書評☆1 普通の女子がフリーランスで年収1000万円稼ぐ本 | 経験だけを書いた自叙伝

概要

  • 書名: 普通の女子がフリーランスで年収1000万円稼ぐ本
  • 副題: 「好き」を「お金」に変える夢のワクワク・ライフ
  • 著者: 鈴木 絢子
  • 出版日: 2017-11-30
  • 読了日: 2019-10-09 Wed
  • 評価: ☆1
  • URL: https://book.senooken.jp/post/2019/11/27/

評価

20代でフリーの美容家,30代でフリーランス1000人超過が所属するエージェンシーを設立した著者によるフリーランスのコツが書かれている。

内容が自身の経験が元になっており,どちらかというと自叙伝に近い内容になっているように感じた。

ただし,具体的なことがほとんど書かれておらず,本書を読んで何か有益な情報を得られなかった。

読まなくてもよかったと感じる本だった。

結論

普通の女子でも1000万円稼げる内容かなと思い,期待していた。しかし,具体的なことがほとんどなく,この本を読んでも実際の行動につなげるのが難しく感じた。

180ページと薄い本なので,さらっと読み終わってしまった。読んでも読まくても何も影響がないように感じるいまいち本だった。

書評☆1 サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい | 大企業中年勝ち組会社員向け個人M&A紹介本

概要

  • 書名: サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい
  • 副題: 人生100年時代の個人M&A入門
  • 著者: 三戸 政和
  • 出版日: 2018-04-19
  • 読了日: 2019-09-24 Tue
  • 評価: ☆1
  • パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/11/18/

評価

書名に惹かれて図書館で借りて読んだ。

内容は大まかに以下の3部構成だった。

  1. 起業・飲食店経営の失敗事例の紹介
  2. 中小企業のこけおろし・大企業社員の煽動
  3. M&Aの解説

まず最初の部で起業がいかに難しいか,飲食店経営の難しさを問いていた。

その次の部で,会社を買収するという話に絡めて,中小企業が大企業に比べていかに前近代的であり,大企業の会社員がいかに優秀であるかという内容が書いてあった。大企業会社員を煽動しているように感じた。

そして最後の4-5章でどういう会社を買収するのか,買収してどうするのかということがさらっと書いてあった。

どうやって300万円で会社を買うのかというところに興味があったのだけれど,具体的に300万円で会社を購入する話は一切なかった。

代わりに,5億円の会社の購入方法として,50:50で共同出資の買収話を持ちかけ,報酬として5年間で10 %ずつ株式の形で譲ってもらうという方法が書かれていた。

それくらいで,あまり現実的なイメージを持てなかった。肝心の買収の話は第5章の30ページくらいにしか書いていない。

正直序盤の100ページ程度は読んで意味なかったので,もっと買収の話を読みたかった。

また,書名にサラリーマンとあるが,ここで想定しているサラリーマンは大企業勤務の30-40代のいわゆる勝ち組会社員を念頭においており,世の中の大半のそれ以外の人のことは考えていないように感じた。

肝心の会社の買収だが,「M&A 案件」で検索すると数は多くないものの会社のウリの案件情報がインターネットで見れるらしい。具体的には,例えばストライクが運営するSMARTというサイトで探せるらしい。

結論

大企業会社員向けに中小企業買収を斡旋するような内容の本だった。

内容が思っていた以上に薄くて表面的で,はっきりいって参考にならなかった。書名にあるサラリーマンが300万円で会社を買えるだなんてとても実現不可能と感じるような内容だった。著者の想定読者から外れていたのも原因があるかもしれない。

Amazon.co.jpでもレビューが180件以上もついており若干期待していたのだが,期待はずれだった。

もう少し具体的で第三者が再現できるような内容のものを書いてほしかった。

「はじめに」でこの本の出版の経緯が書かれている。

本書は、講談社が運営するネットメディア「現代ビジネス」で公開した「60過ぎたら、退職金で会社を書いなさい」「世の中には500万円で買える会社がこんなにあった!」と題する一連の記事が、500万PVを超えるという大反響を受け、さらに深掘りした内容を説明するために発刊されることになりました。

ここにあるとおり,ネット上の記事がバズったので,それに乗じて一般論でページ数を稼いで無理やり書籍にしたのだろう。

正直,ネットの記事で十分だった。全然深堀りできておらず,わざわざ本にする意味がなかった。

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書評☆1 マストドン・500文字劇場 | Mastodon上での投稿を100個束ねたショートショート集

概要

著者のMastodonのアカウントから,Mastodonブームが始まった2017-04-18直後から2017-06-01まで投稿してきたショートショート100話がまとめられた本となっている。

Mastodonはデフォルトで500文字の文字数制限があり,1話あたり500文字程度の短い話の寄せ集めとなっている。

BCCKSというサービスを使って,出版されたようで,内表紙にその情報が書かれている。肝心のURLはを開いても,非公開ページとなっており,Webから見ることはできなかった。

マストドンの文献を集めており,マストドンのキーワードでヒットしたため,読んだ。Mastodonのアカウント上での,投稿内容の寄せ集めである都合,Mastodonの話題もわずかに書かれている。しかし,書籍の大部分は著者のショートショートであり,Mastodonの話題はほぼないと思っていい。

Mastodonに関して何か有益な情報が得られるかと期待して最後まで読んだが,結局何も有益な情報は得られなかった。500文字程度では,ちゃんとした面白い内容の話を書くのは難しい。

150円のお金を払って,100話もつまらない小話に付き合わされて,損した気分になってしまった。

奥付けの出版日が2017-04-18となっているが,収録されている100話目の日付は2017-06-01となっている。Kindleの出版体系が不明だが,日付の対応が取れていなくて不思議に思った。

結論

Mastodon上で投稿した内容をまとめて本として出版するという面白い試みだった。

ただし,こちらはMastodonに関して何かしら情報を得るために読んだのだが,その目的では全く役に立たなかった。

あくまで,著者による1話500文字程度の創作小話の寄せ集めに過ぎない。著者のファンであれば読む価値はあると思うが,そうでなければ時間の無駄に終わると思う。

そもそも,500文字程度で人に面白いと思わせるのは無謀だろう。娯楽として消費したいなら,星新一のショートショートであったり,俳句や短歌,4コマ漫画のような既に確立されて評価の固まっている媒体を使うことを強く薦める。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2019/09/09/


マストドン・500文字劇場: スーパーショートショート集 (RasenWorks)