「何がやってきて、何が降りかかろう」とも、子細に見つめれば、厳密には「等しい価値」の何かが、そこで交換されています。まったく、ごまかしがききません (経済的な交換に限って言っているのではありません)。では、捨てれば、それでかならず、あなたは「何かを得られる」のか? はい、そのようです。

保存則について書かれており,興味深かった。

p. 69: 03 あなたは誰と生きていきたいか?

あなたの「こんな商品・サービスを提供したい」という思いと、その誰かの「こんな商品・サービスがほしい」という思いがズレていなければ、交換は成立します。訊けばズレません。訊かなければズレていきます。

顧客のニーズの調査の重要性が書かれていた。そのとおりなのだが,具体的にどう調査するのかというのはけっこう難しい。

p. 84: 06 100回描けば、姿は見えてくる

ビジネスプランを100回作り直せば,事業化できるという経験則について語られていた。少しずつ改善を加えて粘り強く取り組めば,なんとなるという話だった。

結論

起業する上での心構えやポイントが書かれていた。

200ページ程度の薄い本ではあるので,具体的なところまでは書かれていないのはしかたがない。

一人でやってもなかなか難しいので,やはりこういう起業志望家のグループに参加していろいろ取り組むのが大事なのかなと感じた。

書評☆3: 俺流amazonの作り方 | 古すぎて書籍の大半の有用性は疑問だが,ASINとISBNの関係は今でも有用

概要

  • 書名: 俺流amazonの作り方
  • 副題: Amazon Webサービス最新活用テクニック
  • 著者: 水野 貴明
  • ISBN: 9784756146755
  • 出版: 2006-03-21
  • 読了: 2020-06-16 Tue
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/06/25/

評価

以前読んだ「アフィリエイターのための Web APIプログラミング入門」で参考文献として引用されており興味を持って読んだ。

書名通り,Amazon Webサービス (PA-API) を活用したWebサイトを構築するために必要な,APIの活用方法を全編を通して解説している。

出版年が2006年と古く,Amazon ECS (Amazon E-Commerce Service) という商品情報にアクセスするWebサービスを使っている。ECSは今ではEC2 Container Serviceの略称で通っており,今でも当時のECSが使えるかどうかわからない。そして,具体的なデータアクセスにはPerlのサンプルコードでXML経由で解説しており,時代を感じさせる。

当時は有益だったかもしれないが,今となってはAmazon側の仕様が大きく変わっている可能性があるので,有用性はいまいちだった。

引用

p.80-86: 特定の商品を調べるには

本書で唯一参考になったと思うのが,こちらの内容だ。こちらでは,Amazonが内部の商品情報の管理に使っているASINと,ISBN,JANコードについて解説しており,仕組みがよくわかった。

p. 250: ECSで何を作ったらいいのか

こちらは本書の締めくくりとして,ECSの活用方法について解説していた。コツとしては以下の3点を挙げていた。

  1. ECSの情報と他の情報を組み合わせる
  2. 特定の利用者にターゲットを絞る
  3. 情報を加工して表示する

特に2番目の特定の利用者にターゲットを絞るというのがわかりやすくて簡単かもしれないと思った。

結論

Amazon Webサービスを活用して自前のWebサービスを開発する際に必要なAPIの活用方法を解説した本だった。

残念ながら,情報が古すぎて活用しにくいことと,そもそもAmazon PA-API自体が今となっては利用条件がやや厳しく使いにくくなってしまったことが,本書の有用性を下げている。

その中では,ASINとISBNに関する情報が参考になった。過去の歴史資料扱いになるだろう。惜しい本だった。

書評☆3: 作って覚えるPHP+MySQLアプリケーション | Smarty+PEAR::Authを駆使したフレームワークに依存しない昔ながらのPHP開発

概要

  • 書名: 作って覚えるPHP+MySQLアプリケーション
  • 副題: ブログ、ショッピングサイトからマッシュアップまで
  • 著者: 藤本 壱
  • ISBN: 9784883376063
  • 出版: 2008-07-03
  • 読了: 2020-06-21 Sat
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/06/23/

評価

PHPを使ったWeb APIを用いたマッシュアップ開発について調べていて読んだ一冊だ。

PHPの初級本を読み終わった初級者が中級者になるための学習者に感じた。内容は大きく3部になっていた。

  1. PHPでのDBアクセス
  2. Smartyの使い方
  3. 実技 (ミニブログ,ショッピングサイト,グルメブログのマッシュアップ)

実サービスの開発で必要なPHPでのDBアクセス,Smartyを用いたロジックと見た目の分離,PEAR::Authを使った認証機能,インストーラースクリプトなど,一通り必要なことが書いてあった。

