概要
- 書名: ブチ抜く力
- 副題:
- 著者: 与沢 翼
- 出版: 2019-03-10
- 読了: 2020-03-19 Thu
- 評価: ☆4
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/04/05/
評価
ネットニュースで与沢 翼のことをときどき見聞きしていた。以前は胡散臭い人だなと思っていた。
ここ何年かで会社が破産したときき,自分も終わったと思ったのだが,その後復活してダイエットにも成功したときいて興味を持って本書を読んだ。
本書では彼がこれまでやってきた考え方を解説している。
内容は大きく3部に分かれていた。
- ぶち抜くという考え方
- 投資での考え方
- ダイエットの考え方
自分が信じた一つのことを徹底的にやり遂げたり,他の全員の想像以上の成果を挙げることで,上の世界にのし上がることができる。数年前に悪目立ちしていたのも,いい意味でも悪い意味でも目立つことが重要という考えからきていたらしい。
社会人6年目だが,自分が見聞きする成功している人を思い返すとたしかに一つのことで他者より抜きん出ていたり,目立っていたりする人が多かった。
もっとも,一つのことを徹底的にやり抜いたり,他人の想像を超えること自体が難しいのだが…考え方はたしかにそうだなと思った。
また投資での事例があった。そこの話でしっかり勉強してやっているんだと思った。投資家として20代のころから10年以上やってきているのだから,当然といえば当然なのだが。そこからくる自信を文面から感じた。
普通の人はそこに踏み出して勉強するということがなかなかできない。そんなことをするならば自分の仕事の勉強をしたりするから。
お金をたくさん稼いで,お金を稼ぐことを第一に考えて,その後で他のことをやればいいというのもそうなのかもしれない。
思っていたより,まっとうなこと,正論が書かれていて,自分の胸に刺さり,心が揺さぶられた。
引用
p. 83: 与沢翼の父
私の父はスタンフォード大学のMBAを取得し、あなたもご存じの日本の財閥系の上場企業の役員を務めた後、今はその財閥グループの子会社社長になり、先日NHKにも出演していました。
成功している人はその親も成功していることが多いのだが,与沢翼も元々そういう素質がある人間だったようだ。
結論
一つのことを短時間で徹底的にやり抜いて,全員の想像を超える成果を挙げて,一つ上の世界にのし上がる。
これまでのいろいろな取り組みや勉強からくる自信が感じられる内容で,なんだか悔しいがこちらの想像を超える内容だった。
書かれていることももっともらしいことが書かれていた。
ただ,いうのは簡単でも,やるのは難しい。
意識を高めるのには役立つが,結局具体的なことは自分で考えてやらないといけない。
なかなか…
コメント
[…] 先日読んだばかりの「ブチ抜く力」と重なる部分があり,自分の中で腑に落ちる部分があった。 […]
[…] 1月から自宅にこもって,貯金を削りながら本を読んだり勉強したりのんびり過ごしていた。その中で,お金を稼ぐということが特に重要に感じた。きっかけは,書評でも書いた与沢 翼のブチ抜く力だ。 […]
[…] 特に感じたのは,与沢翼の「ブチ抜く力」と同じく,一つのことをやり抜くという要素が強かったところだ。 […]
[…] […]
[…] 過去に読んだ「ブチ抜く力」が予想以上に素晴らしい内容で,著者の与沢翼に興味を持ち,彼の書籍を全て読み漁り始めた最初の本だ。 […]
[…] 「ブチ抜く力」で興味をもった与沢翼について調査中に読んだ1冊だ。 […]
[…] 「ブチ抜く力」で興味をもった与沢翼の調査中に読んだ一冊だ。 […]