書評☆3: 自分ブランドで稼ぎなさい – Amazon中国輸入の教科書 | 肝心の自分ブランドの説明が少なく再現性は低い

概要

  • 書名: 自分ブランドで稼ぎなさい – Amazon中国輸入の教科書
  • 副題:
  • 著者: 根宜, 正貴
  • ISBN: 9784863674363
  • 出版: 2018-07-20
  • 読了: 2021-12-07 Tue
  • 評価: ☆3
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2021/12/07/

評価

物販ビジネスの調査で読んだ一冊となる。

Amazon中国輸入ビジネスの解説書だった。

170ページほどの書籍の大部分は輸入ビジネス全般の説明であり、本書の最大の特徴であるOEMによる自分ブランドの説明は25ページほどだった。

共通部分は、モノレートやあまログでAmazonの売れ行き商品をリサーチして、中国のアリババで仕入れてFBAで販売するというものだった。

肝心の自分ブランドの説明は、素材、ロゴ、タグ、色、ネーミングを変えればOEMで自社ブランドを簡単に作れるらしい。現地の工場の密集地帯に行って、交渉すればできるらしい。

しかし、OEMを作ろうとすると、最低ロットなどがでてくるので、ある程度の資金が必要になると感じるが、そのあたりについて一切記載がなかった。

全体的に内容が表面的な部分が多く、これを読んで特にOEMを発注・販売するのは無謀に感じた。

結論

Amazon輸入ビジネスの方法については、ネット上や他の本にも書いてあるものの、手短にまとまっており、初心者からすると悪くはなかった。

しかし、本書の肝心の肝となる自分ブランドのところの内容が表面的でいまいちだった。

全体の評価としては普通か普通よりやや劣るといった印象を持った。

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