出版日が2008年と古く,PDOを使ったDB接続でないのが残念だが,フレームワークを使わないPHPの開発方法として,ページ数も250ページ程度と薄く,コンパクトにまとまっていた。

フレームワークを使うと,フレームワークのバージョンアップに付いていくのが難しいという問題があるので,いっそのことフレームワークを使わないのもありに感じている。

ただ,全てを自前で実装するのは時間がかかるので,SmartyやPEARのライブラリーを駆使した開発方法は参考になった。

結論

フレームワークを使わないPHPによるWebサービスの開発方法が書かれている。初級者から中級者になるのにちょうどよい本に感じた。

出版年が古いものの,DBアクセス以外は今でも流用できそうなので,フレームワークに依存しない昔ながらのPHP開発手法の勉強に良いと思った。

書評☆3: 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! | 英語が話せるようになるためのたった2個の方法

概要

  • 書名: 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
  • 副題:
  • 著者: スティーブ・ソレイシィ and 大橋 弘裕
  • 出版: 2017-08-01
  • 読了: 2020-05-05 Tue
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/05/07/

評価

過去に,同じ著者の「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を呼んでおり,こちらの本がわかりやすかったので,同じシリーズと思われる本書にも興味を持って読んだ。

主著者のスティーブ・ソレイシィは過去に「英会話ペラペラビジネス100
」など,英会話に関する著書を多数出版しており,何冊か読んだことがある。

本書では過去にスティーブ・ソレイシィが書いてきた内容を再び対話形式でまとめ直した内容となっていた。スティーブの書籍を過去に読んだことがある人にとっては,同じような内容の焼き直しでそこまで目新しいことはなかった。ただ,対話形式で書かれていたので読みやすかった。

過去の書籍同様,英語の汎用表現にポイントを絞った解説をしており,過去にスティーブの書籍を読んだことがない人にとっては新鮮で良い本だと感じるだろう。

引用

p. 14: やるべきことは2つ。

「そしたらね、やるべきことは2つ。この2つをやれば、単語をたくさん覚えたり、ハードな勉強をしたりしなくても、必ず話せるようになるよ。旅行はもちろん、仕事でもね。」

冒頭のプロローグでスティーブが英語を話せるようになるたった2の方法を紹介していた。その方法とは,以下だ。

  1. オンライン英会話の活用
  2. スピーキングテストの受験

英会話をマスターするには,当然ながら英会話を実践する必要がある。それで1を挙げていた。そして,英会話力を客観的に評価するために,スピーキングテストを受ける。スピーキングテストを受けなければ,自分でなんとなく話せる気がなったするだけで,客観的に話せるようになったとはみなせないからだ。

個人的にはこの2の方法については,過去の本で書かれておらず,なるほどと思った。

結論

英会話をできるようになるには,当然ながら英会話を実践する必要がある。

漠然と英語が話せればいいとは思うが,では話せるようになったとしてどこで使うのかという問題がある。よくよく考えれば,日本に済んでいる間は英語を話せなくても特に困らない。世界を舞台に活躍したい人に必要なくらいだろう。

書籍は読みやすかったが,これを読んで英会話のモチベーションが自分にはないことを再確認した。英文を読み書きさえできれば,十分ではないだろうかな。

書評☆3: ポケット詳解 WebAPI辞典 | Web APIの使用方法だけをひたすら列挙した本

概要

  • 書名: ポケット詳解 WebAPI辞典
  • 副題:
  • 著者: 3Dogs
  • 出版: 2012-04-06
  • 読了: 2020-04-10 Fri
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/04/21/

評価

Web APIの調査中に読んだ一冊だ。

書名通り,Web APIの辞典となっている。取り扱っているWeb APIは表紙に7大 Web API対応と書かれている以下の7のAPIだ。

  1. Google API (検索,地図,フィード,チャート)
  2. Amazon API
  3. Twitter API
  4. mixi API
  5. Facebook API
  6. YouTube API
  7. Flickr API

APIごとに各機能の使用方法を簡単なサンプルと共にひたすら列挙している。

Google APIだけJavaScriptで,他は全てPHPでのサンプルだったと思う。

本当にひたすらAPIの使用方法だけを列挙されており,無味乾燥で面白みはなかった。最初の数十ページだけながめて後はパラパラと流し読んで終わった。

ある程度自分でAPIを使ってやりたいことがわかっていて,APIの使い方だけ知りたい人向けの本だと思った。

もう少し発展的な内容などがあればよかった。

結論

書名通り,Web APIの使用方法の辞典だった。

Web APIごとの使用方法の網羅性はそれなりに高いと思ったが,ただひたすらにAPIの使用方法を列挙しているだけで面白みに欠ける本だった。

書評☆3: 情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 | ソフトウェア開発者のための市場・製品・キャリア選択

概要

  • 書名: 情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方
  • 副題:
  • 著者: Fowler, Chad
  • 出版: 2010-02-25
  • 読了: 2020-04-07 Tue
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/04/19/

評価

「偉大な開発者も昔は普通の人と同じように,悶々とした日々を送っていた」というこの本の触れ込みをどこかで見かけ,前から興味を持っていて読んだ。

元々アルトサックス奏者のミュージシャンだった異例の経歴の著者による,ソフトウェア開発者の生き方について書かれている本だ。

著者の大企業での勤務経験も踏まえ,ソフトウェア開発者としてのキャリアを成功するためのコツを解説している。

マーケティングの側面を重点的に取り扱っていた。キャリア選択としての,市場の選択,製品の選択,自己研鑽など。いわれてみれば当然のようなことが書かれていた。

言うのは簡単だが,やるのは難しい内容が多かった。

前評判で普通の人だったという話に興味を持ったのだが,残念ながら著者は普通の人ではなかった。そうでなければMicrosoftに買収されるような企業にはいないし,多くの重要なポジションに就くことすらできていないだろう。

そういう意味で,数多くの自己啓発本と同じようにそこまで自分には響かなかった。

引用

p. 12: 4 一番の下手くそでいよう

  1. 自分自身にとって「一番下手くそになる」状況を見つけよう。

積極的に活動している開発者コミュニティが近くになければ、インターネットを利用しよう。君から見て高く評価できて、自分の目指している「次の段階」の開発者たちがいるオープンソースプロジェクトを選ぶ。そのプロジェクトのTO-DOリストやメーリングリストのアーカイブを調べ、何らかの機能やメジャーなバグフィックスを選び出し、コーディングに励もう。


そうしているうちに、やがてプロジェクトチームの信頼されるメンバーになっていることに気付くだろう。

「一番の下手くそになる」(Be the Worst) という有名な格言の出典に辿り着いた。

自分より優秀な人間に囲まれていると,勝手に自分のレベルも上がるという話だった。

言葉だけどこかで知っていたのだが,自分の身の回りでは難しいと感じていた。今すぐ始めよう!の節で,具体的な手順が書かれており,身近にそういうグループがなければ,自分からそういう開発者コミュニティに入っていって無理やり一番下手くそな状況を作ればいいという話だった。

自ら一番下手くその環境に見を投じるというのはなかなかストレスがかかるのだが,なるほどと思った。

p. 43: 12 ビジネスの仕組みを学ぶ

1 ビジネスの基本に関する本を1冊手に入れ、最後まで読み遠そう。良い概説本を見つけるコツは、MBA (経営学修士) 死亡者向けの本を探すことだ。実用的で適度に短い参考書として、『The Ten-Day MBA』 [Sil99] を紹介しておく (*1] [邦訳] 渡会圭子・曽根原美保 訳『10日で学ぶMBA』ソフトバンククリエイティブ)。この本はタイトル通り10日で読める。それほど大きな投資じゃないだろう。

社会人としてビジネスの基本については知ったほうがいいだろうとは思っていたが,なかなかきっかけがなく後回しにしていた。今回,ここで良さそうな本を紹介していたので,この本を読んで勉強してみたい。

結論

ソフトウェア開発者のキャリア成功のコツが書かれていた。よくある自己啓発本的な側面も多く,自分が思っていたより,普通の人ではなかったので,残念ながらいまいち自分には響かなかった。

ただ,引用した2の箇所,特に「10日で学ぶMBA」を知れたのは大きかった。

160ページ程度と文量はそこまで多くはない。いろんなところで引用される本なので,教養として読む感じだろう。

書評☆3: 個人開発のための Webサービス公開マニュアル | Webサービスの公開だけに特化したLaravel, Rails, Nuxt.jsのHeroku, AWS, GCPへのデプロイ手順書

概要

  • 書名: 個人開発のための Webサービス公開マニュアル
  • 副題: 開発したあと何をしたらいいのかわからない人へ
  • 著者: 難破 聖一
  • 出版: 2020-01-01
  • 読了: 2020-04-05 Sat
  • 評価: ☆3
  • URL: book.senooken.jp/post/2020/04/14/

評価

Webサービスを個人開発した後の話を解説している。

具体的には,以下2点を解説した本だった。

  1. デプロイ: Heroku, AWS, GCPを使ったアプリケーションのデプロイ,Circle CIによるCI
  2. リリース: Google Analytics, Search Console, Google Adsense, Cloudflare, Mackerel

だいたい2章のデプロイが書籍の1/2程度を占めており,残りの1/3を3章のリリース,その他という構成だった。

このデプロイが,Laravel, Ruby on Rails, Nuxt.jsの3のWebフレームワークごとに行っており,3×3の解説があったため文量の肥大化の原因だった。

ここは説明過多に感じた。どれも基本は似たような構成なのだから。フレームワークごとに1個のPaaSの解説で十分だったと感じた。

ここに興味があれば,読む価値はあるかもしれないが,個人開発できるくらいならばそれぞれのPaaSのマニュアルを見ながら自分でできるのではないかとも思った。

その他に,リリースや運用の話もあるのだが,ツールの使い方などあまり込み入った話はなく,浅く表面的な話が多い印象であまり参考にならなかった。

肝心の開発者の失敗談も,失敗した事例の話だけでうまくいった事例がなく,気持ちが下がって読み終わってしまった。

引用

第3章のGoogle AnalyticsとGoogle Adsenseのプライバシーポリシーへの記述追加が参考になった。

プライバシーポリシーにこれらを記述しているサイトを見かけてはいたが,必要だというのを初めて知った。ただ,必要だという根拠が示されていなかったのは残念だった。自分でどこかで調べようと思った。

結論

気を引くような書名であり,興味があったのだが,内容がほとんどPaaSへのデプロイ手順書となっており,やや期待はずれだった。

肝心のリリース後の運用についても当たり障りないことが書いてある感じで,例えばGoogle Analyticsの分析結果を受けて,具体的にどうすればいいのか?分析結果の具体的な活用方法がなく,知ったところであまり意味がなく感じた。

PaaSへのデプロイ手順がわからなければ,公式マニュアルなどを参照するしかないだろうし,全体として中途半端な本に感じてしまった。

書名通りあくまでWebサービスの公開だけに特化したデプロイ手順のマニュアルであり,過信は禁物に感じた。

書評☆3: プログラマのためのDocker教科書 | コマンドを解説した教科書的な普通の内容

概要

  • 書名: プログラマのためのDocker教科書
  • 副題: インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化
  • 著者: WINGSプロジェクト阿佐志保
  • 出版: 2015-11-19
  • 読了: 2020-03-28 Sat
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/04/12/

評価

コンテナー仮想技術でよくきくDockerに興味を持って読んだ。

書名に「教科書」とある通り,教科書的な内容だった。

内容は大きく4部構成だった。

  1. インフラやDockerの基礎知識
  2. Dockerのインストールと基本コマンド
  3. Dockerファイルやイメージの共有
  4. Dockerによる運用

全体として,Dockerのコマンドを解説しており,そこが教科書的なイメージを強く感じた理由だ。

後半はDockerを使った運用についても書いてあったが,あまりイメージできなかった。

結論

書名通りDockerのコマンドを解説している教科書的な本だった。

Dockerの典型的な例のDockerファイルを提供しているパッケージの利用などがあまりなく,イメージしにくかった。

内容は悪くないが,自分に合わなかったので別の本をあたりたいと思った。

書評☆3: 奥さまはCEO | ITベンチャー企業でのリアリティ高めの日常物語

概要

  • 書名: 奥さまはCEO
  • 副題:
  • 著者: 鎌田 和彦
  • 出版: 2013-04-02
  • 読了: 2020-03-23 Mon
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2020/04/09/

評価

サイバーエージェント社の社長の藤田 普が絶賛しているとの評判をきき,前々から興味があったので読んだ。

人材派遣大手のインテリジェンス社の創業者であり,ベンチャーの経験のある著者により書かれた小説となっている。

内容は,女性のCEOの水田 聡美が率いるITベンチャー企業のクラウド・コネクト社に新卒で入社した鴨志田 正治の2名を中心に,ITベンチャー企業で日常を舞台にした物語となっている。

人材争奪戦やM&A,株主とのやり取り,最後は2名の恋愛模様と後半に行くにつれて内容の展開がよく,すいすい読み進められた。

内容はリアリティの高いものが多く,イメージしやすかった。

人称が正治と聡美とでいきなり交互する場面があり,少々読みにくいところがあった。

書名から恋愛物語になるのかと思ったが,前半部分では一切想定できず,後半あたりから無理やり取ってつけたように感じてしまった。

物語自体も,二人がくっついたところで終わっており,読む前はくっついた後の話がメインかと思っていたので,少々予想外れだった。

結論

全体としてはリアリティ高めの小説だった。

藤田 普の絶賛や,レビューの評価が高かったので気になっていただが,少々過大評価に感じた。

そもそも起業家がなぜこんな本を書いたのかなど,謎が多く残る本だった。